こんにちは! 食育レポーターの影山のぞみです。
今日は「お豆のチカラ」と題して、「紅絞り豆」について御紹介しました。
この紅絞り豆(べにしぼりまめ)は虎豆と金時豆の特徴を併せ持った、非常に珍しいお豆で、表面は白インゲン豆と金時豆が混ざり合っている様な色合いで、白地にエンジ色の斑点模様が見られます。
一粒ひとつぶ、色の濃さや斑点の形が違うので、模様を眺めているだけでも楽しいのですよ。
その鮮やかな紅白のまだら模様から、地元ではお祝いの席で食べられていたそうで、見た目が華やかなので、別名「おいらん豆」と呼ばれる事もあります。
そんな紅絞り豆を知っている方は、かなりのお豆好きに間違いありません!
と言うのも、紅絞り豆は北海道で昔から栽培されている北海道在来のインゲン豆なのですが、現在では僅かな生産者のみによって生産されているとても希少なお豆なので、スーパーには売っておらず、お豆の専門店やインターネットで取り扱いがある程度となっています。こう言ったお豆は、生産者自身の高齢化や次世代の生産者の育成にも関係し、なかなか沢山作る事は難しいお豆です。
でも、紅絞り豆は煮豆の最上級品種と言われる虎豆にも負けないくらいの煮豆に適したインゲン豆で、ほっくりとした食感とほんのりとした甘みがあります。
特に、甘煮を作っておく事で、色んな食材や調味料と合わせてアレンジが楽しめますよ。
紅絞り豆を食べて周りにも伝える事で、もっと多くの人に知られるお豆になるといいですね。
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