JA Fresh Market - Fm yokohama 84.7

白黒つけないキクラゲの魅力

今回は、相模原市から!
キノコに注目しましたよ~!



お邪魔したのは、
相模原市緑区にある、
吉村しいたけ農園です。


ハウスを管理されている
吉村孝幸
さんにお話を伺いました。



吉村しいたけ農園では、
2014年の大雪により、
メインだったハウスが倒壊してしまい、
原木シイタケの生産はやめようと
思ったこともあったそうです。

しかし、倒壊したハウスの再建を手伝いたい
と言ってくれる方々、そして、
数少ない原木シイタケの生産を
やめずにぜひ続けてほしい!
というみなさんの声と協力があって、
現在も生産を継続しています。




そして、原木シイタケの
お休みシーズンの間に栽培している
というのが、キクラゲ!

同じ施設で栽培されている
ということで…
どのように育っているのか
見せていただきました!





キクラゲの生産を始めて、
どんなことが大変だと感じますか?
と聞いてみると、
水分と湿度の管理、という吉村さん。

原木シイタケは温度・湿度が
低い状態で育つけれど、
キクラゲを同じ施設で育てるには、
もっと水分が必要なのだそうです。

そのため、キクラゲには
直接水をかけられるように、
スプリンクラーを設置。
決められた時間に
一定の量が自動で放水されます。



また、見せていただいた菌床は、
列によってキクラゲの育ち具合が
異なっていました。

これは、一度にたくさんのキクラゲが
出てこないよう出荷量を調整するため、
成長をコントロール!
収穫終わり頃と、
まさに収穫時期のもの、
そしてこれから収穫を迎えるものと、
タイミングを少しずつずらしながら
栽培されています。


それにしても、真っ白なキクラゲ…
みなさんは見たことありますか?


触ってみるとフワフワしていて、
ベロア生地のようでした。

まるで小さな妖精ですね!





そんな収穫したての新鮮なキクラゲ!
味わわせていただきました!

キクラゲの「天ぷら」、
「お刺身」をいただきました!







さらに「酢の物」もいただきました。


茶色いキクラゲのなかに
白いキクラゲがアクセントになっていて、
そこに緑色のきぬさやも加わって…
これからの暑い季節に
ピッタリの一品でした!

そして、キノコが苦手だという方に向けての
アドバイスも吉村さんからいただきました。
大事なのは「新鮮なキノコ」を食べること!

キノコは収穫して時間が経つほど
独特の匂いが強くなるのだそうです。
また、濃い味付けをすることによって
キノコ本来の風味がわからなくなって、
食感だけが残ることから
苦手だと感じる方も多いのだとか。
まずは、鮮度の高いキノコを
食べてみてほしい!ということですよ。


吉村さんのキクラゲは、
毎週水曜日と土曜日の
午後1時半〜4時までのハウス併設の直売、
JA相模原市 農産物直売所
「ベジたべーな」、
エーコープ城山店のほか、
近隣のスーパーなどで
購入することができます。


吉村しいたけ農園直売所について詳しくは、
TEL:042-733-1767
までお問い合わせください。

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