今回は秦野から!
ほっぺも落ちちゃう!?八重桜に注目しました!![]()
お話を伺ったのは、秦野市、「千村若竹加工部」代表の
岩佐スエ子さんです。![]()
岩佐さんたちは、食用として植えられている「関山」という
ひとつの花に花びらが38枚もある八重桜を、塩漬けに加工していらっしゃいます。
毎年、桜が咲く短い期間限定で、
一気に1年分の桜を漬け込む!という岩佐さんたち。
私たちが訪れた日は、漬けるのに使う関山の桜はまだ咲いておらず…
まさにこれから一番忙しい時が来るんだよ〜!とおっしゃっていました。![]()
そして、桜の塩漬けを作るには、お天気にも気をつけなければいけない!と聞いて、
これから春はお花見だけでなく、桜の加工のためにも、
天気予報が気になってしまいますね…!![]()
作業場の様子を見せていただいたのですが、
桜の塩漬けを作るには、繊細な作業だけでなく、力も必要なんです!
梅酢で漬けた後の桜をよく踏むことによって、ピンク色の成分が出るそうで、
そのあと重い石を乗せるのですが、
重しの石は12kgのものもあれば、50kgのものまで!
きれいなピンク色を出すために、あんなに力が必要だとは、思いませんでした!![]()
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もちろん、大きくて重たい石の移動や、よく踏む作業、といったときには
男性の方に手伝ってもらいながら、とのことですが…
取材の間、岩佐さんに年齢を伺ってみると、なんと80歳!
普段は踊りを習っているそうで、背筋はピン!と伸びて、
加工部の方に指示を出す姿もテキパキ!
その健康な体、足腰だからこそ、美味しくできあがるのですね。
そんな、すべての工程を手作業で行う、貴重な桜の塩漬けを、
試食させていただきました!![]()
今回私がいただいたのは、桜の塩漬けを使った「おにぎり」と「おまんじゅう」!
ごはんにもおやつにも合うんですね!![]()
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おにぎりに合わせるとご飯の甘さを、そして、
おまんじゅうに合わせるとあんこの甘さを引き立てるんです!
それに桜の華やかな香りもプラスされて…本当においしかったです。![]()
海苔巻きや太巻きにもおすすめ、という岩佐さん、
他にもおすすめの食べ方を教えてくださいました。
それが、「お吸いもの」!
かまぼこや野菜を入れて作った最後に、桜の塩漬けをひとつ浮かせると、
花びらがふわぁ!と広がってとってもキレイで可愛らしい、
と教えてくださいました。お茶に浮かせて「桜茶」もいいですね。
今回ご紹介いただいた、かながわブランドにも選ばれている桜の塩漬けの他にも、
桜を粉末状にしたものや、桜を漬けた液で塩を染めたという桜色の塩など、
岩佐さんたち「千村若竹加工部」が作る加工品は、
「JAはだのじばさんず」で購入することができます。
ぜひ、みなさんも手にとってみてくださいね。![]()
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☆JAはだのからのお知らせです。☆
4月20日(土)と21日(日)の2日間、
JAはだの本所敷地内で「春まつり」を開催します。
時間は、午前9時~午後3時30分まで。
秦野産の野菜苗や花の苗を豊富に取りそろえる他、
アサガオの種やカーネーションを無料で配布します。
また、会場では農産物の重量当てクイズコーナーなど、いろいろな模擬店が並び、
いつも大人気のオリジナルベビーカステラ「ぴーなマン焼き」も販売。
お楽しみが盛りだくさんです!
4月20日(土)・21日(日)は、ぜひ秦野にお越しください。