本日の日本茶クイズはこちら。
「お茶をつかった“お茶染め”なる
ものはない⁈」YES or NO ?
答えは、NOOOOOO!!!
はい、あります。
お茶の葉を使って染めたお茶染め。
草木染めの材料として、お茶を使って
染める方もいらっしゃいますが、
プロフェッショナルなお仕事として、
お茶で染めた商品を作っている方と
いうと、まだまだ珍しいと思います。
今日はそんなお茶染めのブランド、
静岡のお茶染めWashizuをご紹介します。![]()
Washizuは、鷲巣染物店の5代目、
鷲巣恭一郎さんが始めたブランドです。
静岡の特産品であるお茶と伝統的な工芸
「駿河和染」を掛け合わせ、手ぬぐいや
ポーチ、バッグなどを一点一点手作業で
仕上げ、販売しています。元々、染物店
では、半纏やのれんなどを染めていた
そうですが、15年程前に恭一郎さんが
たまたま袋一杯のお茶をもらったこと
からお茶染めを思いつき、試行錯誤を
続けてきたそう。
Washizuでは、製造工程で出る“製品
にならないお茶の葉”を使っています。
(もちろん静岡茶)
温度調節を繊細に行いながら、煮出して
染めるという工程を繰り返して染めて
いくそうですが、すごいのは、使用後
のお茶の葉を発酵させ、肥料にして
循環させているそう!
製品にならないお茶の葉を使った上に
最後は肥料とは、素晴らしいですね。
鷲巣さん、最初は「今さら天然素材で
染めるのなんて古いっ」と言われていた
そうですが、今では一周回って、
評価してもらうことが増えたそうです。
番組では、富士山と茶畑をモチーフに
した手ぬぐいを購入してみました。
デザインが非常にスタイリッシュ!
このデザインはスタッフによるものだ
そうです。色は緑ではありません。
染める工程で鉄を入れることで、
チャコールグレーに染まります。![]()
他に、Washizuでは、ポーチやトート
バッグ、帆布の販売も行っています。
またWashizuでは、服の染め直しも
行っています。気に入ってたけど、
シミをつけてしまったTシャツやシャツ、
ありますよね?…そうした洋服をお茶で
染め直してくれるそう。
なお、工房ではお茶染めを体験できる
ワークショップも開催しています。
Tシャツ制作のワークショップで、柄は
オリジナルのものを作ることができる
そうです。気になった方、体験してみて
はいかがでしょうか?
◆お茶染めWashizuのHPはこちら♪![]()
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さて、番組では、あなたからのお茶に
まつわるお便りを心よりお待ちして
います。日本茶クイズの出題やお茶の
コレについて知りた~い…などぜひ
お気軽にお寄せください。
アドレスはocha@fmyokohama.jp
です。
そして、茂木さんのTwitterも
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