JA Fresh Market - Fm yokohama 84.7

キクラゲの秘めたちから

今週は、伊勢原市から!
身体に嬉しいキノコ!
「キクラゲ」に注目しました!

訪れたのは、
小田急線の 
伊勢原駅から車で10分ほど、
伊勢原市粟窪にある、
石川きのこ園です。
近くに伊勢原ジャンクションが
あるため、車の通りは
比較的多い地域のようですが、
住宅街を抜けたきのこ園の周りは、
畑や緑も多く見られます。
通りを挟んだ向かいにある保育園からは、
子どもたちのにぎやかな声も
聞こえてきましたよ。

こちらのきのこ園について、詳しくは
伊勢原市粟窪にある
「石川きのこ園」の石川健太郎さんです。

シイタケ、キクラゲ、
そしてナメコと…1年を通して、
旬のキノコを育てている石川さん。

キノコを育てるハウスは、
私がいたところから見えた
4棟のほかにもあり、
ぜんぶで6棟。

そのうち1棟で、
12年前から
キクラゲを栽培しています。

見ると、ひとつだけ扉が
空いているハウスがありました。

日の光が当たらないように
なっているハウスの中は、
外から見るだけでも、
なんだか暗い様子です。

石川さんに
ご案内いただきましたが、
私はキクラゲが育つハウスの中を
訪れたのは、
今回がはじめてでした!

ハウスの中に入る時、
「暗いだけでなく、
濡れている足元にも気をつけてください」、
と、教えていただいたのですが…
石川さんがおっしゃっていたように、

兎にも角にも、
キクラゲ栽培で一番重要なことは、
温度と湿度の管理!

直射日光を防ぎ暗くすることで、
ハウスの中の気温が
一気に上がらないようにして、
少しでも基準の温度を超えてしまった時には、
すぐに散水機から水を与えて気温を下げます。

さらに、今度はそれで湿度が
上がりすぎないように、
扉を開けて換気もこまめに行なう等…
美味しいキクラゲを育てるためには、
細やかな気配りが大切です。

実は、この日の天気は目まぐるしく、
突然ザーッと強い雨が降ってきたと思ったら
すぐに晴れ、
眩しくて痛いほどの日差しの強さ…
こういった日は特に注意が必要なのだそうです。

外から見て、
キクラゲが育つハウスだけ
扉が開いていたのは、
このためだったのですね。

では、そんなデリケートなキクラゲは、
どのように収穫するのか
体験させていただきました!


キクラゲが育つスケジュールを伺った時に、
「菌床に切り込みを入れる」
という作業がありましたが、
これは最初だけ。

一度キクラゲを収穫した菌床は、
その刺激で菌が育って、
次からは切り込みを入れる必要はなく、
収穫していけばその度に、
新しいキクラゲが出てくるのだそうです。

収穫をすればするほど
育っていくキクラゲは、
およそ2週間〜20日ほどのサイクルで収穫できる
ということで、
毎日その収穫時期が見逃せません!

そして、栄養豊富で低カロリーというキクラゲ!
最近耳にする機会も
多いのではないでしょうか。
みなさんは日頃、
どのように食べていますか?

この日、石川さんに教えていただいた
メニューは、驚きでした!
「キクラゲのお刺身」、
そして「キクラゲのピザ」を
いただきました!!

石川さんに伺うと、
中華料理をはじめ、
野菜炒めやサラダ、酢の物、
スープなど
いろんな料理に入れて
食感を楽しめるキクラゲですが、
今の時期は、
「ゴーヤチャンプルー」に入れたり、
「冷やし中華」のトッピング
としてもおすすめ!ということですよ。

石川きのこ園のキクラゲは、
JA湘南 農産物直売所
「あふり~な伊勢原店」のほか、
Aコープ 伊勢原高森店、柏木牧場、
そして、石川さんのご自宅に
ある無人直売所で購入できます。
ぜひ、この夏はカラダにも
良いことたっぷりなキクラゲを、
さまざまな料理に合わせて、
楽しんでくださいね。

JA湘南 農産物直売所「あふり~な伊勢原店」https://www.jakanagawa.gr.jp/shonan/shop/chokubai/af-isehara.html

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