JA Fresh Market - Fm yokohama 84.7

食農教育スターティン♪

今回は、横浜から!
大人も子どもも笑顔になれる
「食農教育」に注目!!


お邪魔したのは、
相鉄線希望が丘駅から
歩いて7分程の場所にある、野菜畑。

畑を管理されている、八ツ橋政彦さん、
そして二宮一元さんにお話を伺いました!



お子さんだけでなく、
親世代に向けた「食農教育」。

八ツ橋さん・二宮さんが
二俣川の子育て支援施設「ひなたぼっこ」
で開催する野菜の直売会は、
今年の4月で3年目を迎えます。
毎回、とってもにぎやかな
雰囲気なのだそうですよ。

「野菜は1年に1回しか育てられない、
30年続けているが、
それって実は30回しか作れていない。」
というお二人は、毎年、
天候や状況は異なるため、
それぞれの旬に美味しい野菜を
栽培し続けることは、
それもまた育てる側にとっての挑戦なのだ、
と仰っていました。


そんな八ツ橋さん・二宮さんのお二人に、
新鮮な野菜の見極め方を
教えていただきました!

まずは、色に注目。
例えばブロッコリー…
こちらは、アントシアニンが出てきて
紫がかっているのが、美味しいサイン。

次に、ネギは少し黄ばんだもの。

ホウレンソウは、
緑が濃くて肉厚なものが新鮮。

また、ダイコンは、
まっすぐで凸凹の少ないもの。

そして白菜は、葉っぱの密度が高く、
重たいもので、
カットされたものよりも、
ひとつまるごと買った方が、
新鮮でお得!

ぜひ、お買い物の際に
参考にしてみてくださいね。

いよいよ野菜畑の奥に向かって、
旬の野菜のところへ移動…!







二宮さんに伺うと、子どもの味覚は、
言葉や習慣と同じで
3歳頃までにインプットされるもの。
野菜の色や感触なども、
同じ色や同じ味だけ
食べさせることはせずに、
まずはお子さんと一緒にいろんな野菜に
触れることが大事なのだと、
教えてくれました。


さあ、生の食感を味わった菜の花は、
どんな料理に変身するのでしょうか?

八ツ橋さんと二宮さんのお二人が
行っている直売会で
レシピ監修をされている、
管理栄養士 富山彩さんの
お宅にお邪魔して調理をしましたよ!


今回のメニューは、
「菜の花と桜海老の
カルシウムたっぷりパスタ」と
「赤かぶのミルクスープ」。

桜海老は、干しエビでもOK
無着色のものを使用していますが、
着色料が使われているものであれば、
一度お湯で色を抜くのが良いそうです。

また、エビ・カニアレルギーがある
お子さんには、しらす、じゃこでも
しっかりカルシウムがとれるので、
おすすめだということです。


菜の花はお子さんにとっては
苦い野菜ですが、油と一緒に炒めたり、
お味噌汁に入れたりすると
食べやすくなる、ということに加えて、
「春先にとれる野菜は苦いけれど、
カラダをきれいにしてくれるために
大切なことなんだよ。」と
なぜ苦いのか、
その理由を教えてあげるのも
大事なポイントなのだそうです。


そして、私がパスタを調理している間、
富山さんには「赤かぶのミルクスープ」を
同時進行で作っていただいています。
カブはよく洗って
皮がついたままスライス、
タマネギと一緒に炒めたものを、
小さなお子さんが食べやすいように
牛乳を加えミキサーで細かく刻んだら、
味を整えながら温め直して、完成です。






管理栄養士・富山さんのご指導のもと、
完成した
「菜の花と桜海老の
カルシウムたっぷりパスタ」と
「赤かぶのミルクスープ」。


お子さんのことを考えて作った
カルシウムたっぷりなお料理…
いざ実食です!



一緒に食事をしたお子さんたちの
“もっともっと”が止まらないんです!!
赤かぶのミルクスープは優しい味で
とっても飲みやすかったです。



菜の花と桜海老の
カルシウムたっぷりパスタ


<材料(大人2人+幼児2人分)

スパゲッティー 300
菜の花 2/3(150g)
玉ねぎ 中2/31(180)
桜海老 35g
バター 大さじ1(12g)
にんにく 1かけ(2)
醤油 大さじ1(15)
塩 小さじ1/2(3g)
鶏がらスープの素
 小さじ1/2弱(2g)
※鶏がらスープの素は顆粒コンソメでもOK


<作り方>
①菜の花は茹でて水気を絞り、
 2×3㎝に切る。
②玉ねぎはスライス、
 にんにくはみじん切りにする。
③スパゲッティーは
 食べやすい長さに折って茹でる。
④フライパンに、バターを熱し、
 にんにくを香りが出るまで炒め、
 玉ねぎを加えて
 しんなりするまで炒める。
⑤桜海老、①・③を入れて混ぜ、
 鶏がらスープの素、塩、醤油で味を調える。

☆菜の花にも桜海老にも
カルシウムが沢山含まれています。
菜の花の栄養価は
野菜の中でもトップクラス!
菜の花のβ―カロテンは、
バターで炒めることで
吸収がよくなります。
また、苦みもまろやかになるため
子どもにも食べやすくなりますよ♪


赤かぶのミルクスープ


<材料(大人2+幼児2人分)
赤かぶ 150g
玉ねぎ 60
バター 小さじ1.5(6g)
水 75㏄
コンソメ 小さじ1弱(2.4g
牛乳 200㏄ (豆乳でもよい)
塩 小さじ1/61g)
こしょう 少々
かぶの葉 20g


<作り方>
①赤かぶは薄いいちょう切り、
 玉ねぎはスライにする。
 かぶの葉は柔らかくなるまで
 茹でて水気を絞り、1㎝長さに切る。
②鍋にバターを熱し、
 玉ねぎ・赤かぶの順に入れ、
 しんなりしたら水とコンソメを入れて
 沸騰させる。
 蓋をして弱火~中火で約6分、
 野菜が柔らかくなるまで煮る。
③ミキサーに②と牛乳を入れて
 ポタージュ状にし、
 鍋に戻して温め、
 塩・こしょうで味を調える。
④器に盛り付け、かぶの葉を散らす。

☆赤かぶの色でピンク色の
きれいなスープになります。
消化にも優しいので、
病み上がりの食事としてもおすすめです。
大根や白いかぶで作っても
美味しいですよ♪


富山さんの料理教室に参加したい!
という方は、インターネットで
「二俣川 料理教室 なのはなキッチン」で
検索してみてください。

メールアドレス:aya.nanohanakitchen@gmail.com

Amebaブログ:https://ameblo.jp/ayatomiyamaninomiya/

クスパ:https://cookingschool.jp/do/school/index?schoolId=14831

また、富山さんの監修するレシピ付きの
新鮮な野菜が購入できる
八ツ橋さんと二宮さんの直売会!
次回は、220()
二俣川の子育て支援施設
「ひなたぼっこ」で開催されます。

さらに、八ツ橋さんの野菜は、
直売会のほかにも、
JA横浜のハマッ子直売所 南万騎が原店、
メルカートつおか店、
横浜市内のイトーヨーカドーでも
購入することができます。
ぜひ、新鮮な野菜で、大人だけでなく、
お子さんがもぐもぐ食べられるレシピに、
みなさんもぜひ
チャレンジしてみてくださいね!

top