本日の日本茶クイズは…
『群馬県でお茶は作られて
いない！? Yes or NO？』でした。

答えは、NO！ いいえ、作られて
います。今日は、群馬県のお茶を
ご紹介しました。

お茶の経済的流通のある栽培地と
しての北限は、一般的に新潟県
村上市と茨城県の大子町を結んだ
線付近とされています。そうなる
と、群馬も栽培地に入るはずなの
ですが、これまでなかなか群馬産
のお茶に出会ったことがありませ
んでした。

けれど、そんなレアな群馬のお茶
に、群馬県桐生市をPRする
イベントで出会ったんです！
会場に並んでいたのは、桐生市
梅田町で作られた「梅田茶」です。

実は、梅田町には茶畑があるそう
なんです！ ただ、これまで茶畑や
家の垣根でお茶を育て、自分の家
で飲む分と親戚に配る一年分を
一番茶で作ってきたということで、
一般向けに販売されることはほぼ
なかったんだそうです。桐生市内
の方でも、梅田茶の存在を知ら
ない方が多いのだとか。

＊・＊・＊・＊・＊・＊

梅田茶に携わっているバリュー
フォレストの武井さんに伺った
ところ、現在は、３０軒ほどが
梅田茶生産組合に参加されている
そうです。（皆さん兼業の形だそう）
また、近頃ではお茶を作って飲む
という文化や習慣が変わり、お茶
を作っても捨ててしまうような
事態になっているのだそうです。

でも、このままなくなってしまう
のはもったい！ということで、
組合では２、３年前から一般向け
に販売を開始！さらに、梅田
ふるさとセンターでは、昨年の春
から近くの茶畑で茶摘みと釜炒り
茶づくりの体験会を開催しています。

群馬にお茶があるの？と驚いた
皆さんが、県内外から参加された
そうです。また、茶摘みに参加
した方が「こんなに香りがよくて
おいしいなんて！」と感動し、
梅田茶を使った梅田茶ようかんも
開発されました！（すごいですね）

手のひらサイズでちょうどイイ♪

＊・＊・＊・＊・＊・＊

群馬のお茶初体験となった
茂木さんは…
梅田茶は、後味がさわやかで、
どこか懐かしさを感じる上品で
素朴な味わいに感じたそう。
また、飲んだ後には畳でゴロンと
したくなるようなお茶でもあったそうです♪

そして、梅田茶ようかんは、
白餡なんだけど、黒糖かしら…と
思うほどコクがあり、しっかり
お茶の葉の味わいも感じられて、
食べるほどにお茶が飲みたくなる
味わいだったそうです。

梅田茶とベストマッチな梅田茶ようかん♪

※いただいたのは、桐生市梅田の
割烹旅館 清風園のお茶です。
旅館で出すために 自分の茶畑で
作られているそう。

＊・＊・＊・＊・＊・＊

ご紹介した梅田茶と梅田茶ようか
んは、桐生の駅の売店や観光物産
館などで販売されているそうです。

また、梅田茶生産組合では、今後
梅田茶を減らさないように認知度
を上げていきたいということで、
来春にも茶摘み体験を開催予定
とのことでした。

桐生方面にお出かけの際は、
ぜひ梅田茶をチェックしてみてくださいね。

◆梅田ふるさとセンターのHPはコチラから♪

◆梅田ふるさとセンターのInstagramはコチラから♪


＊・＊・＊・＊・＊・＊

番組では、あなたからのお茶に
まつわるお便りをお待ちしています。
日本茶クイズの出題やお茶の
コレについて知りた～いなど、
ぜひお気軽にお寄せください。
アドレスは
ocha@fmyokohama.jpです。

お便りを送ってくださった方には、
番組ステッカーをプレゼントして
います。あなたからのお便り、
お待ちしておりま～す♪

NIPPON CHA・茶・CHAでは
毎回、小さな学びと
お茶の魅力をお届け中♪

＃日本茶　＃緑茶　＃ティーラバー