今週は、厚木市からチャレンジ企画!
題して…
「くにっきー☆やってみた 〜寄植え体験〜」!![]()
訪れたのは、小田急線
本厚木駅から車でおよそ10分、
JAあつぎ農産物直売所 夢未市 です。
お店の入り口には、
私が1日店長を体験させていただいた
夏とはまた違って、
春ならではのカラフルな
花の苗が一面に並んでいましたよ。![]()
なお、取材は、マスクの着用、
手洗い、手指の消毒を徹底するなど
新型コロナウイルスの
感染予防対策をとって行ないました。
お話を伺ったのは、
厚木市園芸協会鉢物部会、部会長の、
中山正義さんです。![]()
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鉢物部会は部員10名。
これからの季節は野菜の
苗の栽培や、夢未市やグリーンセンターへの
出荷、4月からは即売やフラワーポットを
設置したり、アレンジ教室もしてきたそうです。
最近では、コロナ禍でアレンジ教室などの
イベントは中止となっていますが、
そのほかにも役所などの
公共施設に大きなフラワーポットを設置。
2月・4月を除く5月〜3月まで、
月ごとに部員が担当するほか、
厚木市園芸協会花き温室部会に
展示などもされています。
中山さんは、就農して34年。
今の時期は
サイネリア、ラナンキュラス、
パンジー、ビオラ、ジュリアンなどを栽培。
主に卒業式等の行事のために
学校に花をおさめています。
花を栽培していて難しいと思うのは
満開具合など、お客様が花を
一番楽しめるタイミングを
合わせることなのだとか。
私たちが夢未市を訪れたのは、
オープン時間の直前。![]()
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新鮮な野菜やお花を出荷されている
農家さんの出入りはもちろん、
お店の扉が開くのを待ちわびているお客さんが、
みなさん列を作っていましたよ!
そのお客さんたちが、
並びながら目を奪われていたのが、
色とりどりのお花の数々…
さっそく、寄植えにも
ピッタリなお花を教えてもらいました!
つづいてお話を伺ったのは、
厚木市園芸協会鉢物部会 副部会長の、
加藤浩幸さんです。![]()
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加藤さんも、花の苗や寄植えなど、
夢未市に花を出荷しています。
これからは、ガザニア、ペチュニア、
ベコニアなどが多くなってくるとのこと。
農協女性部の講習会などで、
生産者の立場で寄植えの
講師も担当しているそうなんです。
“旅立ちの時期・新しい生活が
始まる時期”にピッタリで、
寄植えにもおすすめなお花が…![]()
「パンジー」…寄植えの時は信号機の
“赤・青・黄”に、2つ加えて
5つほどあわせるのがおすすめ。![]()
つづいては、「サクラソウ」…
今回はピンク色を選びました。![]()
そして「ジュリアン」…
小さくて可愛い!
長く楽しめるのも特長。
今回は八重咲きの赤紫と白を
選びました。![]()
ぜんぶで6つのポットを選びました!!
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寄植えをする時、色選びに迷ったら…
まずは“赤・青・黄”色の信号機カラーに注目!
3色を先にそろえてしまえば、
その周りに添えるお花はどんな色が似合うか…
とても選びやすくなりますよね。
また、会長の中山さんも仰っていたのですが、
お花もそれぞれ“個性”が大事。
生産者のみなさんは、
その“個性”が一番引き立つタイミングで
お花を出荷されています。
たくさんお花の中から、「これだ!」と思うものを
ひとつひとつ選ぶのは、とても楽しい時間でした。
それではいよいよ、この春に楽しむ
寄植えチャレンジです!![]()
今回寄植えに使うプランター(鉢)の大きさは、
長方形の25×30×20。
鉢には背景となるように、
白い柵のような飾り(フェンス)を設置。
フェンスに近い方に背の高い花がくるように、
バランスを調整して植えていきます。![]()
鉢には底から3分の1くらいの
ところまで培養土を少し多めに、平らに入れる。
何度もやり直すと土が崩れてしまうので、
ポットから出す前に、レイアウトを決める。
同じ系統の色が重ならないようになど、
背の高さだけでなく、色のバランスも見る。![]()
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寄植えの大事なポイントはずばり、、、
配置です!
せっかく素敵なお花を選んでも、
全体のバランスが良くなければ、
残念に見えてしまいます。
加藤さんから教えていただいたおすすめは、
写真を撮ること!
いくつかのパターンで悩んだら、
それぞれ写真を撮って見比べてみると、
客観的に見えて、意外と
すんなり決まることもあるのだそうです。![]()
さて、配置を決めたら…
苗を鉢に植えていきます!
ポットから苗を出し、
コテ(小さなスコップ)を使って、
苗と苗の間を埋めるように鉢に土を入れていく。
隙間をなくすため、
手で押しながらしっかりと土を入れる。![]()
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鉢を1周まわしながら、全ての角度から、
指を使いながら土がしっかりと隙間なく
入っているかを確認。
目安としては、土は、鉢の8分目まで入れる。
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苗をポットから出すと、
土が“ふかふか”としている感覚が
手袋をしていても伝わります。![]()
このふかふかさ加減と合わせて、
“根が白い”のも、良い苗の特長なのだそうです。
また、植える時には、
少し黄色く傷んでしまった
葉っぱを取り除くのも忘れずに。
そして、せっかく決めた配置を
綺麗に保つためには、
苗と苗の隙間を埋めるように、
しっかりと土を入れるのがポイント!
私は思わず正面ばかりに
気を取られてしまいました…。
鉢を1周まわして、
全ての角度から確認することは、
とっても大事な作業です。![]()
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足りない部分に土を入れて、
花の向きなども整えて…
さあ、ラストスパートです!![]()
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背面のフェンスを差し込んで、
完成です!![]()
プランター(鉢)だけでなく、
100円ショップや雑貨屋などで
見つけたバケツや箱なども、
底に穴などを開ければ排水もできるので、
自分のお気に入りの
鉢として使うことができるみたいです!
中山さん、加藤さんたちをはじめ
厚木市園芸協会鉢物部会のお花は、
JAあつぎ農産物直売所「夢未市」、
「グリーンセンター」で販売しています!![]()
最後に、寄植えのお花を
長く楽しむためのポイントも、
おさらいしておきましょう!
・日の当たる場所に置く。
・鉢の下にブロックや
レンガを置いて、排水をよくする。
・水は、“土が乾いた時に”、
鉢の下から流れ落ちるほどの
水をたっぷりと与える。
ぜひみなさんもこの春、
お気に入りの鉢で、
素敵な寄植えにチャレンジしてみませんか?
JAあつぎ農産物直売所「夢未市」
https://www.ja-atsugi.or.jp/yumemiichi/
JAあつぎ グリーンセンター
https://www.ja-atsugi.or.jp/store/greencenter.php
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