今週は平塚市を訪ね、ヤーコンをレポートします。
このヤーコンという野菜ご存知でしょうか?
平塚市では、県立平塚農業高校の生徒さんたちの呼びかけにより
「湘南ヤーコン応援団」が発足し、地元行政や企業も協力して
ヤーコンを湘南平塚の名産品にしようと、普及活動に取り組んでいます。
まず訪れたのは、平塚農業高校OBである宮田敏明さんのヤーコン畑
これが掘りだしたばかりのヤーコン
ヤーコンは南アンデス原産の菊科の多年生草木
食用となる塊根は水分が多く、梨のようにシャキッとした食感と
ほんのりとした甘みを持ち、古代インカでは
果実のように使われていたそうです。
食物の中でもっとも多くのフラクトオリゴ糖を含み
食物繊維、ポリフェノール、カリウムも豊富で
現代の生活習慣病の予防にも大きな効果があるといわれています。
そのヤーコンを使った料理を作ってくれたのが
県立平塚農業高校食品科学研究班の
砂田奈津子さんと植村麻衣さん
ホワイトボードにヤーコンレシピが…
ヤーコン料理の基本は水に浸して灰汁抜きをするのがポイント
こちら完成した「ヤーコンのきんぴら」
甘みのあるヤーコンは、きんぴらにピッタリ!
シャキシャキした食感と、アクセントの唐辛子が食欲を増進!
そして「ヤーコンと大根のマヨネーズ和え」
生のヤーコンはダイコン同様、マヨネーズと相性抜群!
そして、明太子ソースが味のアクセントに!
顧問の伊藤謙二先生と一緒に記念撮影
食品科学研究班では、ヤーコンの普及活動とともに
カレーパンの考案者として知られる
平塚縁のジャーナリストで食の研究家、村井弦斎を研究中とのこと
湘南平塚育ちの優れた食文化をこれからも研究、PRしてください。
湘南ヤーコン応援団主催の「湘南ヤーコンフェア」が
11月23日まで開催されています。会場はひらつか市民プラザ
湘南ヤーコン応援団に所属する地元企業らによる
ヤーコンをつかったさまざまな商品の販売やパネル展示などを行っています。
県立平塚農業高校の生徒さんたちも参加し
新商品「ヤーコン入りドレッシング」を販売するとのこと
ぜひ、「湘南ヤーコンフェア」に訪れてみてはいかがでしょうか?
JA湘南のホームページは → こちら
来週11月27日は「愛川町でダイコンづくし」(JA県央愛川)をお送りします。