地元レストランやホテルのシェフなどプロも納得!
こだわりの野菜作りで評判の若き生産者を訪ねます。
その方は、「はなまる農園」の石井久喜さん
小田原市東町、美しい季節の花々が並ぶ、お花屋さんの一角に
「はなまる農園」の直売所はあります。
石井さんは、元々フランス料理のシェフを目指し勉強され
その後、母親の経営するフラワーショップ花陶を継ぎ、花苗の生産を始めます。
34歳の時、花から野菜生産に切り替え就農4年目。
畑は二宮町と小田原市内に数ヶ所の遊休農地を借り
強固な根を張った雑草、深く根付いた野生の木が茂る耕地を再開墾しました。
畑の地力・環境を的確に読み取り、最大限に活用することで
農薬を使わない野菜づくりを実践しています。
小田原ならではの蒲鉾の製造過程で作られたものを漁肥として使用
漁肥は土中へ解ける速度が緩やかなので、土が養分を吸収する効率が高くなるとのこと
この日も、はなまる農園には、葉物野菜を中心に
フレッシュな採れたて野菜が並んでいました。美味タスを試食
石井さんの野菜は、少し小ぶりですが、味が濃いのが特徴
珍しい西洋野菜も育てられ「はなまる農園」ブランドの野菜にプロも注目!
地元のレストランや、ホテルなどへ出荷しています。
続いては、石井さんの野菜が存分に味わえる小田原のレストラン「澤亭」を訪ねました。
小田原駅西口から丘を上り、閑静な住宅街の中にまるで個人のお宅のような
落ち着いた雰囲気のレストランがここ「澤亭」です。
地元の旬の食材にこだわった、創作料理が味わえます。
出迎えいただいたのは、「澤亭」支配人の佐藤隆憲さん
小田原市内のファーマーズマーケットで、「はなまる農園」の野菜に出逢い
さっそく、石井さんに連絡、それ以来のお付き合いとのこと
今日は、石井さんの野菜をふんだんに取り入れた料理をいただきました。
写真は「鮎のパリパリ焼き」と「野菜の煮込み」
新鮮な野菜のパワーを感じる見た目にも美しい逸品
特に、澤亭特製、野菜の煮込みは、グリルした野菜に
数種類のビネガーを加え軽く煮込んだという爽やかな美味しさと
野菜の甘みが口の中にひろがります。
地元の生産者とレストランシェフがコラボして生み出される食文化
これからも注目して行きたいと思います。
☆はなまる農園
小田原市東町1-5-13
TEL 0465-34-8701
ブログ→ http://hanamarunouenn.blog54.fc2.com/
☆澤亭
澤亭(さわてい) 神奈川県小田原市城山1-8-33
TEL 0465-34-2828
ホームページ → http://sawatei.com/
JAかながわ西湘 のホームページは → こちら
来週6月11日は
「彩子の農園日記」(JA相模原市)をお送りします。