本日の日本茶クイズは…
『ギャバロン茶は、日本で開発
されたお茶⁈ Yes or NO?」
答えは、YES!そうなんです。
ギャバロン茶は、日本で開発
されたお茶です。茶業試験場と
いう国の研究所で、1986年に
農学博士の津志田藤二郎さん
らが、γ-アミノ酪酸(GABA)
を多く含んだ新しいお茶の製造
方法を開発しました。
このギャバロン茶は、ラットを
使った実験で、血圧の上昇を
抑える作用が確認されて注目を
集め、翌1987年頃から作られ
るようになり、ギャバロン茶、
または、ギャバ茶の名前で市販
されるようになりました。
当時、新しいお茶が生まれた
ことがきっかけで若い人たちが
茶農家を継いだり、夢を持って
やれるようになって欲しい、
という想いがあり、特許を取ら
ず、誰もがギャバロン茶を作れ
るようにしたそうです。この
ギャバロン茶は、何かを加えて
作られているお茶ではありませ
ん。摘み取った茶の生葉を酸素
のない、酸素を遮断した状態に
置くことで、γ-アミノ酪酸の
含有量が格段に増えるんだそう
です。つまり、製造方法が少し
だけ異なる緑茶というわけです♪
(現在は烏龍茶もあります)
でも、開発されてから35年以上
経ちますが、いまひとつ知名度
がないと思いませんか?
実は、開発当初香りがいまひと
つだったそう…。そのせいか、
もしくは、時代がそこまで健康
志向ではなかったこともあって
か、あまり広まらなかったん
です。(もったいない!)でも、
今、あらためてギャバロン茶に
注目してみてはどうだろうと
番組で注文してみました!
飲んでみたのは、2種類デス♪
1つは、「葉桐」のプレミアム
GABA(ギャバロン)茶ティー
バッグです。「葉桐」は、静岡
のお茶屋さんで、開発当初から
ギャバロン茶に力を入れてきた
そう。(オンラインショップも
有機のものや粉末タイプなど
沢山の種類があります♪)
いただいてみた茂木さんは…
・一瞬ハーブが入ってるのか
なと感じたんですけど、後味
はさわやかで、番茶のような
感じで飲みやすかった。漢方
茶っぽいと思う方もいるかも
しれない。
もうひとつは、宮崎県・坂本園
のギャバロン茶。こちらは、
半発酵で烏龍茶に仕上げている
もの。農薬・化学肥料を使わず
栽培されていて、GABAは、
茶葉100gあたり151mg含有
です。
こちらを飲んだ茂木さんは…
・優しい味わいのウーロン茶
という味わいで、より飲みやす
く感じました。烏龍茶と言われ
て出されたら気づかないかも…。
ということでしたよ♪
ギャバロン茶、今日初めて
耳にした…という方もいらっ
しゃるかもしれませんね。
気になった方、ぜひ一度お試し
ください。(茂木さんも、お母
さんに薦めてみようかなと
言っていましたよ♪)
◆「葉桐」のギャバロン茶はコチラから♪
◆坂本園(宮崎県)はコチラから♪
(オンラインショップには載って
いないので、気になった方は、
お問い合わせくださいネ)
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