JA Fresh Market - Fm yokohama 84.7

ほっぺも落ちる八重桜❀ 

今回は秦野から!
ほっぺも落ちちゃう!?八重桜に注目しました!


お話を伺ったのは、秦野市、「千村若竹加工部」代表の 
岩佐スエ子さんです。


岩佐さんたちは、食用として植えられている「関山」という
ひとつの花に花びらが38枚もある八重桜を、塩漬けに加工していらっしゃいます。
毎年、桜が咲く短い期間限定で、
一気に1年分の桜を漬け込む!という岩佐さんたち。
私たちが訪れた日は、漬けるのに使う関山の桜はまだ咲いておらず…
まさにこれから一番忙しい時が来るんだよ〜!とおっしゃっていました。


そして、桜の塩漬けを作るには、お天気にも気をつけなければいけない!と聞いて、
これから春はお花見だけでなく、桜の加工のためにも、
天気予報が気になってしまいますね…!


作業場の様子を見せていただいたのですが、
桜の塩漬けを作るには、繊細な作業だけでなく、力も必要なんです!
梅酢で漬けた後の桜をよく踏むことによって、ピンク色の成分が出るそうで、
そのあと重い石を乗せるのですが、
重しの石は12kgのものもあれば、50kgのものまで!
きれいなピンク色を出すために、あんなに力が必要だとは、思いませんでした!




もちろん、大きくて重たい石の移動や、よく踏む作業、といったときには
男性の方に手伝ってもらいながら、とのことですが…
取材の間、岩佐さんに年齢を伺ってみると、なんと80歳!
普段は踊りを習っているそうで、背筋はピン!と伸びて、
加工部の方に指示を出す姿もテキパキ!
その健康な体、足腰だからこそ、美味しくできあがるのですね。

そんな、すべての工程を手作業で行う、貴重な桜の塩漬けを、
試食させていただきました!


今回私がいただいたのは、桜の塩漬けを使った「おにぎり」と「おまんじゅう」!
ごはんにもおやつにも合うんですね!



おにぎりに合わせるとご飯の甘さを、そして、
おまんじゅうに合わせるとあんこの甘さを引き立てるんです!
それに桜の華やかな香りもプラスされて…本当においしかったです。


海苔巻きや太巻きにもおすすめ、という岩佐さん、
他にもおすすめの食べ方を教えてくださいました。
それが、「お吸いもの」!
かまぼこや野菜を入れて作った最後に、桜の塩漬けをひとつ浮かせると、
花びらがふわぁ!と広がってとってもキレイで可愛らしい、
と教えてくださいました。お茶に浮かせて「桜茶」もいいですね。

今回ご紹介いただいた、かながわブランドにも選ばれている桜の塩漬けの他にも、
桜を粉末状にしたものや、桜を漬けた液で塩を染めたという桜色の塩など、
岩佐さんたち「千村若竹加工部」が作る加工品は、
「JAはだのじばさんず」で購入することができます。
ぜひ、みなさんも手にとってみてくださいね。





☆JAはだのからのお知らせです。☆

4月20日(土)と21日(日)の2日間、 
JAはだの本所敷地内で「春まつり」を開催します。
時間は、午前9時~午後3時30分まで。
秦野産の野菜苗や花の苗を豊富に取りそろえる他、
アサガオの種やカーネーションを無料で配布します。
また、会場では農産物の重量当てクイズコーナーなど、いろいろな模擬店が並び、
いつも大人気のオリジナルベビーカステラ「ぴーなマン焼き」も販売。
お楽しみが盛りだくさんです!
4月20日(土)・21日(日)は、ぜひ秦野にお越しください。

top