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運気上昇 茅ヶ崎の凧

2022年最初の放送は、茅ヶ崎市からです!
運気が上がる!?
お正月に大活躍の「凧」に注目しました!

訪れたのは、新湘南バイパス 
茅ヶ崎海岸ICのすぐ近くにある、
柳島海岸集会所です。

湘南の海を眺めながらドライブができる、
国道134号線…私も大好きなエリアです。

取材は、マスクの着用、手洗い、
手指の消毒を徹底するなど
新型コロナウイルスの
感染予防対策をとって行ないました。

お話を伺ったのは、
柳島凧の会の会長、今澤久義さんです。

昨年は、新型コロナウイルスの影響もあり、
多くの活動はできませんでしたが、
普段であれば、凧揚げ大会をはじめ、
地域のお祭りや凧作りの指導など、
1年を通してさまざまな活動をされています。

なかでも、“日本の昔”を知ってもらいたい、
という思いからはじまった中学生への凧作り指導は、
骨組みからはじめて、
空へと揚げるところまでを全3回で実施。

時には、海外からのお客さんに教えてあげることもあり、
教える側である今澤さんも、新鮮な反応などから、
逆に教わることも多いのだそうです。

そんな、今澤さんたち柳島凧の会が作るのは、
色鮮やか、形も大きさもさまざまな凧の数々…
その種類をご紹介いただきます!

たくさんある凧の中から、
今回は、音が特徴的な「将棋凧」、
小さいものから大きなものまで楽しめる「角凧」、
さらに、飾って楽しむことを目的とした
「飾り凧」を近くで見せていただきました!

このほかにも、縦長六角形の、
「彦一凧」。これは、何本もの糸で支えるほかの凧と違って、
糸目は1本のみ。その代わりに凧の下の方に、
垂直に円形の尾翼がついているのが特徴です。

風に乗れば、6000メートルも先に飛んだという記録もあり、
双眼鏡を使って楽しむのだそうですよ。

それらの凧がどのようにして出来上がっていくのか…
つづいては作り方に迫ります!

山に入って竹を切ってくるところから始まる、
柳島凧の会の凧作り。
11本丁寧に削られた骨の数々は、
長さや太さ別に分けられ、
糸やボンド等を使いながら、
それぞれの凧に合わせて、組み合わせていきます。

そして、凧作りの一番の楽しみといえば…やっぱり凧揚げ!
揚げる時には必ず着用するという、
背中に大きく“凧”と書かれたおそろいの“はっぴ”を着た
みなさんにご案内いただき、近くの公園へ向かいました!

全部で120個つながっているという、
連凧にチャレンジ!

少しの風でも揚がる、と言っていた通り、
手を離した瞬間からふわりと
空へ揚がっていきましたが、なかなかうまくはいきません。

風向き、風の強さを肌で感じながら、
今澤さんたちが、細かく凧糸を操作していくと…
連凧に、動きが見えてきました!!

柳島凧の会のみなさんと一緒に、はじめての連凧揚げ…
無事、すべての120個を空高く揚げることができました!


公園に遊びに来ていた小さなお子さんも、
夢中になって連凧を追いかけていました。
カラフルに、そして“新年あけましておめでとうございます”の
文字が空高く揚がる様子を見ていると、
気持ちも高まり、実は私、最後は思わず涙を流してしまいました…!


無理をせず、みんなで元気よく、楽しく凧作りをしていきたい…という、
今澤さんたち、柳島凧の会の活動の様子は、
JAさがみ ホームページ内 さがみ動画座 から見ることができます。
声を掛け合いながら笑顔で凧を揚げるみなさんは、
少年のように元気いっぱい!
私もとっても楽しかったです!

茅ヶ崎市を訪れた際には、海辺に注目してみると…
もしかしたら、空には色鮮やかな凧が、
揚がっているかもしれませんよ…!!

JAさがみホームページ
https://ja-sagami.or.jp


さがみ動画座内「第7回茅ヶ崎新春凧揚げ大会」
https://www.youtube.com/watch?v=0ZewdLgMkH8

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