NIPPON CHA 茶 CHA - Fm yokohama 84.7

日本茶クイズ!”お茶は、淹れるお湯の温度で味が変わる⁈”

本日番組で出題した日本茶クイズはこちら!
「お茶は、淹れるお湯の温度で味が変わる⁈」
YES or NO ?
答えはYES! はい、変わるんです。
氷から、アツアツの熱湯まで、
いれるお水やお湯の温度によって、
お茶の味は変わります。


今日は、緑茶、煎茶を例にご紹介したいと思います。
煎茶は、お湯の温度が低いほど、
甘みやうまみ成分がよく出ます。
そして、お湯の温度が高くなるにつれて
渋みや苦みが出てきます。
◆ポイントその1◆
お湯の温度が低いと甘く!
お湯が熱いほど苦い!

続きまして、抽出時間=お茶の葉をお湯に
つけている時間について考えてみましょう。
お茶の成分は、お茶の葉がふわ~っと開くことで、
味がしみ出ます。ですので温度が低いと、
この成分がしみ出ていくのに時間がかかりますし、
温度が高いと、さっと成分が出ます。
(わかめや乾物を戻す時と同じデス!
急いでいる時、どんこをぬるま湯で
もどしますよね⁈)

◆ポイントその2◆
冷たいお水を使うなら、長めに抽出!
熱いお湯なら、短め(1分程度)で注ぐ。


こうすると美味しいお茶になります。
(なるはずっ!さらに言いますと、お茶の葉の
形状にもよるんですが、その話はまた今度!)

ですので、茶葉に熱湯を注いで5分くらい
急須にいれっぱなしにしていると、
大体、とっても苦い渋いお茶になりますし、
冷たいお水なら半日入れておいても、苦みの少ない
甘いお茶になります。
(よかったら実験してみてください)

この温度の関係がわかった皆さんに、
ぜひお試しいただきたいのが、氷でつくるお茶。
急須の中に、氷とお茶の葉を入れ、その上から
少量のお水を加えます。氷がとけるのを待って注ぐ…
という風流なお茶です。


この季節、暑い日もあれば肌寒い日もあって、
温度や湿度だけでなく気圧の変化もあります。
身体も心も影響を受けやすいと思いますが、
ぜひ、毎日飲むお茶の温度を変えて、
体調に合わせて選んでみてくださいね。

茂木さんは、じめじめっとした日は、
炭酸でお茶を淹れて、シュワシュワ煎茶を
飲んでいるそう! 

皆さんも常識にとらわれず、自由な気持ちで、
氷・お水・お湯・炭酸などいろいろな淹れ方で
お楽しみください。

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さて、番組では、あなたからのお茶に
まつわるお便りを心よりお待ちして
います。日本茶クイズの出題やお茶の
コレについて知りた~いなどぜひ
お気軽にお寄せください。
アドレスはocha@fmyokohama.jp
です。

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ぜひチェックしてくださいね。

 

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