今回は、川崎から!
今が旬!真っ赤で、甘酸っぱ〜い、
いちごに注目!![]()
お邪魔したのは、
川崎市多摩区にある、ハウスです。
ハウスを管理されている、
上原脩太さんにお話を伺いました。![]()
今年がいちごの栽培をはじめて
2年目の上原さん。
日頃から先輩農家さんのところへ
直接足を運んだり、
勉強会にも熱心に参加されています。
上原さんが美味しいいちごを育てるために
何が必要なのかと考えるその探究心は、
お話を伺っていると、
その表情からも生き生きと
感じ取ることができます。
どんなことが難しいですか?
と聞いてみると…
答えは、やはり毎日の管理。
自動で開閉するハウスの天窓も、
その際の気温・湿度・ハウス内の
二酸化炭素濃度など、自動とはいえ、
やはりその場で自分自身が設定・管理を
しなければいけないということもあり、
目が離せないですね、と教えてくれました。
いちごの香りに誘われて、
ハウスの中へと移動しました…!![]()
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昨年の土耕栽培から、今年の高設栽培へ。
どちらも経験したからこそ、
それぞれのメリットに
気づくことができたという上原さんですが、
ハウス全体にも、工夫がいっぱいです。
たとえば、足元に敷かれた白いシートは、
防草シート。
草を生やさないので、
虫も防ぐことができて、見た目もきれい。
さらに曇天の時には、
少しの光でもシートに反射することで
光合成がしやすくなる、
という効果があるのだそうです。
また、ハウスの外側に張られていた
赤いネットは、防虫ネット。
主にアザミウマという虫に対して効果的な
ネットということですが、
どうしてもハウスの中に
入り込んでしまう時もあるのだそうです。
そんな時は先程の白い防草シートが活躍!
明るい方を背にして飛ぶ習性がある
アザミウマにとって、
シートで上下から光が反射するハウスは、
うまく飛べずに苦しい空間。
農薬を使わずに虫を寄せ付けない
方法のひとつです。
そういった工夫の中で育ったいちご…
2つの味を、食べ比べさせていただきました!![]()
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美味しいいちごの見分け方は赤いもの!
種までしっかり赤いものが完熟。
また、艶があって、
ヘタが反り返っているものが良いそう。
いただいたのは
「よつぼし」と「しずくっこ」!
食べる時は、甘みの強い先端と、
ビタミンCが多いヘタの近くまで、
一口で!![]()
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この2つは、栽培をはじめる前に、
多くの品種の食べ比べができる
いちご農家さんを見学した時、
上原さんが本当に美味しい!
と思った品種…
いちご好きの上原さんが選ぶベスト2です!![]()
来年からは、新たにハウスも建てて、
しずくっこも、もっと増やしていきたい!
そして、川崎のいちご農家さんの中でも、
“いちごといえば上原さんちのいちご”
と言ってもらえるように、
美味しいいちご作りを続けていきたい、
目指すはトップです!
と今後の目標を話してくれました。![]()
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上原さんが育てるいちごの様子、
販売についてなど詳しくは、
Instagramをチェックしてみてください。
「上原さんちのいちご畑」
で検索するとヒットしますよ。
上原さんちのいちご畑Instagram
これからもどんどん美味しいいちごを作って
ぜひ、川崎一のいちご農家さん、
叶えて欲しいですね!![]()