JA Fresh Market - Fm yokohama 84.7

名水の里で豆腐作り(7月16日放送)

今週は、愛川町を訪ね、豆腐作りを体験レポート

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日本人の食生活には欠かせない豆腐ですが、
その原料となる大豆の国内自給率はどのくらいかご存知ですか?
なんと わずか5%なんだそうです。
そんな貴重な国産大豆のなかでも、近年注目されている「津久井在来大豆」を使って
JA県央愛川加工グループのみなさんに、豆腐作りを教えていただきます。

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女性部のみなさんが、実際に育てた津久井在来

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津久井在来は、昭和52年に旧相模湖町千木良地域から収集した系統を
今の県農業技術センターで選抜・検定を行った系統品種です。
津久井地域では、煮豆や味噌加工などが古くから郷土色の素材として
地域に根ざし栽培されてきました。

成分量は、普通の大豆と比べタンパク質が低く、全糖が高いため加工品の食味がよく
色がきれいな味噌ができます。豆腐はコクがあります。

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【豆腐の作り方】

① 豆を一晩水につける 
②ミキサーで大豆をつぶす
③ つぶした汁を煮る
④豆乳を絞る

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こちらは津久井在来を絞った豆乳。クセが無く甘くてとても美味しい

⑤豆乳を弱火で煮た後火からおろしニガリを混ぜる
⑥型に流す
⑦重しを載せ、脱水            
⑧水にさらし余分なニガリをとってできあがり

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中でも④と⑤のタイミングがポイント
女性部のみなさんも、はじめは失敗を繰り返し
感覚をつかむまで苦労されたとのこと

そして美しい豆腐が完成

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やはり津久井在来特有の甘さとコクがある贅沢な味

豆乳を搾ったオカラを使ってコロッケを作っていただきました。

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女性の手で絞ったオカラは、しっとりとしていてコロッケとも相性抜群
ジャガイモ、玉ねぎ、ひき肉に加えて、とってもヘルシーなコロッケのできあがり

こちらは白和え、磨りごまを使わなくてもコクのある美味しさ

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前回は60キロの津久井在来大豆を収穫しましたが
今年はより多くの豆を蒔いたとのこと
豊作が楽しみです。

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JA県央愛川 のホームページは → こちら

来週7月23日は
「みんなで学ぶ”かながわブランド“」(JA中央会)をお送りします。

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