JA Fresh Market - Fm yokohama 84.7

川崎、雑煮めぐり

あけましておめでとうございます!
2015年最初のJA Fresh Marketは川崎へお雑煮めぐりに行ってきました!


はじめに伺ったのが、川崎市宮前区有馬で農業をされている持田あけみさん。
持田さんが営むカフェにおじゃましてきました!

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プチ軽井沢と表現されるように、
屋内は落ち着く雰囲気でお洒落な音楽が静かに流れていました♪
基本的にこちらは直売所なのですが
月の第2週から第4週の木曜日と金曜日が
カフェダイニング『ARIKA313』として営業されているそうです。

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早速ですが持田さんに、宮前区の昔ながらのお雑煮を出していただきました!

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綺麗にすんだお出汁、また器がとても上品です。
カフェ一帯に広がるゆずの香りが食欲をそそります♪


こちらは焼いたお餅に、
それぞれ丸く切った小松菜、大根、里芋、そしてすまし汁で作ったシンプルなお雑煮でした。
三日分のお雑煮の準備をして、主婦もお正月は休めるように、と教わったそうです。


お出汁はさっぱりしていて、とても美味しく、野菜も口の中でとろけました。
子供用には、彩りのため赤いナルトもいれてあげるそうです!
野菜を丸く切ってあるのは、家族円満ですとか縁起を担ぐ意味合いもあるそうです!

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持田さんのカフェは、今月15日16日からランチタイム営業をしますので、
是非足を運んでみてください!

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所変われば、お雑煮変わる。
続いては川崎区小田の五十嵐のり子さん宅におじゃましました。

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さて、同じ川崎市でもどれほど変わるのか?
早速お雑煮を出してもらいました!

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具材は、人参、里芋、大根、焼かずにそのままいれたお餅、小松菜、油揚げ、
そして仕上げに青海苔をかけるそうです!
お出汁はひと手間かけて粉末にした煮干しと、昆布からとったものです。


さっそくいただきましたが、仕上げにまぶした青海苔の磯の香りがとても良く
こちらも食欲をそそります。油揚げもお出汁にマッチしています。


またこの地域は農村地帯でほとんどの食材が自給自足、
お店も周りにそれほどなかったものですから、お肉やお魚の代わりに、
お豆腐屋さんの油揚げが、貴重なタンパク源として入っているそうです。

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それと、農家であるご家庭において、力仕事の多い男性人はたくさん食べるので、
お餅を焼いていれると時間がかかってしまうため、そのまま入れる風習になったそうです。
お雑煮は、こうした地域環境、家庭環境によって様々な作り方になることが分かりました。


同じ川崎市でも、まだまだたくさんのお雑煮があるそうですが、
みなさんのご家庭ではどんなお雑煮を食べていますか?
是非お母さん、おばあちゃんに話を聞いてみて、
他の人と比べてみるのも面白そうですね!


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