本日の日本茶クイズは…
"岡山で夏に作られる伝統的なお茶がある?!"   YES or NO ？
答えは…YES！はい、あります。
岡山県北東部で作られている美作番茶。

ちなみに「番茶」というのは、地方に
よって、いろいろ指すお茶が違います。
ほうじ茶のことを「番茶」と呼んで
いる地域もあるんです。
それだけに、番茶は種類が豊富で、
なかなか奥深く豊かな世界なんです。

さて、晴れの国と言われ、美味しい果物
の産地の岡山。美作番茶は、そんな岡山
で夏の暑い時期（梅雨明けの7月中旬～
8月のお盆の頃）に作られるお茶です。

一般的な煎茶は、葉を摘んだらすぐに
蒸し、発酵をとめ製茶をしますが、
「天日干し番茶」とも言われる美作番茶
は、製造方法が異なります。

その作り方は…
▽お茶を枝ごと刈り取り1時間ほど鉄釜
で煮る。
▽それを炎天下の中広げ、天日干し。
乾燥したら、煮たときの煮汁をかける。
▽この工程を2、3回繰り返す。
▽最後に天日干しで乾燥させたら、出来
上がり。（手間がかかってます！）

さすが、晴れが続く土地ならではのお茶
ですね。美作番茶は３００年以上の歴史
があり、あの宮本武蔵も飲んでいた⁈と
言われているそうです。

出来上がったお茶は、葉だけでなく、
茎も入っていて、少しつやつやと飴色に
輝いています。お茶は、やかんで煮出して飲みます♪

茂木さんも、美作番茶は好きなお茶の
ひとつ。「あっさりさっぱりしていて
夏の疲れをいやしてくれるような
優しいお味。胃腸が疲れていて
”今日は自分をいたわってあげたい”
そんな時に飲んでいる」そうです！

小林芳香園（岡山県美作市）「お茶の
芳香園」のオンラインショップで、
美作番茶は購入することができます。
「お茶の芳香園」では、他にも岡山県の
黒豆を使った黒豆茶（黒豆生産日本一だ
そう）やどくだみ・ハト麦など野草
数種類に美作番茶がブレンドされた
「どくだみ武蔵」という健康茶も作って
います。こうしたお茶を探していた…と
いう方、一度のぞいてみてはいかがでしょうか。

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さて、番組では、あなたからのお茶に
まつわるお便りを心よりお待ちして
います。日本茶クイズの出題やお茶の
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アドレスはocha@fmyokohama.jp
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