今週は二宮町を訪ね、里山の保全活動に取り組む、グリーンセイバーを紹介します。
グリーンセイバー資格検定制度は
自然環境・生態系に関する幅広い知識を体系的に身に付け自然環境を守り
豊かな生態系を創出し、自然と調和した社会づくりに貢献できる人を
育てることを目的とした資格検定制度です。
1998年に創設以来、既に、3,000人を越える方々がグリーンセイバーとして
全国各地で活躍しています。
以前、竹林の保全活動に取り組むグリーンセイバーの活動をレポートしましたが
今回は、野草を摘み取ってアウトドアクッキング
春の息吹を感じながら楽しい山ごはんレポートします。
訪れたのは、二宮町の住宅街を抜け、山側に入ったところにある
「竹の里」とよばれるエリア
この場所で里山の環境保全の活動を続けている
「樹木・環境ネットワーク協会」グリーンセイバーのみなさんに
今回は、春の野草摘みを習います。
今日の先生はグリーンセイバーの川端自人さん。
私たちの身近なところに、食べられる野草は生えています。
タンポポや三つ葉、ドクダミ、フキ、タラの芽などの木の芽類..
写真は赤芽槲 (あかめがしわ).
ただ、毒草もありますので、初心者は、知らない野草にはけして手を出さないでください。
色鮮やかな野草を摘み取ったら、天ぷらにしていただきます。
タンポポはなんと花ごと天ぷらに..
摘みたての野草をカラッと揚げると、香ばしい香りが広がり、味も最高!
特に、樹の芽の王様、タラの芽の天ぷらは絶品です。
「樹木・環境ネットワーク協会」グリーンセイバーのみなさんは
現在「みかんプロジェクト」という活動にも力を入れています。
かつて二宮町の特産品だった みかん農家は、高齢化の影響で
園地を維持するのが大変になってきました。
そこで、グリーンセイバーのみなさんが、竹の里の山の上にあるみかんの木を
管理、保全する活動も行っています。
グリーンセイバーの活動など
「樹木・環境ネットワーク協会」について詳しくは→ http://www.shu.or.jp/
JAグループ神奈川のホームページは → こちら
来週5月7日は
「ハイウエイグルメ in 東名」(JA全農かながわ)をお送りします。