JA Fresh Market - Fm yokohama 84.7

廃トンネルで“うど”が出た!!

今回は、山北町から!
野菜を探して向かった先は…
真っ暗な「トンネル」でした!

山北町シルバー人材センター
理事長の石川治夫さんにお話を伺いました。



石川さんが理事長をつとめる、
山北町シルバー人材センターでは、
主に受託事業を行っていますが、
足柄茶の茶園管理といった自主事業にも
積極的に取り組んでいます。

そのひとつが、今回取材させていただいた、
廃トンネルを使ったウドの栽培!
使わなくなったトンネルを再利用できないか、
というヒントになった
新東名高速道路のアーチ橋。
その建設現場がよく見える場所にも、
案内してくださいました。


そこから見える、
完成後には使わなくなるであろう
作業用の小さなトンネルを指差しながら、
「あそこが栽培に使えるまで
待っていられないからね!
そうしたら、20年間も使われていない
廃トンネルを見つけたんだ。」
と、笑顔で教えてくれました。

その、現在ウドが栽培されているという、
廃トンネル「箒沢隧道」。

外から見ると、入り口には柵がたてられ、
保温のためのビニールシートで
隙間なく覆われています…



どのようにして、
ウドが育っているのでしょうか?





今回私が収穫させていただいたウドは、
今シーズンラストの収穫!
その最後のウドと並んで育っていたのが、
来シーズンに向けて準備をしているという
若いウド。





この若いウドは、一度外に出て、
太陽の光にあたって
栄養をたっぷり蓄えてから、
またこの真っ暗な
廃トンネルの中へと戻ってきます。

ウドが育っている土の下には、
山北町シルバー人材センターのみなさんが、
植木の手入れの仕事で使用した
剪定チップを再利用。
その発酵熱がハウスの中を
適温に保っています。
ここでも、再利用がキーワードですね!

そんな、みなさんのアイディアが
たくさん詰まって育てられた、ウド。
いったい、どんな味がするのでしょうか?

実は私、今回が人生初のウド!



広がる風味、ほろ苦さの奥にある甘味。
そしてシャキシャキの触感!
クセになります!
春にピッタリな大人の味ですね。
ごちそうさまでした!!



石川さんたち、
山北町シルバー人材センターのみなさんが
栽培するウドは、「丹沢うど」として、
河津桜が楽しめる2月の
「まつだ桜まつり」に合わせて販売。

今年は、「道の駅 山北」
「わくわく広場 南足柄店」
「内藤園 農産物直売所」で販売されました。

残念ながら、今年の収穫・販売シーズンは
もう終わり、ということですが…
来年も同じ頃を見込んでの
販売予定だそうです。
いつも売り切れになってしまうほど人気!
とのことですので、
ぜひ、来年も廃トンネルで育つ
「丹沢うど」をお楽しみに。



みなさんからいただいた
メッセージを、ご紹介します。

鎌倉市の「ちるちる」さん

【よく義理母が姫筍の
お味噌汁を作ってくれました。
具材は姫筍、ネギ、かき卵、
そしてビックリしたのは
サバ缶を丸ごと一缶入れること。
それが本当に美味しくて
何杯でも飲めてしまいます。
サバ缶の新しい使い方を知り
ビックリしました。
ぜひ希さんにも食べさせてあげたいです。】

お味噌汁にサバ缶!?
どんな味なのでしょう~。
今度私も挑戦してみます!

魚だけでなく、肉やフルーツ、
野菜にスープと…
缶詰には様々な種類がありますからね…
ちるちるさんのように
旬の野菜と組み合わせて、
缶詰の新しい使い方を
発見してみるのもいいかもしれませんね。


番組では、みなさんからの
メッセージをお待ちしています。
旬の野菜の美味しい食べ方や、自家栽培、
そして野菜について気になることなど、
メールは、fresh@fmyokohama.jp
FAX 045-224-1019
JA Fresh Marketまで!

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