今回は、秦野市から。
旬を迎えている、落花生に注目しました。
今回、落花生を使った加工品の作り方を
教えてくださったのは大木敏子さん。![]()
大木さんはダイコン、ハクサイ、
ブロッコリーなど、季節ごとに
多くの種類の野菜を育てています。
その大きな畑の一部で、落花生を栽培。
連作を避けるために、
1年おきに場所を変えるなどの
工夫もされています。
そして、秦野のみなさんがよく食べるという
茹でた落花生。
JAはだのでは、「うでピー」という商品名で
販売もされています。
「茹でる」ことを秦野の方言で、
「うでる」と言うことから
この名前がつけられたそうですよ。![]()
そんな秦野の特産品・落花生を使った
お料理を教えていただきました!
「落花生なます」と
「落花生きんとん」、
この2つを同時に作りました!
パチパチと音をたてながら炒られた落花生。
これを塩から取り除き、冷ましてから
フードプロセッサーで細かく砕きます。![]()
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最初に千切りにして
塩もみをしたダイコンとニンジンには、
酢に砂糖を加え、
温めたものと混ぜておいたので、
ここに細かく砕いた落花生を加えて
混ぜ合わせたら、
「落花生なます」の完成です!![]()
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続いて落花生きんとん。
茹でたさつまいもを、きんとんにします。
ポイントは、つぶしたクチナシの実を、
お茶のパックに入れて一緒に鍋で茹でること。
これで、さつまいもがきれいに
黄色く色づくのだそうです。
茹で終わったさつまいもは、
裏ごしをします。
本来、裏ごし器を使っておこないますが、
今回は代用で粗目のざるを使って
裏ごししました。![]()
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裏ごししたさつまいもは、
砂糖とみりん、少量の塩を加えて、
弱火にかけながら練り上げます。
そして最後に混ぜ合わせるのが、
落花生の煮豆!
今回は、事前に大木さんが
作っておいてくださいました。
混ぜる前にこれだけ先に
ひと口いただいたのですが…
下でつぶせるくらい柔らかくて、
落花生の風味を邪魔しない
あまじょっぱさがクセになります!![]()
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できあがった2つの落花生料理のお味は…?
「落花生なます」と「落花生きんとん」
この2つ、交互に食べると
止まらないんですよ!![]()
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大木さんがつくる農産物の加工品は、
JA農産物直売所「はだのじばさんず」
で購入することができます。
季節ごとでの出荷になるので、
毎日ではなく、
数にも限りがありますので、
店頭でみつけた時にはぜひ、
味わってみてくださいね!![]()
今回、大木さんに教えていただいた
「落花生なます」「落花生きんとん」
のレシピです。
「落花生なます」
【材料】
ダイコン 500g
ニンジン 50g
落花生(しいな) 60g
塩 小さじ1
酢 大さじ5
砂糖 大さじ4
お好みで、ゆず 少々
【作り方】
①ダイコンとニンジンは
長さ4センチの物を千切りにして、
塩をふって30分〜1時間ほどおく。
②酢を温めて砂糖を加えてかき混ぜる。
冷めたら①を②に加える。
③深型のフライパンに殻を剥いて、
皮がついたままの落花生と
塩を加え炒る。
パチパチと音がしてきたら弱火にして、
音が止まったら火を止める。
④炒った落花生は塩を取り除き、
皮ごとフードプロセッサーで荒目に砕く。
⑤なますを加えて、完成!![]()
「落花生きんとん」
まずは、煮豆づくりから。
【材料】
落花生 300g
砂糖 150g
重曹 小さじ1
塩 少々
醤油 少々
【作り方】
①落花生は重曹を入れた水に一晩浸け置く。
それをコトコトやわらかくなるまで煮る。
②やわらかくなったら、煮汁を捨てて、
洗うように水を流す。
③再度火をかけ、
砂糖を3回に分けて加えたら、
火を止めて冷ます。
④冷めたら再度火を入れて、
塩・醤油で味を調える。
つぎに、きんとんづくりです。
【材料】
皮をむいた状態のさつまいも 1kg
砂糖 250g
みりん 大さじ3
塩 少々
クチナシの実 1個
【作り方】
①さつまいもを5センチ幅に切り、
厚めに皮をむき、たっぷり水にさらす。
②鍋にさつまいも、
クチナシの実を入れて、
かぶるくらいに水を加える。
③火にかけ、さつまいもが
やわらかくなるまで茹で、
熱いうちに裏ごしをする。
④鍋に移し、砂糖にみりんと塩を加え、
弱火にかけて練り上げる。
⑤このきんとんにお好みの量の
煮豆を加えて混ぜたら、完成!
※余った煮豆は、
そのまま食べても美味しいですよ!
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番組では、みなさんからの
メッセージをお待ちしています。
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