今週は、秦野市からです!
街のみんなで育てる野菜、
「葉ニンニク」に注目しました!![]()
訪れたのは、小田急線
渋沢駅から車でおよそ5分、
秦野市菖蒲にある、圃場です。
四十八瀬川と小田急線の線路に
挟まれた圃場では、
すぐそばを走る電車を全車両見渡せることから、
写真を撮りに来る鉄道ファンも多いのだとか。
取材の間も、電車や小田急ロマンスカーが
何度も姿を見せてくれましたよ。![]()
取材は、マスクの着用、手洗い、
手指の消毒を徹底するなど新
型コロナウイルスの感染予防対策を
とって行ないました。
お話を伺ったのは、
JAはだの葉ニンニク研究会
会長の 諸星一雄さんです。![]()
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代々農家さんで、諸星さんご自身も、
長年勤めたJAを退職するタイミングで就農。
奥さまと2人で、生ラッカセイ、
サツマイモ、サトイモ、ミカンや蕎麦など、
75アールの経営面積で、
年間15品目を栽培しています。
その中のひとつが、葉ニンニク!
栽培を始めたきっかけは鳥獣被害の
対策からでしたが、周辺のJAとも協力することで、
今では秦野市を超えて、
県内でも広く栽培されています。
葉ニンニクは、
ネギとニラのような形をしていて、
ニラよりも肉厚。
香りは球ニンニクよりマイルド。
炒めものとの相性が良く、
比較的早く生育するため栄養価も高い。
ビタミンCはレモンのおよそ1.8倍、
ビタミンEはブロッコリーのおよそ1.7倍、
ポリフェノールはトマトのおよそ3倍、
沢山の栄養をもった食材です!
育っている葉ニンニクの様子は、
諸星さんの言う通り、ネギやニラのようです!
寒さに負けないため、マルチやネット、
小トンネルなどを利用しながら、
大切に育てられています。![]()
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冬の端境期に収穫できて、栄養素もたっぷり!と
聞くと良いことばかりのようにも思いますが、
葉ニンニクには、
まだまだ知っている人が少ない、
という課題もあります。
そのため、諸星さんたち
JAはだの葉ニンニク研究会では、
直売所に、レシピを書いたPOPを掲載したり、
消費者のみなさんにもっと
よく知ってもらうための工夫を、
日々重ねています。
私も、葉ニンニクを見るのは、
この日がはじめてだったこともあり、
少し緊張しながら、
その収穫も体験させていただきました!![]()
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はじめての、「葉ニンニク」、収穫体験!
土から抜いた瞬間に、
マスク越しでもわかる、
ニンニクの良い香り!!
確かに香りはニンニクですが、
刺激的ではなく、
やわらかく広がるイメージです。
香りと合わせて、
諸星さんからおすすめの食べ方を聞くと、
食欲もどんどん湧いてきます!
ということで…
葉ニンニクの「卵スープ」と、
「野菜炒め」を諸星さんの奥さま、
藤枝さんに作っていただきました!![]()
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さらに、葉ニンニクを使った
「チャーハン」と「卵焼き」も味わいました!![]()
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葉ニンニクを保存する時には、
使いやすいサイズにカットしてから、
ポリ袋に入れて、冷凍するのがおすすめ。
お客さんたちからも、使いたい時に
サッと使えて便利だと好評だそうですよ。
諸星さんをはじめ、JAはだの葉ニンニク研究会の
みなさんが育てる葉ニンニクは、
JA農産物直売所「はだのじばさんず」のほか、
秦野市内のスーパーマーケットで購入できます。
緑色の文字で、大きく“葉ニンニク”と
書かれたパッケージが目印です。![]()
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ぜひ、パッケージ裏のレシピも
チェックしてみてくださいね。
この冬は、栄養たっぷりのカラダが
喜ぶ葉ニンニクは、いかがでしょうか!
JAはだの農産物直売所「はだのじばさんず」
現在の営業時間
09:00~18:00(第2火曜日、年始定休日)
http://ja-hadano.or.jp/jibasanzu/![]()