JA Fresh Market - Fm yokohama 84.7

葡萄に込めた大和魂

今週は、大和市から!
旬を迎えているフルーツ、
「ブドウ」に注目しました。

今回も取材は、マスクの着用、
手洗い、手指の消毒を徹底するなど
新型コロナウイルス感染予防対策を
とって行ないました。


訪れたのは、
大和駅から車で10分ほど、
すぐ近くを相鉄本線の電車が走る、
大和市深見台にある直売所です。

お話を伺ったのは、
大和市深見台でブドウを栽培する、
小林武宏さんです。

直売所に出された幟には、
大きく「ぶどう」の文字。

小林さんがお父様から引継ぎ、
メインで育てている品種は
「藤稔(ふじみのり)」です。



25粒と決められたその大きなブドウの実!
まん丸とした「藤稔」の粒は、
500円玉くらいの直径が通常!という
ほどの大きさです。

まっすぐと整列させて育てるほか、
お父さまから引き継ぐ際に、
ブドウ棚の高さを小林さんの
身長に合わせることで、
作業効率をアップ!収穫も
しやすくなりました。

また、ブドウの実を守るために
紙製の袋をかぶせるほか、
風で枝が折れないように、
上に伸びていく木の枝を少しずつ曲げながら
棚に寝かせていくなど、 
美味しいブドウを育てるためには、
様々な工夫があります。

そうして大切に育てられた、「藤稔」。
その美味しい実の見分け方、
そして、収穫方法も教えていただきます!

枝から茎をハサミで切り落とした瞬間、
支えていた指から
落ちてしまうのではないかというほど、
ずっしりと重みがある、藤稔!

落とさないように、
実を下から支えながら
収穫する方法もありますが、
少しでも実に傷をつけないため、
小林さんは、茎を支える方法で収穫しています。

そういった重さからも、
その味に期待が膨らむ「藤稔」ですが…
美味しい食べ方には、ポイントがありました!

食べる時は、房からもいで、
実の皮を少し(3分の1ほど)剥いて、
その剥いたところから
ゼリーのように吸って食べるのがおすすめ。

果肉が柔らかく、とってもジューシー。
果汁も溢れ出すほどたっぷり。
濃厚な甘さのなかに
ほんのりと酸味もあり、
皮から実も離れやすく、
お子さんでも簡単に食べることができます!


大和市のお隣、藤沢で生まれたブドウ、
「藤稔」!

ぜひ、見かけた際には、
25粒にぎゅ〜っと詰まった美味しさを、
噛み締めてください!


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