JA Fresh Market - Fm yokohama 84.7

秋の味覚♪大磯の大玉柿

今回は、大磯町から!
秋の味覚!「柿」に注目しました。




お話を伺ったのは、中郡大磯町で、
柿やミカンなどの果樹を栽培されている
鈴木教夫さんです。


訪れた日はあいにくの雨で、果樹園の中での取材は
難しいということから、
インタビューの前に、
広い敷地内で育つ柿の様子を
見学させていただきました。





普段から気をつけている
栽培のポイントを聞いてみると

土壌管理や肥料の管理、
病気や害虫から守るための防除、
大玉柿を栽培するにあたって、
最も気をつけるポイントは
3つあるのだそうです。

まずは、剪定。
枝の数を揃えたり、
樹の間隔を開けて日当たりを
よくすること等を考えて行います。

2つ目は、摘蕾。
花や果実の生育をよくするために、
余分なつぼみを摘み取ります。

そして3つ目が、
果実の間引きである、摘果。


鈴木さんは、
これらの作業をひとつひとつ丁寧に、
一人で行っています。



たくさん柿の樹があるなかで、
背が低く列のように並んでいる樹は、
ジョイント栽培。
梅や梨にも使われている栽培方法で、
11本の樹を育てるのではなく、
1列に植えてそれを上に伸ばさず横につなげる。
その横につなげた胴から芽を出して
その芽を伸ばしてそれに実をつける、
という栽培方法。
背が低いため、脚立を使わずに
手入れ・収穫ができるので
高齢の方にもおすすめなのだそうです。



そして、
美味しい柿の見分け方も
教えていただきました!


それが、大玉の柿
「太秋」にある
条紋


一見、傷がついているのかな?
と思うのですが…よく見ると、
それは細かい筋。

この条紋が入っているほど甘くて美味しい!
という印なのだそうです。

鈴木さんも、
「一般的にはあまり知られていないので、
傷や汚れと勘違いしてしまう
場合もありますが、
美味しい証拠なので、
多くの人に知ってもらいたい。」
と仰っていました。

ぜひ、
みなさんも太秋を購入する時には、
条紋を探してみてくださいね。

そして柿の食べ比べはじめての体験でした。





今回いただいたのは、
12」、「早秋」、



そして、「太秋」



「太秋」は、歯ごたえがあって、
りんごよりも梨によく似た食感。
シャキシャキしていて
さっぱりとしているけれど
甘さはしっかりとしていました。

若い世代の方にも人気の品種だそうで
これから新しく柿の栽培を
始める人たちのなかでは、
増えていくであろう品種なのだそうです。




鈴木さんの柿は、
昔からのリピーターさんのほか、
ご自宅でのみ販売されています。
鈴木さんのほか、
大磯で大玉柿を栽培している
農家さんについて詳しくは、
大磯町観光情報サイト
イソタビドットコム 
でご確認ください。
住所やお問い合わせ先、
柿の品種についてなども
詳しく紹介されています。



<リスナーメール紹介>
川崎市高津区の
「ナオエモン」さんから。
日頃、野菜不足になりがちなので、
にんじん、ほうれんそう、
もやし等をナムルにして
冷蔵庫へ常備しています。
お弁当に彩りが足りない時は、
このナムルを一品入れるだけで
パッと華やかになります。

私も1週間分の作り置きをしているので、
皆さんも是非、常備菜してみてはいかがでしょうか。


番組では、みなさんからの
メッセージをお待ちしています。
旬の野菜の美味しい食べ方や、自家栽培、
そして野菜について気になることなど、
メールは、fresh@fmyokohama.jp
FAXは045-224-1019
JA Fresh Marketまで!

top