JA Fresh Market - Fm yokohama 84.7

ハマグリジェラートってなぁに?

今回は、横浜市から。女性が大活躍の現場に迫ります!
お話を伺ったのは、
横浜の女性農業後継者から成る「農娘会」のメンバーであり、
磯子区峰町にある野菜畑を管理されている苅部弥生さんです。


苅部さんは、農業をはじめられておよそ8年。
農娘会では、長い人は15年、短い人は3年と、
9人それぞれ就農年数が異なっていて、
だからこそ、いろんな意見が交換できる会なのだそうです。

苅部さんのおうちは、昔ながらの立派なおうちで、
玄関の前には、大きな観葉植物もたくさん植わっていて、緑に囲まれた場所。
その少し奥へと足を運ぶと、大きな栗の木が見えてきました!

大きな栗の木の、本当に真下まで進んでくると、
ゴロゴロゴロっと落ちたイガイガが…いっぱい!


今が収穫時!という栗を、収穫体験させていただきました!

イガイガを足に挟んで開いていくと…きれいな茶色の栗の頭がプリッと出てきます。
足元にたくさん転がっているのが楽しくて、どんどん拾ってしまいました。


栗ご飯や茹でただけでも十分美味しいのですが…
ジェラートがおすすめなのだそうです!
農娘会の野菜を使ってジェラートを作っていただいているお店があるということで、
期待を胸に、横浜生まれのハマ栗ジェラートがどんな味なのか、
確かめるべく、さっそく苅部さんとそのお店へ!



横浜市磯子区から、苅部さんのご案内で、青葉区柿木台にあります
ジェラート専門店「Quattro Panchine」で、シェフジェラティエーレの
磯部浩昭さんにお話を伺いました。


シェフジェラティエーレとは、イタリア語でジェラートを作る人・ジェラート職人という意味。
常時18種類ほどのフレーバーを取り揃えていらっしゃいます。
「タルトューフォ」というトリュフ型ジェラートも並んでいました。
こちらは、丸くかたどったジェラートに、
砕いたチョコレートやナッツをコーティングしたオリジナルの一品です。


取材した時にも、ご夫婦や親子で来店されて、みなさんお好みのフレーバーを手に、
笑顔で磯部さんの手作りジェラートを楽しんでいました。

そんな「Quattro Panchine」で、
数量限定の「和栗」のジェラート、ご用意していただきました!


イタリア語では、「カスターニェ」。
とっても濃厚なマロンペーストを凍らせていただいたような感じで、
マロンの舌触りがしっかり残っています。
栗以外は他の素材を何も入れていないので、自然な味と香りなんです。
本当に栗の味そのものが感じられる美味しさで、取材の後にはスタッフみんなが購入して
和栗のジェラートはもちろん、それぞれ好みの味をチョイスして、いただきました!



そして、磯部さんがジェラート職人として2016年から毎年参加しているのが、
イタリアのシチリア島で行われるイタリア最大のジェラートイベント、
「SherbethFestival(シェルベットフェスティバル)」。
今年は、9/27~30の4日間開催され、世界中から集まった53人の出場者のうち、
磯部さんは「オリジナリティ特別賞」を受賞されました。
選ばれた9人の中で、日本人は磯部さん1人だけだったそうです!おめでとうございます!!

そんな本場イタリアで認められた磯部さんが、地産地消を大事に作るオリジナルジェラートを、
横浜市青葉区の「Quattro Panchine」でぜひ、みなさんも味わってみてくださいね!

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