JA Fresh Market - Fm yokohama 84.7

名人が作るヤマトイモ

今週は、相模原市から!
かながわブランドでもおなじみ!
特産品の「ヤマトイモ」に
注目しました!
訪れたのは、圏央道 
相模原ICから車でおよそ15分、
相模原市緑区田名にある、畑です。
工業地帯を抜けると、
あたり一面に広大な畑が
広がっていましたよ。

今回も、取材は、マスクの着用、
手洗い、手指の消毒を徹底するなど 
新型コロナウイルスの
感染予防対策をとって行ないました。

お話を伺ったのは、
相模原市緑区で毎年たくさんの
ヤマトイモを栽培している、
佐藤隆一さんです。


相模原で育つヤマトイモは、
「さがみ長寿いも」とも呼ばれ、
かながわブランドや、
さがみはら農産物ブランド協議会にも
登録されている、市の特産品です。

また、相模原市は神奈川県一の
ヤマトイモの産地で、
「かながわの名産100選」として
名産品にも認定されています。

そのヤマトイモを大規模な畑で
作りつづけて、およそ20年…
佐藤さんのことを、“ヤマトイモ名人”と
呼ぶ方も多いそうです。

畑では、営農センターで研修を受けた
援農ボランティアの方々が
作業されていました。
毎年たくさんのヤマトイモを
作る佐藤さんの広い畑には、
収穫が終わるまでに120人もの方が
お手伝いに来てくれるのだとか。


援農ボランティアのみなさんが
作業している畑を
見てみると、畝に沿って、
大量のヤマトイモらしきものが、
土に刺さるようにずらりと並んでいました。

実はこれ、収穫の時には欠かせない、
大切な作業だったんです!

ふかふかのやわらかい土の上に
ずらりと刺さったヤマトイモは、
湿った土を乾燥させることで、
ヤマトイモ自体を傷つけることなく
土を払うことができる工夫でした。




私も佐藤さんにならって、
収穫したばかりのヤマトイモを、
再び土の中に刺して
乾燥させましたよ!



また、大きく3種類に
分けられるというヤマトイモの形…
バチ型、イチョウ型、棒型。
これらは、気候によって
育つ形に変化が現れるようで、
収穫するまでどの形に育っているのかは
わからないのだそうです。



贈答用にも大人気だという、
“ヤマトイモ名人”、
佐藤さんのヤマトイモは、
ご自宅での直売のほか、
JA相模原市 農産物直売所
「ベジたべーな」で
購入することができます。





つづいて、お話を伺ったのは、
JA女性会 大沢支部 支部長の 
山口富恵さんと、
副支部長の榎本美津恵さんです。


コロナ禍で、イベントの
数は減ってしまいましたが、
それでも、工夫をしながら様々な
企画を練って活動されている
JA女性会 大沢支部のみなさん…

その取組のひとつが、お料理教室。
普段からいろんな料理を
紹介しているお二人に、
今回は、かながわブランドの
「ヤマトイモ」を使った、
かんたん料理を教えていただきました!





ヤマトイモは、すりおろした
瞬間から粘り気がたっぷり!
手でかき集めると、綺麗に一塊になり、
それを持ち上げようとすれば、
お皿ごと持ち上がる…
キッチンバサミで切れるほどの、
ものすごい粘りの強さです!


※調理の際には、
痒くなってしまうこともあるため
手袋をすることをおすすめします!







このヤマトイモの粘り…
見るだけでなく、
食べても衝撃的でした!!


すりおろしたヤマトイモをご飯にかけ、
そして、磯辺揚げにして、いただきました!













さらに、この日はもうひとつ!
ヤマトイモを千切りにして、
出汁と海苔を混ぜた和え物も
いただきましたよ。


千切りにすると、
粘り気の中にもシャキシャキ感も
感じられて、また違う食感が
楽しめましたよ。




「さがみ長寿いも」とも呼ばれる、
かながわブランドの「ヤマトイモ」!
ぜひみなさんも、
この美味しい粘りを体験してみてくださいね!

JA相模原市 農産物直売所「ベジたべーな」
https://www.jakanagawa.gr.jp/sagamihara/tenpo/nousanbutsu_chokubai.html


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