今週は、伊勢原市から!
身体に嬉しいキノコ!
「キクラゲ」に注目しました!![]()
訪れたのは、
小田急線の
伊勢原駅から車で10分ほど、
伊勢原市粟窪にある、
石川きのこ園です。
近くに伊勢原ジャンクションが
あるため、車の通りは
比較的多い地域のようですが、
住宅街を抜けたきのこ園の周りは、
畑や緑も多く見られます。
通りを挟んだ向かいにある保育園からは、
子どもたちのにぎやかな声も
聞こえてきましたよ。
こちらのきのこ園について、詳しくは
伊勢原市粟窪にある
「石川きのこ園」の石川健太郎さんです。![]()
シイタケ、キクラゲ、
そしてナメコと…1年を通して、
旬のキノコを育てている石川さん。
キノコを育てるハウスは、
私がいたところから見えた
4棟のほかにもあり、
ぜんぶで6棟。
そのうち1棟で、
12年前から
キクラゲを栽培しています。![]()
見ると、ひとつだけ扉が
空いているハウスがありました。
日の光が当たらないように
なっているハウスの中は、
外から見るだけでも、
なんだか暗い様子です。
石川さんに
ご案内いただきましたが、
私はキクラゲが育つハウスの中を
訪れたのは、
今回がはじめてでした!![]()
ハウスの中に入る時、
「暗いだけでなく、
濡れている足元にも気をつけてください」、
と、教えていただいたのですが…
石川さんがおっしゃっていたように、
兎にも角にも、
キクラゲ栽培で一番重要なことは、
温度と湿度の管理!![]()
直射日光を防ぎ暗くすることで、
ハウスの中の気温が
一気に上がらないようにして、
少しでも基準の温度を超えてしまった時には、
すぐに散水機から水を与えて気温を下げます。![]()
さらに、今度はそれで湿度が
上がりすぎないように、
扉を開けて換気もこまめに行なう等…
美味しいキクラゲを育てるためには、
細やかな気配りが大切です。
実は、この日の天気は目まぐるしく、
突然ザーッと強い雨が降ってきたと思ったら
すぐに晴れ、
眩しくて痛いほどの日差しの強さ…
こういった日は特に注意が必要なのだそうです。
外から見て、
キクラゲが育つハウスだけ
扉が開いていたのは、
このためだったのですね。
では、そんなデリケートなキクラゲは、
どのように収穫するのか
体験させていただきました!
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
キクラゲが育つスケジュールを伺った時に、
「菌床に切り込みを入れる」
という作業がありましたが、
これは最初だけ。
一度キクラゲを収穫した菌床は、
その刺激で菌が育って、
次からは切り込みを入れる必要はなく、
収穫していけばその度に、
新しいキクラゲが出てくるのだそうです。
収穫をすればするほど
育っていくキクラゲは、
およそ2週間〜20日ほどのサイクルで収穫できる
ということで、
毎日その収穫時期が見逃せません!
そして、栄養豊富で低カロリーというキクラゲ!
最近耳にする機会も
多いのではないでしょうか。
みなさんは日頃、
どのように食べていますか?
この日、石川さんに教えていただいた
メニューは、驚きでした!
「キクラゲのお刺身」、
そして「キクラゲのピザ」を
いただきました!!![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
石川さんに伺うと、
中華料理をはじめ、
野菜炒めやサラダ、酢の物、
スープなど
いろんな料理に入れて
食感を楽しめるキクラゲですが、
今の時期は、
「ゴーヤチャンプルー」に入れたり、
「冷やし中華」のトッピング
としてもおすすめ!ということですよ。
石川きのこ園のキクラゲは、
JA湘南 農産物直売所
「あふり~な伊勢原店」のほか、
Aコープ 伊勢原高森店、柏木牧場、
そして、石川さんのご自宅に
ある無人直売所で購入できます。
ぜひ、この夏はカラダにも
良いことたっぷりなキクラゲを、
さまざまな料理に合わせて、
楽しんでくださいね。
JA湘南 農産物直売所「あふり~な伊勢原店」https://www.jakanagawa.gr.jp/shonan/shop/chokubai/af-isehara.html
![]()