本日の日本茶クイズはコチラ。
”お茶の“花”の香りがするお茶がある⁈”
Yes or NO？　
答えは…YES！ はい、あります。茶工房
比留間園の「さ・ふるーる」です。

比留間園は、1977年に比留間嘉章さん
がお父さんとともに、埼玉県入間市で
創業した茶工房。比留間さんは、これ
までお茶の品評会で農林水産大臣賞を
はじめ、海外のコンクールでもグラン
プリに輝くなど、数々の賞を受賞して
きたお茶づくりの名人です。

そんな比留間園の「さ・ふるーる」は、
生の“茶の花”を使い花の香りをうつした
お茶です。茶の花は、通常9月～11月に
かけ咲きます。（お茶はツバキ科なので
ツバキに似た白い花が咲きます）

なぜ、比留間さんが花のお茶を作って
みようと思ったのか伺ってみたところ…
静岡の天竜に視察に行った時の体験が
きっかけだったそうです。視察先で、
お茶の花がいっぱい咲いていて、その
香りの素晴らしさに驚いたのだとか。
実はそれまで自分がお茶を作っていて
も、あまり茶の花を見たり、香りをかぐ
ことはなかったんだそう。…というのも
通常、茶農家さんは花を咲かせてしまう
と養分がそっちに取られてしまうという
ことで、咲く前に刈ったり、咲いても
落としてしまうものなのですよね。

比留間さんの視察先は、幼木を育てる畑
だったので、たまたま沢山咲いているの
を見ることができたんだそうです。

比留間さんによると、生の花と乾燥させ
た花は香りがまったく異なるそうです。
そのため、比留間園ではお茶を敷き詰め
た上に生の茶の花を敷き、さらにまた
その上にお茶を敷き、その上に花を
敷いて…とサンドイッチにした”層”に
して、重ねることで香りを移している
そうです。（手がかかってます！）

使っているお茶は〈さやまかおり〉と
いう品種茶。このお茶も花のような香り
がするので、ダブルで香る…という特別
なお茶になっています。

さふるーるを飲んでみた茂木さん、
花入りのお茶は初体験ということでした
が…
・乾燥したお茶の花がはいっていて
見ているだけでかわいい♪
・香りも華やかで、飲みやすいお茶で、
なんだかスキップしたくなるような幸せ
な味わい…とのことでした。


ご紹介した「さ・ふるーる」は、茶工房
比留間園のオンラインショップで購入
することができます。おそらく日本で
お茶の花の香りをうつしたお茶はここ
だけかもしれません。めちゃくちゃ手間
がかかっている「さ・ふるーる」気に
なった方、チェックしてみてくださいね。

◆茶工房比留間園のオンラインショップはコチラから♪

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るお便りをお待ちしています。日本茶
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ocha@fmyokohama.jpです。

また、茂木さんの新音楽ユニット
Yuge〻（ゆげ）の「Green Tea」も
ぜひチェックしてくださーい。

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