
今回は、神奈川県立中央農業高等学校にやってきました!!
こちらの高校の『養豚部』におじゃまして、顧問の巻島弘敏先生と畜産科2年生、
小原麻美さんにお話を伺いました。
こちらには酵母発酵パン飼料で育てられている珍しい豚さんが
いるということでやってきたのですが・・・
~酵母発酵パン飼料とは~
・県内のパン工場から排出される廃棄パンを主原料に、酵母発酵させた飼料。
・アルコール発酵なので、お酒のような匂いが特徴的。
・旨み成分に関わる遊離アミノ酸、肉を柔らかくする不飽和脂肪酸を多く含んでいる。
小原さん達は他にも、おいしい品種の掛け合わせや、エサの工夫など、
美味しい豚肉づくり日々を勉強しており、
今回の取材でも、普段の頑張りがとても伝わってきました!
酵母発酵飼料についてさらに詳しく探るため、
飼料を製造されている会社、株式会社エスピージーフコク常務の
矢満田正司さんにお話をうかがいました。
パン工場からパンを有価で引き取り、独自のブレンドした飼料と合わせ、
酵母菌を加える。こうしてアルコール発酵ができます。
アルコール成分を含む飼料は、香りも栄養の消化吸収もよく、
血行を促し健康にも良いそうで、豚にかかるストレスも少ないそうです。
ただ、酵母発酵飼料は水分が30パーセントと水分量が多いため
自動給餌機にかからず、エサまきは人の手作業になっています。
こうした作業では豚を大量に飼育することが出来ず、
そのために酵母発酵飼料で育てている豚は大変貴重なものとなっているそうです。
こうしてできた酵母発酵飼料の豚肉は以下の場所で食べることができます!
お肉の加工販売は、相模原市中央区の真田畜産、
食べられるお店としては大和市南林間にある『焼肉飛鳥』があります。
またエスピージーフコクの自社ブランド「myポーク」は
料理教室のホームメイドクッキングの講座で取扱いのほか、
川崎駅仲見世通りに12月オープン予定の炭火焼バル『ばね豚』があります。
こちらで是非この貴重な豚肉を味わってみてください♪
続いては、酵母発酵飼料でできた貴重なブランド豚「とん勝(とんかち)」が食べられる、
『焼肉飛鳥』さんにおじゃましました。お話を伺ったのは小川勲さんです。
こちらはお店を構えて約40年、
お肉は宮崎産の黒毛和牛を中心に力をいれ、
ほかにもキムチ、タレ、スープがすべて手作り!と、大変手が込んでいるお店です。
そして、ここでしか味わえない酵母発酵飼料で育てられた豚『とん勝』
一体どんなお味なのか早速いただきました!
まずは『豚バラ』
旨みが強く、赤身部分は臭みがなく食べやすい!
脂身が口の中でジュワッと溶け出し、柔らかくて大変おいしかったです!
続いては『豚トロ』
さっぱりして味わいで、歯ごたえも楽しみながら美味しくいただけました。
ちなみに豚トロは豚の肩周りの部分で、
1頭からだいたい800gほどしか取れない貴重な部位だそうです!
そして子供に大人気のウインナー
こちらは食べた瞬間に肉の旨みが広がり、とてもジューシーで絶品でした!
小田急江ノ島「南林間駅」から徒歩3分ほどにある『焼肉飛鳥』
最大70名様まで収容の宴会場を完備、また最近ではメニューに鍋や宴会メニューも用意し、
これからのシーズンだと忘年会新年会等にもご利用ください、とのことでした♪
こちらは1番人気の黒毛和牛厚切りステーキ↓
厳選された牛肉、自家製キムチ、特製のタレ・スープ、
そしてここだけでしか味わえない『とん勝』
詳しいお店の情報はこちらのホームページをチェックしてみてください↓↓↓
焼肉飛鳥HP
今日は1129(いい肉)の日ということで、
是非『焼肉飛鳥』さんに足を運んでみてはいかがでしょうか♪