JA Fresh Market - Fm yokohama 84.7

「心休まる一杯を・・・」

今週は、愛川町から!
心休まる一杯を味わえる、カフェに注目!

訪れたのは、圏央道相模原ICから
車でおよそ15分、
愛川町半原にあるカフェ。

仏果山に入る山道の途中、
道路に面したテラスが
見えてきました。
急な坂の小道を少し登ると、
小さな庭園と手書きの看板…
そこからは、
丹沢の山々を見渡せます。

今回も取材は、マスクの着用、
手洗い、手指の消毒を徹底するなど
新型コロナウイルスの
感染予防対策をとって行ないました。

お話を伺ったのは、
愛川町の自然のなかで、
「カフェ 仏果堂」を営む、
木藤整さんです。



今年の5月に、tvkで放送中の
JA Fresh Marketの姉妹番組
「かながわ旬菜ナビ」で、
旬菜キャッチャー・濱村春香さん、
“はるるん”と一緒にお話を伺ったのですが…

今回は、もっと詳しく!
「カフェ 仏果堂」を知るために、
やってきました。


もとは叔父さまの骨董品店だったという
カフェの店内は、少し不思議な空間。
小さな庭園には、昭和初期の電柱や看板。



障子が張られた小上がりには、振り子時計。
そして、ガラガラ、という音が響く
引き戸を開けると、
珍しい形のコーヒーミルが並ぶカウンター席…


「仏果堂」にいる間は、
タイムトラベルをしているような、
ワクワクとした気持ちでした。

私たちが訪れた時は、
あいにくの曇り空でしたが、
よく晴れた日のテラス席からは、
東京スカイツリーも
眺めることができるそうですよ。
そんな場所で楽しめるのが…
コーヒー。


魅力的な一杯に
出会ったことがきっかけで、
コーヒーの道に進んだ木藤さんが、
「仏果堂」をオープンするまでに
ついても伺いました。
会社員だった木藤さんが
会社を辞めると決めたものの、
コーヒーの焙煎について知識がなく、
お客さんとして通っていたお店に
弟子入りをし、修行を重ねたそうなんです。

自身がブラックコーヒーを
飲めなかったこともあり、
ホイップクリームが乗るもの、
牛乳が入ったものなど、
アレンジが活きる色んな飲み方を
研究されています。

“コーヒーが苦手な方にこそ
飲んでいただきたい”…
自身の体験から、
コーヒーの魅力を伝えるために、
現在も勉強を続ける木藤さん。

カフェを訪れるお客さんが
気持ち良い時間を過ごせるようにと、
登山者をはじめ、
バイクや自転車を楽しむ方、
ご近所さんなどなど…
訪れるみなさんに一杯一杯、
丁寧にコーヒーを淹れ続けています。

それではその一杯がどのように作られているのか。
木藤さんが淹れる「仏果堂」の
コーヒーに迫りました。

豆は富山県等から仕入れ、
提供しているそうで、
不定期ではあるが、
珍しい豆も
仕入れているそうです。

コーヒーは水が多くの割合を占めるので、
愛川の水はおいしいのも自慢。

生まれも育ちも愛川町という木藤さん。
やはり、コーヒーにも地元・愛川町の
美味しいお水は欠かせませんが、
ドリップコーヒーを淹れる時のポイント…
鮮度の良いお豆を使うことはもちろん、
お家でも活かせることがたくさんありました!

・沸かしたてのお湯は使わない。
・豆にお湯をかける際には、
 ペーパーを濡らさない。
・豆の盛り上がりが頂点に達した時が2投目の合図。
・抽出後、お湯は太く淹れることで、
 あっさりとした味に仕上がる。
・コーヒーは落ちきる前に終わらせる。
・最後は、コーヒーを少し揺らして混ぜ合わせる。

これらを意識すると、
いつも飲んでいる豆でも、
さらに美味しいコーヒーが
淹れられるそうなんです!

日々勉強を続け、コーヒー一筋の道を
ゆく木藤さんが淹れてくださった一杯…
景色が良いテラス席で、
ゆったりといただきます。

「淹れたてのコーヒー」、
そしてそのコーヒーをひきたてるスイーツ、
「くろみつあずきトースト」を
いただきました。

陶器のコーヒーカップも、
おしゃれでした。
カップの下に敷かれたコースターは、
コーヒー豆で染めたそうで、
そのオーガニックで柔らかなブラウンが、
さらにカップに入ったコーヒーを
美しく魅せていました!


「カフェ 仏果堂」の営業時間は、
お昼12時~よる8時頃まで。
定休日は、火曜日と、
13水曜日です。

ぜひ、近くを訪れた際には、
愛川町のおいしい水を使って
淹れたこだわりのコーヒーで、
心休まる一時をゆっくりと
お過ごしくださいね。

「カフェ 仏果堂」

営業時間:12002000頃  
定休日:火曜、第13水曜日
住所:神奈川県愛甲郡愛川町半原3058  
電話番号:090-8847-9837

フェイスブック
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