
今回は、横浜市から。女性が大活躍の現場に迫ります!
お話を伺ったのは、
横浜の女性農業後継者から成る「農娘会」のメンバーであり、
磯子区峰町にある野菜畑を管理されている苅部弥生さんです。
苅部さんは、農業をはじめられておよそ8年。
農娘会では、長い人は15年、短い人は3年と、
9人それぞれ就農年数が異なっていて、
だからこそ、いろんな意見が交換できる会なのだそうです。
苅部さんのおうちは、昔ながらの立派なおうちで、
玄関の前には、大きな観葉植物もたくさん植わっていて、緑に囲まれた場所。
その少し奥へと足を運ぶと、大きな栗の木が見えてきました!
大きな栗の木の、本当に真下まで進んでくると、
ゴロゴロゴロっと落ちたイガイガが…いっぱい!
今が収穫時!という栗を、収穫体験させていただきました!
イガイガを足に挟んで開いていくと…きれいな茶色の栗の頭がプリッと出てきます。
足元にたくさん転がっているのが楽しくて、どんどん拾ってしまいました。
栗ご飯や茹でただけでも十分美味しいのですが…
ジェラートがおすすめなのだそうです!
農娘会の野菜を使ってジェラートを作っていただいているお店があるということで、
期待を胸に、横浜生まれのハマ栗ジェラートがどんな味なのか、
確かめるべく、さっそく苅部さんとそのお店へ!
横浜市磯子区から、苅部さんのご案内で、青葉区柿木台にあります
ジェラート専門店「Quattro Panchine」で、シェフジェラティエーレの
磯部浩昭さんにお話を伺いました。
シェフジェラティエーレとは、イタリア語でジェラートを作る人・ジェラート職人という意味。
常時18種類ほどのフレーバーを取り揃えていらっしゃいます。
「タルトューフォ」というトリュフ型ジェラートも並んでいました。
こちらは、丸くかたどったジェラートに、
砕いたチョコレートやナッツをコーティングしたオリジナルの一品です。
取材した時にも、ご夫婦や親子で来店されて、みなさんお好みのフレーバーを手に、
笑顔で磯部さんの手作りジェラートを楽しんでいました。
そんな「Quattro Panchine」で、
数量限定の「和栗」のジェラート、ご用意していただきました!
イタリア語では、「カスターニェ」。
とっても濃厚なマロンペーストを凍らせていただいたような感じで、
マロンの舌触りがしっかり残っています。
栗以外は他の素材を何も入れていないので、自然な味と香りなんです。
本当に栗の味そのものが感じられる美味しさで、取材の後にはスタッフみんなが購入して
和栗のジェラートはもちろん、それぞれ好みの味をチョイスして、いただきました!
そして、磯部さんがジェラート職人として2016年から毎年参加しているのが、
イタリアのシチリア島で行われるイタリア最大のジェラートイベント、
「SherbethFestival(シェルベットフェスティバル)」。
今年は、9/27~30の4日間開催され、世界中から集まった53人の出場者のうち、
磯部さんは「オリジナリティ特別賞」を受賞されました。
選ばれた9人の中で、日本人は磯部さん1人だけだったそうです!おめでとうございます!!
そんな本場イタリアで認められた磯部さんが、地産地消を大事に作るオリジナルジェラートを、
横浜市青葉区の「Quattro Panchine」でぜひ、みなさんも味わってみてくださいね!