
今回は、小田急小田原線「伊勢原駅」から車で10分程。
伊勢原市西富岡にある畑におじゃましました!
お話を伺ったのは、こちらで黒枝豆を育てていらっしゃる仲西栄治さん。
仲西さんは、荒廃地に若い農業参入者を入れていこうという強い思いのもと、
研修生の皆さんと一緒にこちらで農業をされています。
その活動の中で作られているのが、自然薯と黒枝豆。
こちらでは、自然薯の連作障害を防ぐという目的もあり、
黒枝豆が育てられているそうで、
次のシーズンまではこちらの畑で黒枝豆を育てる予定なのだそうです。
さっそく、伊勢原の秋の味覚のひとつ、
「伊勢原産 黒枝豆 ともちゃん」を頂きました!
味が濃く、一粒だけでもコクや深みがあり、満足感がありました。
緑の枝豆とは違う食感で、栗みたいなほっくりした感じ。
これがさらに色がもっとついてくると、味に深みがあって濃厚になるそうです。
農業従事者の高齢化によって荒廃地が増えていかないよう、
若い力を増やす活動をされている仲西さん。
すでに、3名の方が仲西さんのもとで研修をして、この黒枝豆を作っているそうです。
自然薯に続く、「かながわブランド」への登録を目指しているそうで、
さらなる品質の向上を目指していましたよ。
収穫の時期は11月5日頃までという事で、今まさに食べ頃な黒枝豆「ともちゃん」!
気になった方は、伊勢原の農産物直売所やスーパー等に置いてあるそうなので、
探してみて下さいね!
そして、伊勢原の秋の味覚 第2弾!
伊勢原市三ノ宮にある、
JAいせはら きのこ部会 委員長の深瀬浩一さんの
ご自宅におじゃましました!
敷地内には大きな栽培所がありました。
中に入ってみると…初めて見る光景が!
沢山のシイタケが棚になって、栽培されていました。
伊勢原市は、県内有数のシイタケ産地。
JAいせはら きのこ部会では、「原木栽培」ではなく、
おがくずを使った培地を土台にした「菌床栽培」を取り入れているのだそうです。
こちらで栽培されているシイタケの収穫は、ちょうどこの時期からスタート。
冬頃にピークを迎えて、4月いっぱいまで続くとのこと。
深瀬さんの奥さん、幸子さんにご用意して頂いたのが、こちら!
シイタケの裏返しした傘の中に、マヨネーズを入れて、
ハーブの塩をふって、オーブンレンジで焼き、すだちを添えたメニュー!
独特な臭みなどが無いのがこちらのシイタケの特徴で、子ども達にも人気!
それが「菌床栽培」の良さかもしれない、と深瀬さんはおっしゃっていました。
幸子さんにはもうひとつ、シイタケのおすすめレシピを教えて頂いたんですが、
生姜と昆布とシイタケを一緒にお醤油味で煮ると、つくだ煮風でおいしいそうです。
最後に、浩一さんにはおいしいシイタケの見分け方も教えて頂きました!
重要なのは、シイタケの色と、見た目の肉厚さ。それぞれの観点で新鮮さを見極める事。
新鮮なうちは石づき(軸の固い部分)も白く、傘も白いそうで、
そういうものを選ぶのがオススメなのだそうです!
深瀬さんご家族の愛が詰まったこちらのシイタケ!
農産物直売所「あふり~な」で販売されているそうです。
シイタケのコーナーで、深瀬さんのお名前を探してみて下さいね!