今回は、大磯町から!
秋の味覚!「柿」に注目しました。![]()
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お話を伺ったのは、中郡大磯町で、
柿やミカンなどの果樹を栽培されている
鈴木教夫さんです。
訪れた日はあいにくの雨で、果樹園の中での取材は
難しいということから、
インタビューの前に、
広い敷地内で育つ柿の様子を
見学させていただきました。![]()
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普段から気をつけている
栽培のポイントを聞いてみると…
土壌管理や肥料の管理、
病気や害虫から守るための防除、
大玉柿を栽培するにあたって、
最も気をつけるポイントは
3つあるのだそうです。
まずは、剪定。
枝の数を揃えたり、
樹の間隔を開けて日当たりを
よくすること等を考えて行います。
2つ目は、摘蕾。
花や果実の生育をよくするために、
余分なつぼみを摘み取ります。
そして3つ目が、
果実の間引きである、摘果。
鈴木さんは、
これらの作業をひとつひとつ丁寧に、
一人で行っています。![]()
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たくさん柿の樹があるなかで、
背が低く列のように並んでいる樹は、
ジョイント栽培。
梅や梨にも使われている栽培方法で、
1本1本の樹を育てるのではなく、
1列に植えてそれを上に伸ばさず横につなげる。
その横につなげた胴から芽を出して
その芽を伸ばしてそれに実をつける、
という栽培方法。
背が低いため、脚立を使わずに
手入れ・収穫ができるので
高齢の方にもおすすめなのだそうです。
そして、
美味しい柿の見分け方も
教えていただきました!
それが、大玉の柿
「太秋」にある“条紋”。![]()
一見、傷がついているのかな?
と思うのですが…よく見ると、
それは細かい筋。
この条紋が入っているほど甘くて美味しい!
という印なのだそうです。
鈴木さんも、
「一般的にはあまり知られていないので、
傷や汚れと勘違いしてしまう
場合もありますが、
美味しい証拠なので、
多くの人に知ってもらいたい。」
と仰っていました。
ぜひ、
みなさんも太秋を購入する時には、
“条紋”を探してみてくださいね。
そして柿の食べ比べ…はじめての体験でした。![]()
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今回いただいたのは、
「12」、「早秋」、![]()
そして、「太秋」![]()
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「太秋」は、歯ごたえがあって、
りんごよりも梨によく似た食感。
シャキシャキしていて
さっぱりとしているけれど
甘さはしっかりとしていました。
若い世代の方にも人気の品種だそうで
これから新しく柿の栽培を
始める人たちのなかでは、
増えていくであろう品種なのだそうです。
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鈴木さんの柿は、
昔からのリピーターさんのほか、
ご自宅でのみ販売されています。
鈴木さんのほか、
大磯で大玉柿を栽培している
農家さんについて詳しくは、
大磯町観光情報サイト
イソタビドットコム
でご確認ください。
住所やお問い合わせ先、
柿の品種についてなども
詳しく紹介されています。
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<リスナーメール紹介>
川崎市高津区の
「ナオエモン」さんから。
日頃、野菜不足になりがちなので、
にんじん、ほうれんそう、
もやし等をナムルにして
冷蔵庫へ常備しています。
お弁当に彩りが足りない時は、
このナムルを一品入れるだけで
パッと華やかになります。
私も1週間分の作り置きをしているので、
皆さんも是非、常備菜してみてはいかがでしょうか。
番組では、みなさんからの
メッセージをお待ちしています。
旬の野菜の美味しい食べ方や、自家栽培、
そして野菜について気になることなど、
メールは、fresh@fmyokohama.jp
FAXは045-224-1019
JA Fresh Marketまで!