JA Fresh Market - Fm yokohama 84.7

からだ喜ぶ☆おいしい葉ニンニク

今週は、秦野市からです!
街のみんなで育てる野菜、
「葉ニンニク」に注目しました!

訪れたのは、小田急線 
渋沢駅から車でおよそ5分、
秦野市菖蒲にある、圃場です。

四十八瀬川と小田急線の線路に
挟まれた圃場では、
すぐそばを走る電車を全車両見渡せることから、
写真を撮りに来る鉄道ファンも多いのだとか。
取材の間も、電車や小田急ロマンスカーが
何度も姿を見せてくれましたよ。


取材は、マスクの着用、手洗い、
手指の消毒を徹底するなど新
型コロナウイルスの感染予防対策を
とって行ないました。

お話を伺ったのは、
JAはだの葉ニンニク研究会 
会長の 諸星一雄さんです。


代々農家さんで、諸星さんご自身も、
長年勤めたJAを退職するタイミングで就農。
奥さまと2人で、生ラッカセイ、
サツマイモ、サトイモ、ミカンや蕎麦など、
75アールの経営面積で、
年間15品目を栽培しています。

その中のひとつが、葉ニンニク!
栽培を始めたきっかけは鳥獣被害の
対策からでしたが、周辺のJAとも協力することで、
今では秦野市を超えて、
県内でも広く栽培されています。

葉ニンニクは、
ネギとニラのような形をしていて、
ニラよりも肉厚。
香りは球ニンニクよりマイルド。
炒めものとの相性が良く、
比較的早く生育するため栄養価も高い。
ビタミンCはレモンのおよそ1.8倍、
ビタミンEはブロッコリーのおよそ1.7倍、
ポリフェノールはトマトのおよそ3倍、
沢山の栄養をもった食材です!

育っている葉ニンニクの様子は、
諸星さんの言う通り、ネギやニラのようです!
寒さに負けないため、マルチやネット、
小トンネルなどを利用しながら、
大切に育てられています。



冬の端境期に収穫できて、栄養素もたっぷり!と
聞くと良いことばかりのようにも思いますが、
葉ニンニクには、
まだまだ知っている人が少ない、
という課題もあります。

そのため、諸星さんたち
JAはだの葉ニンニク研究会では、
直売所に、レシピを書いたPOPを掲載したり、
消費者のみなさんにもっと
よく知ってもらうための工夫を、
日々重ねています。


私も、葉ニンニクを見るのは、
この日がはじめてだったこともあり、
少し緊張しながら、
その収穫も体験させていただきました!



はじめての、「葉ニンニク」、収穫体験!

土から抜いた瞬間に、
マスク越しでもわかる、
ニンニクの良い香り!!

確かに香りはニンニクですが、
刺激的ではなく、
やわらかく広がるイメージです。



香りと合わせて、
諸星さんからおすすめの食べ方を聞くと、
食欲もどんどん湧いてきます!

ということで…
葉ニンニクの「卵スープ」と、
「野菜炒め」を諸星さんの奥さま、
藤枝さんに作っていただきました!





さらに、葉ニンニクを使った
「チャーハン」と「卵焼き」も味わいました!







葉ニンニクを保存する時には、
使いやすいサイズにカットしてから、
ポリ袋に入れて、冷凍するのがおすすめ。

お客さんたちからも、使いたい時に
サッと使えて便利だと好評だそうですよ。

諸星さんをはじめ、JAはだの葉ニンニク研究会の
みなさんが育てる葉ニンニクは、
JA農産物直売所「はだのじばさんず」のほか、
秦野市内のスーパーマーケットで購入できます。

緑色の文字で、大きく“葉ニンニク”と
書かれたパッケージが目印です。

ぜひ、パッケージ裏のレシピも
チェックしてみてくださいね。
この冬は、栄養たっぷりのカラダが
喜ぶ葉ニンニクは、いかがでしょうか!

JAはだの農産物直売所「はだのじばさんず」
現在の営業時間 
09:00~18:00(第2火曜日、年始定休日)
http://ja-hadano.or.jp/jibasanzu/

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