JA Fresh Market - Fm yokohama 84.7

王様の野菜?!モロヘイヤ

今回は平塚市から!
栄養たっぷり!
モロヘイヤに注目しました!



お話を伺ったのは、
平塚市でモロヘイヤを栽培されている、
石川英夫さんです。



就業されてから52年。
現在はいちごをメインに、
お米、そしてモロヘイヤを
奥さまと一緒に、栽培されています。
モロヘイヤといえば、
高い栄養価があることから、
健康食品としても人気がありますよね。

モロヘイヤの原産国はエジプト。
その名前はアラビア語で
「王様だけのもの」
という意味を持つのだそうです。
その名の通り、
エジプトでは難病だった王様が
モロヘイヤのスープを食べたところ
病が治った、
また、あの絶世の美女・クレオパトラも
モロヘイヤを愛してやまなかった
という伝説もあるのだとか。



実際、モロヘイヤには、
カロテン、カルシウム、鉄分など、
各種ビタミンが豊富で、
王様も食べたという
モロヘイヤのスープは、
砂漠の国ではスタミナ満点の「薬」であり、
昔ながらの国民食でもあります。
そんなカラダにも良いことが
期待できるモロヘイヤは、
どのように育てられているのでしょうか?
引き続き、石川さんに伺いました。

いちご栽培のための肥料と設備で
モロヘイヤが育つというのには、
驚きました。
いちごの出荷時期が終わると、
モロヘイヤを栽培。
そして、育って収穫したモロヘイヤは、
いちごを育てる
有機肥料にもなるのだそうです。
いちごと、モロヘイヤの栽培は、
お互いにプラスにはたらく
組み合わせでもあるのですね。

育つと2メートルにもなるという
モロヘイヤ!
さらに近くで、見せていただきました…。



取材させていただいた日は、
まだ収穫するには早かったようで、
高さも、まだ膝よりも下くらいでした。
それが2メートルにもなるのですから、
びっくりです。

収穫の際には、「桑爪」と呼ばれる
特別な道具を使います。



指輪にカッターの刃がついているような形。
それを指にはめて、
次から次へとつまむようにして
刈っていくのだそうです。
手にとって見せていただいたのですが、
とても刃が鋭くて、
取り扱いにも注意が必要。
しかし、
どんどん育つモロヘイヤを収穫するには、
この桑爪が欠かせないのだと
教えていただきました。




これからが旬の石川さんのモロヘイヤは、
JA湘南あさつゆ広場、
県内のスーパーで購入することができます。
美味しいモロヘイヤの見分け方は、
青々としていて、
なるべく大きく、軸が太いもの!
ぜひ、見つけたらそのポイントも
チェックしてみてくださいね。




リスナーの方からの
メッセージをご紹介します。

相模原市の「メロディーア」さんから。

【この夏はミニトマトと
オクラの苗を植えてみました。
昨年はミニトマトが地植えで
実りが悪かったので、
今年はカフェで譲っていただいた
コーヒー豆が入っていた麻袋を利用して
植えてみました!
子ども達が大好きなミニトマトなので
鈴なりに出来るのを楽しみにしています。】

麻袋で育てるやり方、私初めて知りました!
調べてみると、見た目がとっても素敵!
スタイリッシュに育てられそうです。

そして、ミニトマトといえば…
JA Fresh Market番組チームも、
今、ミニトマトとバジルを
同時に育てています!
私たちの栽培方法は、
麻袋ではなく、
コンパニオンプランツ。
これは、違う種類の作物を
同じ鉢で植えることで、
お互いの相乗効果により、
病気の予防や虫を寄せ付けないなど、
いい影響を与える組み合わせのことです。
ミニトマトとバジルの成長日記は
この番組ブログに随時アップしますので、
ぜひ覗いてみてくださいね!

みなさんからのメッセージも
お待ちしています。
メールは、fresh@fmyokohama.jp
FAX 045-224-1019
JA Fresh Marketまで。
旬の野菜の美味しい食べ方や、自家栽培、
そして野菜について気になることなど、
ぜひ、届けてください!

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