JA Fresh Market - Fm yokohama 84.7

若手農家の情熱いちご

今回は、川崎から!
今が旬!真っ赤で、甘酸っぱ〜い、
いちごに注目!



お邪魔したのは、
川崎市多摩区にある、ハウスです。
ハウスを管理されている、
上原脩太さんにお話を伺いました。


今年がいちごの栽培をはじめて
2年目の上原さん。
日頃から先輩農家さんのところへ
直接足を運んだり、
勉強会にも熱心に参加されています。
上原さんが美味しいいちごを育てるために
何が必要なのかと考えるその探究心は、
お話を伺っていると、
その表情からも生き生きと
感じ取ることができます。

どんなことが難しいですか?
と聞いてみると…
答えは、やはり毎日の管理。

自動で開閉するハウスの天窓も、
その際の気温・湿度・ハウス内の
二酸化炭素濃度など、自動とはいえ、
やはりその場で自分自身が設定・管理を
しなければいけないということもあり、
目が離せないですね、と教えてくれました。

いちごの香りに誘われて、
ハウスの中へと移動しました…!




昨年の土耕栽培から、今年の高設栽培へ。
どちらも経験したからこそ、
それぞれのメリットに
気づくことができたという上原さんですが、
ハウス全体にも、工夫がいっぱいです。

たとえば、足元に敷かれた白いシートは、
防草シート。

草を生やさないので、
虫も防ぐことができて、見た目もきれい。
さらに曇天の時には、
少しの光でもシートに反射することで
光合成がしやすくなる、
という効果があるのだそうです。

また、ハウスの外側に張られていた
赤いネットは、防虫ネット。
主にアザミウマという虫に対して効果的な
ネットということですが、
どうしてもハウスの中に
入り込んでしまう時もあるのだそうです。
そんな時は先程の白い防草シートが活躍!
明るい方を背にして飛ぶ習性がある
アザミウマにとって、
シートで上下から光が反射するハウスは、
うまく飛べずに苦しい空間。
農薬を使わずに虫を寄せ付けない
方法のひとつです。

そういった工夫の中で育ったいちご…
2つの味を、食べ比べさせていただきました!






美味しいいちごの見分け方は赤いもの!
種までしっかり赤いものが完熟。
また、艶があって、
ヘタが反り返っているものが良いそう。

いただいたのは
「よつぼし」と「しずくっこ」!

食べる時は、甘みの強い先端と、
ビタミンCが多いヘタの近くまで、
一口で!



この2つは、栽培をはじめる前に、
多くの品種の食べ比べができる
いちご農家さんを見学した時、
上原さんが本当に美味しい!
と思った品種…
いちご好きの上原さんが選ぶベスト2です!



来年からは、新たにハウスも建てて、
しずくっこも、もっと増やしていきたい!
そして、川崎のいちご農家さんの中でも、
 “いちごといえば上原さんちのいちご”
と言ってもらえるように、
美味しいいちご作りを続けていきたい、
目指すはトップです!
と今後の目標を話してくれました。



上原さんが育てるいちごの様子、
販売についてなど詳しくは、
Instagramをチェックしてみてください。
「上原さんちのいちご畑」
で検索するとヒットしますよ。

上原さんちのいちご畑Instagram

これからもどんどん美味しいいちごを作って
ぜひ、川崎一のいちご農家さん、
叶えて欲しいですね!

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