今回は、山北町から!
野菜を探して向かった先は…
真っ暗な「トンネル」でした!
山北町シルバー人材センター
理事長の石川治夫さんにお話を伺いました。![]()
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石川さんが理事長をつとめる、
山北町シルバー人材センターでは、
主に受託事業を行っていますが、
足柄茶の茶園管理といった自主事業にも
積極的に取り組んでいます。
そのひとつが、今回取材させていただいた、
廃トンネルを使ったウドの栽培!
使わなくなったトンネルを再利用できないか、
というヒントになった
新東名高速道路のアーチ橋。
その建設現場がよく見える場所にも、
案内してくださいました。![]()
そこから見える、
完成後には使わなくなるであろう
作業用の小さなトンネルを指差しながら、
「あそこが栽培に使えるまで
待っていられないからね!
そうしたら、20年間も使われていない
廃トンネルを見つけたんだ。」
と、笑顔で教えてくれました。
その、現在ウドが栽培されているという、
廃トンネル「箒沢隧道」。
外から見ると、入り口には柵がたてられ、
保温のためのビニールシートで
隙間なく覆われています…![]()
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どのようにして、
ウドが育っているのでしょうか?![]()
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今回私が収穫させていただいたウドは、
今シーズンラストの収穫!
その最後のウドと並んで育っていたのが、
来シーズンに向けて準備をしているという
若いウド。![]()
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この若いウドは、一度外に出て、
太陽の光にあたって
栄養をたっぷり蓄えてから、
またこの真っ暗な
廃トンネルの中へと戻ってきます。
ウドが育っている土の下には、
山北町シルバー人材センターのみなさんが、
植木の手入れの仕事で使用した
剪定チップを再利用。
その発酵熱がハウスの中を
適温に保っています。
ここでも、再利用がキーワードですね!
そんな、みなさんのアイディアが
たくさん詰まって育てられた、ウド。
いったい、どんな味がするのでしょうか?
実は私、今回が人生初のウド!![]()
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広がる風味、ほろ苦さの奥にある甘味。
そしてシャキシャキの触感!
クセになります!
春にピッタリな大人の味ですね。
ごちそうさまでした!!![]()
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石川さんたち、
山北町シルバー人材センターのみなさんが
栽培するウドは、「丹沢うど」として、
河津桜が楽しめる2月の
「まつだ桜まつり」に合わせて販売。
今年は、「道の駅 山北」
「わくわく広場 南足柄店」
「内藤園 農産物直売所」で販売されました。
残念ながら、今年の収穫・販売シーズンは
もう終わり、ということですが…
来年も同じ頃を見込んでの
販売予定だそうです。
いつも売り切れになってしまうほど人気!
とのことですので、
ぜひ、来年も廃トンネルで育つ
「丹沢うど」をお楽しみに。![]()
みなさんからいただいた
メッセージを、ご紹介します。
鎌倉市の「ちるちる」さん
【よく義理母が姫筍の
お味噌汁を作ってくれました。
具材は姫筍、ネギ、かき卵、
そしてビックリしたのは
サバ缶を丸ごと一缶入れること。
それが本当に美味しくて
何杯でも飲めてしまいます。
サバ缶の新しい使い方を知り
ビックリしました。
ぜひ希さんにも食べさせてあげたいです。】
お味噌汁にサバ缶!?
どんな味なのでしょう~。
今度私も挑戦してみます!
魚だけでなく、肉やフルーツ、
野菜にスープと…
缶詰には様々な種類がありますからね…
ちるちるさんのように
旬の野菜と組み合わせて、
缶詰の新しい使い方を
発見してみるのもいいかもしれませんね。
番組では、みなさんからの
メッセージをお待ちしています。
旬の野菜の美味しい食べ方や、自家栽培、
そして野菜について気になることなど、
メールは、fresh@fmyokohama.jp
FAX 045-224-1019
JA Fresh Marketまで!