
今回は、横浜市青葉区鉄町(くろがねちょう)にある
『青葉ファームランド』におじゃまして、
こちらの三堀泰広さんにお話を伺いました!
ここでは、全国的にも珍しい通称『幻のキノコ』と呼ばれる
【タモギタケ】を栽培していました!
写真からも分かるとおり、見た目鮮やかな綺麗な黄色のキノコです。
栄養価も高く、味もよく短期間で収穫できるそうです。
タモギタケは、完熟菌床という真っ白になった菌床があれば、
わずか4~5日で咲いてしまうそうです。
お話を伺う中で、三堀さんも、
前回の新規就農者さんである藤野さん廣瀬さんと同じように、
まず初期投資の負担、そしてせっかく作った農作物も売る所がないと
仕事にならないため、その場所を確保することが大変だ、
ということをおっしゃっていました。
そこで、三堀さんは、作り手と売り手とを分け、農業を分業という形で行っています。
三堀さんが野菜作りに専念し、そして営業の方は、
緒方さん(上の写真のスーツの方)が行っています。
緒方さんに話を伺うと、農家さんも野菜を売りたい一方で、
実は野菜を欲している飲食店などは多いそうです。
緒方さんはその橋渡し役として、日夜動かれているそうで、
青葉ファームランドは機能しています。
何より三堀さんも緒方さんもとっても仲が良いのが伺えましたよ!
今回の貴重なタモギタケは、
JA横浜農産物直売所『ハマっ子』などの店頭販売の他、
青葉台に調理したものが食べられるお店があるということなので、
今回はそちらにも行ってみました!
青葉台から徒歩4分ほどにある、『横濱串工房 青葉台店』
総料理長の佐久間孝さんにお話を伺いました。
こちらのお店では、全国各地の農家さんから美味しい食材を、
佐久間さんが直接取引をし、
今秋からはすべてのメニューが国産というこだわりを見せています。
三堀さんのタモギタケは、他のタモギタケに比べても、
特別に美味しいものだそうで、早速それを使った料理を頂きました。
いただいたのは、豆乳、甘酒、八丁味噌を使った『菌活鍋』
真ん中に光り輝くタモギタケは見た目にも美しく、
また鍋にも美味しい出し汁が出ています。
タモギタケは口に近づけた瞬間、いい香りがしてきて、
食感もシャキシャキとし、噛むほどに旨みが増してとても美味しかったです。
鍋に入っている鶏肉も、山梨のブランド信玄鶏、
こちらは採りしたものを、新鮮なうちに調理するそうです。
お酒も豊富にあり、食材は地産地消を意識し、
すべて国産とこだわっています。
店内の内装もオーナーのセンスが光り、
落ち着いていてどこか暖かい雰囲気でした。
そんな横濱串工房~青葉台店~の詳しい情報は
下記のHPをチェックしてみてください。
これから忘年会シーズンとなり、
菌活鍋を使ったコース料理等もご用意ありますので、
是非横濱串工房さんに足を運んでみてはいかがでしょうか。
横濱串工房~青葉台店HP~
横濱串工房 公式HP