今回は、横浜から!
大人も子どもも笑顔になれる
「食農教育」に注目!!![]()
お邪魔したのは、
相鉄線希望が丘駅から
歩いて7分程の場所にある、野菜畑。
畑を管理されている、八ツ橋政彦さん、
そして二宮一元さんにお話を伺いました!![]()
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お子さんだけでなく、
親世代に向けた「食農教育」。
八ツ橋さん・二宮さんが
二俣川の子育て支援施設「ひなたぼっこ」
で開催する野菜の直売会は、
今年の4月で3年目を迎えます。
毎回、とってもにぎやかな
雰囲気なのだそうですよ。
「野菜は1年に1回しか育てられない、
30年続けているが、
それって実は30回しか作れていない。」
というお二人は、毎年、
天候や状況は異なるため、
それぞれの旬に美味しい野菜を
栽培し続けることは、
それもまた育てる側にとっての挑戦なのだ、
と仰っていました。![]()
そんな八ツ橋さん・二宮さんのお二人に、
新鮮な野菜の見極め方を
教えていただきました!
まずは、色に注目。
例えばブロッコリー…
こちらは、アントシアニンが出てきて
紫がかっているのが、美味しいサイン。
次に、ネギは少し黄ばんだもの。
ホウレンソウは、
緑が濃くて肉厚なものが新鮮。
また、ダイコンは、
まっすぐで凸凹の少ないもの。
そして白菜は、葉っぱの密度が高く、
重たいもので、
カットされたものよりも、
ひとつまるごと買った方が、
新鮮でお得!
ぜひ、お買い物の際に
参考にしてみてくださいね。
いよいよ野菜畑の奥に向かって、
旬の野菜のところへ移動…!![]()
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二宮さんに伺うと、子どもの味覚は、
言葉や習慣と同じで
3歳頃までにインプットされるもの。
野菜の色や感触なども、
同じ色や同じ味だけ
食べさせることはせずに、
まずはお子さんと一緒にいろんな野菜に
触れることが大事なのだと、
教えてくれました。
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さあ、生の食感を味わった菜の花は、
どんな料理に変身するのでしょうか?
八ツ橋さんと二宮さんのお二人が
行っている直売会で
レシピ監修をされている、
管理栄養士 富山彩さんの
お宅にお邪魔して調理をしましたよ!![]()
今回のメニューは、
「菜の花と桜海老の
カルシウムたっぷりパスタ」と
「赤かぶのミルクスープ」。
桜海老は、干しエビでもOK。
無着色のものを使用していますが、
着色料が使われているものであれば、
一度お湯で色を抜くのが良いそうです。
また、エビ・カニアレルギーがある
お子さんには、しらす、じゃこでも
しっかりカルシウムがとれるので、
おすすめだということです。![]()
菜の花はお子さんにとっては
苦い野菜ですが、油と一緒に炒めたり、
お味噌汁に入れたりすると
食べやすくなる、ということに加えて、
「春先にとれる野菜は苦いけれど、
カラダをきれいにしてくれるために
大切なことなんだよ。」と
なぜ苦いのか、
その理由を教えてあげるのも
大事なポイントなのだそうです。
そして、私がパスタを調理している間、
富山さんには「赤かぶのミルクスープ」を
同時進行で作っていただいています。
カブはよく洗って
皮がついたままスライス、
タマネギと一緒に炒めたものを、
小さなお子さんが食べやすいように
牛乳を加えミキサーで細かく刻んだら、
味を整えながら温め直して、完成です。![]()
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管理栄養士・富山さんのご指導のもと、
完成した
「菜の花と桜海老の
カルシウムたっぷりパスタ」と
「赤かぶのミルクスープ」。![]()
お子さんのことを考えて作った
カルシウムたっぷりなお料理…
いざ実食です!![]()
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一緒に食事をしたお子さんたちの
“もっともっと”が止まらないんです!!
赤かぶのミルクスープは優しい味で
とっても飲みやすかったです。![]()
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菜の花と桜海老の
カルシウムたっぷりパスタ
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<材料(大人2人+幼児2人分)>
スパゲッティー 300g
菜の花 2/3束(150g)
玉ねぎ 中2/3~1個(180g)
桜海老 35g
バター 大さじ1(12g)
にんにく 1かけ(2g)
醤油 大さじ1弱(15g)
塩 小さじ1/2(3g)
鶏がらスープの素
小さじ1/2弱(2g)
※鶏がらスープの素は顆粒コンソメでもOK!
<作り方>
①菜の花は茹でて水気を絞り、
2×3㎝に切る。
②玉ねぎはスライス、
にんにくはみじん切りにする。
③スパゲッティーは
食べやすい長さに折って茹でる。
④フライパンに、バターを熱し、
にんにくを香りが出るまで炒め、
玉ねぎを加えて
しんなりするまで炒める。
⑤桜海老、①・③を入れて混ぜ、
鶏がらスープの素、塩、醤油で味を調える。
☆菜の花にも桜海老にも
カルシウムが沢山含まれています。
菜の花の栄養価は
野菜の中でもトップクラス!
菜の花のβ―カロテンは、
バターで炒めることで
吸収がよくなります。
また、苦みもまろやかになるため
子どもにも食べやすくなりますよ♪
赤かぶのミルクスープ
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<材料(大人2人+幼児2人分)>
赤かぶ 150g
玉ねぎ 60g
バター 小さじ1.5(6g)
水 75㏄
コンソメ 小さじ1弱(2.4g)
牛乳 200㏄ (豆乳でもよい)
塩 小さじ1/6(1g)
こしょう 少々
かぶの葉 20g
<作り方>
①赤かぶは薄いいちょう切り、
玉ねぎはスライにする。
かぶの葉は柔らかくなるまで
茹でて水気を絞り、1㎝長さに切る。
②鍋にバターを熱し、
玉ねぎ・赤かぶの順に入れ、
しんなりしたら水とコンソメを入れて
沸騰させる。
蓋をして弱火~中火で約6分、
野菜が柔らかくなるまで煮る。
③ミキサーに②と牛乳を入れて
ポタージュ状にし、
鍋に戻して温め、
塩・こしょうで味を調える。
④器に盛り付け、かぶの葉を散らす。
☆赤かぶの色でピンク色の
きれいなスープになります。
消化にも優しいので、
病み上がりの食事としてもおすすめです。
大根や白いかぶで作っても
美味しいですよ♪
富山さんの料理教室に参加したい!
という方は、インターネットで
「二俣川 料理教室 なのはなキッチン」で
検索してみてください。
メールアドレス:aya.nanohanakitchen@gmail.com
Amebaブログ:https://ameblo.jp/ayatomiyamaninomiya/
クスパ:https://cookingschool.jp/do/school/index?schoolId=14831
また、富山さんの監修するレシピ付きの
新鮮な野菜が購入できる
八ツ橋さんと二宮さんの直売会!
次回は、2月20日(木)に
二俣川の子育て支援施設
「ひなたぼっこ」で開催されます。
さらに、八ツ橋さんの野菜は、
直売会のほかにも、
JA横浜のハマッ子直売所 南万騎が原店、
メルカートつおか店、
横浜市内のイトーヨーカドーでも
購入することができます。
ぜひ、新鮮な野菜で、大人だけでなく、
お子さんがもぐもぐ食べられるレシピに、
みなさんもぜひ
チャレンジしてみてくださいね!
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