
こんにちは! 食育レポーターの影山のぞみです。
今日は「お豆のチカラ」と題して、虎豆について御紹介しました。
先月はパンダ豆を御紹介しましたが、今月、ピックアップする虎豆、と聞いて、どんなお豆を想像しますか?虎豆は表面の内3分の2位が真っ白で、お臍の周辺が明るい茶色に色付いていて、エンジ色のまだら模様をしているので、虎柄の様に見える事から、虎豆と名付けられました。
ふっくらとした玉子型をしている虎豆はインゲン豆の一種で、明治時代にアメリカから入ってきたとされています。
暑さに弱く、涼しい気候を好むので、日本では北海道が主な産地です。
5月から6月にかけてのまだ涼しい時期に豆を蒔き、夏に花を咲かせて9月後半から10月にかけて収穫されます。
虎豆はお豆が柔らかく煮えやすいのが特徴で、粘りがあり煮豆には最適です。
黒豆と同じ位の大きさで食べ応えがあり、口に入れるとホクホクとした食感が楽しめますし、クセが無いのでとても食べやすいお豆なのです。
そして、この虎豆は煮物にすると、お豆本来の甘さが引き立ち、特に甘く煮るのには最高の品質と言われ、「煮豆の王様」とも呼ばれているのですよ。
そんな虎豆は、炭水化物やタンパク質はもちろん、食物繊維やビタミンB2等も豊富です。
虎豆はまだ日本では歴史の浅いお豆で、大豆や小豆と比べると知名度は高くないのですが、その美味しさから煮豆の中では群を抜いて「王様」の称号を得るほどになっていますので、虎豆が人気のお豆になる日が、来るかもしれませんね。
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