今回は、海老名から。
来週末に開催される予定のお祭りに注目しました!
お話を伺ったのは、
JAさがみ海老名地区運営委員長の清田一秀さんです。![]()
清田さんが農業をはじめられたのは、お父様の代から。
最初はイチゴの栽培から始まったのだそうです。
現在は、少量他品目で野菜を栽培されていて、
この時期はダイコン、白菜、キャベツ、ブロッコリー、
ジャガイモ、サツマイモなどほとんどを作っている他、
水田地帯の多い地域のため、お米や、
春先には真っ白い玉ねぎ(ホワイトベアー)などを栽培されていらっしゃいます。
お米は、先月この番組でも取材しました、
平成28年度と29年度の食味ランキングで
2年連続最高評価の特Aを受賞している、「はるみ」。
取材当日は雨・・ということで、栽培されていらっしゃるものの中から、
日本古来の種類「鶴首カボチャ」を持ってきていただきました。
オレンジ色で30センチほどの細長いカボチャで。「し」の字のような形が、
鶴が首をたてているように見えるんです。![]()
さらに、通常の2〜3倍ほどの大きな落花生「おおまさり」も、
持ってきてくださいました!![]()
見せていただいた鶴首かぼちゃの他、
生食でも辛味がなく食べられるという白タマネギなど
めずらしい野菜にもチャレンジしている清田さん。
主に海老名グリーンセンターに出荷されていて、
食べ方がわからない、という方たちのために、
出荷先にはおすすめのメニューや料理法についてなどが
描かれた手作りPOPも設置しているそうです。
その出荷先である、JA海老名グリーンセンターで、11月25日(日)に
「第9回 海老名ふれあい農業まつり」が開かれるんです。
なんと清田さんが実行委員長!
農家の方たちが朝採れたての野菜を直売。
清田さんは合わせて行われる品評会に
サトイモ、ダイコン、ジャガイモを出すつもりだそうです。
品評会では、色別や形、いろんな角度から審査されて、終わったあとは即売!
毎年大人気という農産物品評会!
選ばれたばかりのその立派なお野菜をすぐに
その場で購入できるというのは、嬉しいですよね。
整理券は、朝早くに配り終えてしまうこともあるそうなので、
気になる!という方はぜひ、お早めに。
整理券配布は、お祭りがはじまる朝9時からです!
また、会場内では「新鮮たまごのつかみ取り」や「新米のすくい取り」など
お子さんと一緒でさらに楽しめるブースもありますので、
ぜひ、ご家族・お友達みんなで遊びにきてくださいね!![]()
さて、海老名市中新田に移動して…
神奈川県立中央農業高等学校で、竹内睦子先生、
そして農業総合科食品製造類型2年生 馬場香奈実さんにお話を伺いました。![]()
竹内先生のご専門は、食品製造。
馬場さんが活動している食品加工部の顧問もされています。
現在食品加工部の部員は13名。うち、2名が男子ということで…
竹内先生に聞いてみたところ、
受け持っているクラスも39名中24名が女子と、
学校全体でも女子のほうが多いのだそうです。
竹内先生に、学生のみなさんの進学先について伺ってみると、
馬場さんのように農業系の大学へ進学する人はもちろん、製菓全般の専門学校に進む人、
また、農業とは全く違う保育系に進む人など、中央農業高等学校で学ぶ3年間で、
みなさん自分が農業とどのように携わっていきたいのか、考えていくそうですよ。
そして、そんな神奈川県立中央農業高等学校の食品加工部のみなさんも、
「第9回 海老名ふれあい農業まつり」に参加するんです!
素焼きのアーモンドが入った人気商品の「ビスコッティ」や
味噌を使ったオリジナルの「むぎこちゃんクッキー」、
「シフォンケーキ」「パウンドケーキ」「低糖質ミルクサブレ」の販売を予定しています。![]()
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「第9回 海老名ふれあい農業まつり」は、来週11月25日(日)、
海老名グリーンセンターで朝9時からです。
会場へのアクセスは、海老名駅と寒川駅を結ぶ路線バス「みずほ団地前」下車3分。
当日は私も、お祭りに参加させていただきますので、ぜひみなさん!遊びに来てくださいね。![]()
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