
今回は相模原から。
お話を伺ったのは、現在、相模原市内では2件のみとなった、
貴重な原木しいたけを栽培している黒木竜郎さんです。
黒木さんが案内してくれた原木しいたけのハウスは、
3本の原木を三角形に組んで積み上げられた塔がたくさんありました。
本来、夏場は原木を立てかけて育てているのですが、
冬はハウスでの栽培量が増えるため、
木がたくさん入るように、この形なのだそうです。
積み上げられた原木も、水槽にしっかりと漬けて湿らせたあと、
外の冷たい風にさらしてからハウスの中に入れます。
しいたけが育つ土台から、いくつもの手間がかけられているのですね。
そんな原木しいたけ、収穫させていただきました!
さらに、「焼いて醤油か塩で食べると、しいたけ本来の味が楽しめる!」
と教えて頂き、炭火で焼いた原木しいたけも試食させていただきました!
本当に、私が今食べているのは「しいたけ」なのだろうか…!?
というほど、今までにない味と香りと食感!!
黒木さんいわく、原木しいたけは、
軸の付け根が一番美味しいそうなので、焼く時は軸側から。
焼けてくると、水分と旨味が一緒に出てくるので、
かさ側から焼いてしまうと、裏返した時に美味しさが
すべて下に落ちてしまうんです。焼く時は、軸側からですよ!
今回私は炭火で焼いていただきましたが、オーブントースターでもOKです。
また、焼く以外にも、おでんやフライ、鍋物にもおすすめとのことです。
黒木さんの原木しいたけは、ハウス前の直売所、JAの農産物直売所あぐりんずつくいの他、
神奈川県内のエーコープ9店舗に出荷されています。
ぜひ、黒木さんのお名前を探してみてくださいね。
さあ!原木しいたけの美味しさを学んだあとは…
明日が節分ということで!その準備をしましたよ!
今回料理を教わったのは、
JA神奈川つくい文化指導員の永井美雪さんです。
「恵方巻き」と、切った断面がお花に見える「飾り巻き」を紹介していただきました。
黒木さんの原木しいたけを使った恵方巻きを教えていただきました。
上手に巻けるかな?とドキドキしながらの挑戦でしたが、
けっこう綺麗に完成しましたよ!
あわせてご紹介いただいた「飾り巻き」のレシピは、
この記事の最後にご紹介します!
ぎゅっと力を入れすぎるのではなく!
酢飯がつぶれないように、ふわっと巻いてあげるのがコツですよ、とのことです。
実は、このあと巻きずし他にも手料理をたくさん振る舞ってくださって…、
みんなでワイワイおしゃべりをしながらの食卓、楽しかったです!
東北東を向いて…恵方巻き、無事食べ終えましたよ!
永井さん、ありがとうございました。
ぜひ、みなさんも節分には恵方巻きだけでなく、
飾り巻きも家族やお友だちみんなで挑戦してみてくださいね!
【バラの花ずし】
<材料(一人分)>太巻き一本
酢めし: 200g
桃色酢めし:140g
(酢めし115g、でんぶ15g、紅ショウガ10g)
焼きのり: 1枚(全形)
卵: 1個
砂糖: 小さじ1
塩: 少々
サラダ油: 適量
キュウリ: 1/2本(縦)
★A 合わせ酢 (米3合分)
酢: 80㏄
塩: 小さじ1
砂糖:大さじ4
<下ごしらえ>
・「A」の合わせ酢の分量で酢めしを作る。
・紅生姜はみじん切りにする。
・分量(115g)の酢めしとでんぶ、みじん切りにした
紅生姜を混ぜ、桃色の酢めしを作る。
・キュウリは細長く縦に3本に切る。
<作り方(1本分)>
①ボウルに卵を割り入れ、砂糖と塩を加えよく混ぜ、
サラダ油をひいたフライパンで薄焼き卵を焼く。
②巻きすに薄焼き卵をのせ、桃色の酢めしを平らに伸ばし、
くるくるとしっかり巻いて、巻きすごと輪ゴムで止めておく。
③巻きすに海苔を縦長におき、酢めしを上2㎝残し平らにのばす。
④菜箸で、巻きすの手前から2㎝、2㎝、4㎝のところに3本の溝を作る。
⑤それぞれの溝にキュウリを置き、
手前から2本目と3本目のキュウリの間に②を置いて、
手前から巻きすでしっかり巻く。
※出来てしばらく置いてから切ると良いです!