
本日の日本茶クイズは…
「お茶を淹れた時、
表面にホコリのようなものが
浮いているのは上質な証拠!?
Yes or No?」
答えは……
YEEEESSSS!!
そうなんです。
*・*・*・*・*・*
上質なお茶を淹れたとき、
お茶の表面にふわふわと
なにかが浮いているのを
みつけたことはありませんか?
実はあれ、「毛茸(もうじ)」と
呼ばれるもの。若くやわらかい芽や
葉の裏に生えている産毛なんです。
上手に撮れませんでしたが、見えますか?
この毛茸には、害虫から
葉を守ったり水分の蒸発を防ぐ
役割があり、茶畑で、新芽の裏を
観察すると肉眼でも見えるほど。
でも、茶葉が成長し、硬くなるに
つれて消えていくため、もし
毛茸がお茶に浮いていたら、
それは、やわらかい新芽を使った
上等なお茶の証拠なんです!
また、大量生産では、製茶の過程で
毛茸が残りにくいため、
毛茸が浮いているのは、丁寧な
製茶の証しでもあります。
最近は、一番茶を使った水出し
煎茶も増えていて、水出しでも
毛茸が見えることも。
もし、訪問先で、毛茸の浮いた
お茶が出てきたら、大切なお客様
として迎えられている…と考えて
いいと思います。
※ただし、ほこりっぽい環境なら
ただのホコリの可能性も…
ご注意を(笑)アップでみると確かに産毛のようなものが…‼
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そしてもう一つ。
ほうじ茶を淹れたときに
表面に油のような膜が
浮かぶのを見たことありませんか?
実はこれ、お茶の葉に含まれる
脂質なんです。
お茶の葉には4~5%の脂質が
含まれていて、煎茶では
細胞内にあるため出ませんが、
高温で焙じるほうじ茶では
脂質が表面に現れ、
熱湯で淹れることで
油膜が浮かぶのだそう。
これはお茶が持つ自然な成分。
もちろんそのまま飲んでOKです♪
こういうことって、知らないと
もやもやしちゃいますが、
知っているとすっきり!
気持ちよくお茶が楽しめますね~🍵
むしむしする季節も、
おいしいお茶をおともに
こころをほどくひと時、
お過ごしくださいね。以前ご紹介した「抹茶書」の松蘭さんの作品♪
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#日本茶 #緑茶 #ティーラバー