
今回は、神奈川産のブランド牛、「やまゆり牛」に注目しました!
まずは、厚木市酒井にある「神奈川食肉センター」におじゃましましたよ!
JA全農かながわ 食肉販売所の高橋昭二さんにお話を伺いました。
やまゆり牛は、神奈川県内5件の指定農場で年間500頭以上出荷。
特徴は、県内の指定農場で生産し、組合配合飼料で肥育した、和牛とホルスタインの交雑種。
味は和牛のように美味しく、お値段はお手頃なんです!
平成13年9月、国内で初めてBSE発生し、また牛肉の偽装表示の発覚で消費者は
「食の安全・安心」に不安を持つ状況に、食品表示の信頼性も損なう状態だったことから、
国も牛肉の安全・安心の確保に向けた「トレーサビリティー法」が平成15年12月からはじまったそうです。
こうした状況からJAグループの肉牛販売事業として県下のエーコープ店を通じて、
生産者の顔が見える牛肉の販売を始めたいとして「やまゆり牛」は誕生しました。
ブランド認定される条件は…、
・黒毛和牛(父)とホルスタイン(母)から生まれた交雑種であること。
・神奈川県下の指定生産牧場で真心こめて、1年以上飼育していること。
・JAの専用肥育配合飼料を給与していること。
・神奈川食肉センターで食肉加工した牛であること。
なんだそうです!
続いて、藤沢市打戻にある、やまゆり牛の牛舎におじゃましました!
生産者の湘南ファーム 部長の桜井 義輝さんにお話を伺いました。
こちらの牛舎でおよそ150頭。その中でやまゆり牛は80頭ちょっとだそうです。
その他、やまゆり牛の他、湘南和牛、さがみ牛。その他に横濱ビーフ、生粋かながわ牛などがいます。
エサにこだわっていて、おからやビール粕を与えているそうです。
そうすることで、脂に甘味がでるんだそうです!
ストレスの無い様に気をつけたり、病気を見抜いて治療したり、こまめに寝床の取り換えなどに気を使っているそうですよ!
さらに今回は、やまゆり牛を販売されているお店のひとつ、相模原市緑区向原にある「エーコープ城山店」にも行ってきました!
エーコープ城山店の店長、土橋秀之さんにお話を伺いました。
エーコープ関東一の大型店。
国産の農畜産物を優先的に販売していて、やまゆり牛は色んな種類を豊富に取り揃えている。
特にステーキが一番人気だそうですよ!
カルビを焼いていただき、美味しくいただきました!!
取材の後にサーロインステーキもいただきましたよ!
営業時間は、朝9:30~夜9:00。
定休日は元日のみです。
「やまゆり牛」は黒毛和牛とホルスタイン種、二つの品種の良さが活かされたブランド牛です。
美味しいお肉をお手頃価格で頂きたい!という方は、
「やまゆり牛」と書かれたシールが目印ですので、お店でぜひチェックしてみてください!
「エーコープ城山店」
http://www.acoop-kanto.co.jp/store/list/store_11.html