本日の日本茶クイズはコチラ。
”発酵させたレモンを使ったレモンティ
がある？！ Yes or NO？” 　　　
答えはYES！あります。
静岡県牧之原市の紅茶とセットになった
「まきのはら発酵レモンティ」です。
最近、ドライフルーツとセットになった
紅茶を見かけることが増えていますね。
皆さんも見かけたことがあるのではない
でしょうか。

今日ご紹介した「まきのはら発酵レモン
ティ」は、無農薬のレモンをてんさい糖
に3ヶ月漬け、それを乾燥させたドライ
レモンと〈べにふうきの紅茶〉がセット
になった商品です。ドライフルーツと
紅茶を組み合わせたものはありますが、
〈発酵レモン〉をドライにした商品は、
とても珍しいと思います。（しかも、
無農薬！）　こちらの商品には、
ティーバッグとドライレモンが入って
います。

◇楽しみ方は簡単です。
まずは、ティーバッグに熱湯を注ぎ、
紅茶を作ります。２分ほど待ち、ティー
バッグを出したら、そこへドライレモン
を入れます。はい、出来上がりです。
いただいた茂木さんは、「紅茶の甘～い
優しい味わいとレモンの爽やかでフレッ
シュの香りがミックスされて、爽やかな
ティータイムが、一瞬で演出された！」
「全体的にとにかく優しくて上品な
味わい。時間の経過とともに、レモンの
存在感がだんだん増してくるので、
レモンティー好きな方は、長めに漬けて
おいてから飲んでもいいかも…」という
ことでしたネ。

この「牧之原発酵レモンティ」を作った
のは、静岡県牧之原市のマルテイ石神
製茶の石神美保子さんと典子さんの姉妹
です。石神製茶は大正十三年（1924年）
創業のお茶農家さんで、普段は深蒸し茶
用に出荷していらっしゃるそうです。

そんな石神姉妹が茶業に携わるように
なったのは、三年前の2020年のこと
でした。高齢のお父さんにいろいろ
教えてもらう中、べにふうきで紅茶を
作ってみてはどうだろう？と思ったのだ
そう。また、近隣にキウイやみかん、
イチゴなどの果物農家さんたちがいる
のですが、そこでは少しみかけが悪い
だけで、果物が廃棄されてしまう状況が
あり、「もったいない！」と感じていた
のだそう。それらを使いなにかを作れ
ないだろうかと思った石神姉妹は、
ドライフルーツと紅茶を合わせた商品を
考えました。
最初は、ドライの青みかんの紅茶を作り
コンテストに出品してみましたが、
「苦い」と酷評されたそうです。そこで
レモンをてんさい糖に漬け込み発酵させ、
それをドライにしてみたらどうだろう？
と試したところ、苦みが抑えられ香りの
よいレモンティになったんだそうです。

そして石神姉妹は、再び「ふじのくに
山のお茶100選」（静岡県のお茶のコン
テスト）に出品し、見事、2022年の
審査員特別賞に輝きました。（リベンジ
です！）ちなみに妹の典子さんは、長年
料理人として働いていたそうで、ドライ
フルーツのカットも美しいです。

石神製茶では、この他に、牧之原産の
イチゴやキウイ、オレンジ、甘夏などが
いっぱい入った〈フルーツ和紅茶〉も
作っています。果物のカラフルな色で、
パッと見て元気がでる紅茶で、贈り物に
しても喜ばれそうです。

「まきのはら発酵レモンティ」「フルー
ツ和紅茶」が気になった方は、石神製茶
のＢＡＳＥのサイトで購入することが
できます。よかったらのぞいてみてくださいネ。

◆「まきのはら発酵レモンティ」と
「フルーツ和紅茶」はコチラから♪


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