本日の日本茶クイズは…
『「よんこん」は、あるお茶の
名前だ!Yes or NO?』でした。
答えは、YES!そうなんです。
ひらがな、もしくはカタカナで
「よんこん」。静岡県の牧之原
エリアでは、蒸し製玉緑茶の
ことを「よんこん」と呼んで
いるそうです。
茂木さんも番組スタッフも、
今年、お茶のイベントで教えて
いただきました。
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その前にまず、蒸し製玉緑茶って
なに?という方もいらっしゃる
かと思います。蒸し製玉緑茶は、
お茶を淹れた時の水色は緑色で
煎茶に近いお茶です。味わいは、
煎茶よりもまろやかでコクがある
と感じることが多いです。
また、製茶していく工程も普通
煎茶とほぼ同じなんですが、
できあがりの茶葉の形状が違って
います。
煎茶って茶葉がピンと伸びて
いますよね?それに対して、蒸し
製玉緑茶は、丸っこくてくるっと
しています。これは、製茶の際に
茶葉をまっすぐにする「精揉」と
いう工程がないからなんです。
蒸し製玉緑茶は、主に九州の佐賀
や長崎で作られていますが、伊豆
でも作られていて「ぐり茶」と
いう愛称で知られています。![]()
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この蒸し製玉緑茶が、「よんこん」
とも呼ばれていることを教えて
くださったのは、静岡県牧之原で
お茶づくりをされている駄農園の
高塚さんです。
高塚さんのおじいさんの代から
蒸し製玉緑茶のことを「よんこん」
と呼んできたそう。名前の由来は
製茶の工程が4つで「よんこう
てい」だから「よんこん」に
なったという説や茶葉の形が
「よ」という字に似ているから
など諸説あるそうです。
高塚さんによんこんを淹れていただくのを待つ茂木さん
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以前は、牧之原でも多くの方が
作っていたそうですが、現在では
少なくなっていると伺いました。
駄農園さんでは今も「よんこん」
を作り続けています。しかも、
多彩な品種のよんこんを作って
いらっしゃるんです。元々、初代
のおじいさんの代には、50種
以上の品種を育てていたそうで、
現在も農薬を使わずに10種類
以上を栽培していらっしゃいます。
今回、そんな駄農園さんの
7種のよんこん飲み比べセットを
取り寄せてみました。![]()
やぶきた、くらさわ、かなや
みどり、おくみどり、おくひかり、
NN27、藤かおり…の中から、
茂木さんが選んだのは、おくみどり。
とてもやさしくてまろやか~で、
「お茶の葉」の味わいをより近く
に感じられるような味わいだった
そうですよ。![]()
皆さんもよんこん=蒸し製玉緑茶
をお試しになってみてくださいね。
ご紹介したよんこんは、駄農園
さんのオンラインショップで
購入することができます。
◆駄農園のオンラインショップはコチラから♪
◆駄農園のHPはコチラから♪
お茶のイベントには発見がいっぱい♪
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