
今回は、東京都千代田区大手町にある、JAビルにおじゃましました!
場所は大手町一丁目。
大手町一丁目というと、金融機関や商社などの本社が集まるビジネス街。
その大手町に37階建てのJAビルがあり、
まずは4Fの屋上庭園「スカイガーデン」にお邪魔しました。
お話を伺ったのは、
こちらの管理マネージャーを務めていらっしゃる、川並三也さん。
里山を再現したそうで、茶畑や果樹園、田んぼ、
川を表現した水路が茂みの間を流れていました。
そして、室内から出てすぐ目に飛び込んできた「鳥居」には驚きました!
大手町神社と名付けられたこの神社は、
旧JAビル屋上にあった農協神社から移されたもの。
また、茶摘みや稲刈りといった収穫イベントもあるという事で、
楽しみもいっぱいの、見事な庭園でした!
こちらの「スカイガーデン」。
平日のみ午後4時まで解放されていて、JAの職員さんに限らず、
誰でもここへ来て休憩や昼食をとることができるそうです。
続いては、室内にある農業・農村ギャラリー「Minol(ミノーレ)」へ!
こちらは2009年6月に開館。
JAグループ全農が全国でどの様な活動しているのかをお知らせしています。
入口から入ってすぐの場所には、
月替わりで各JAグループの方々によるパネル展示を行っています。
今月はJA全農の出展で、東日本大震災からの復興の取り組みについての
パネル展示があります。
さらに奥に進むと、直売所が!
こちらは毎月第2木曜日と金曜日の2日間、「JAまるしぇ」と題して開催。
全国各地の特産品の紹介や、各地域の情報を直接消費者に伝えることにより、
農業や国産の農畜産物の良さをPRするため、価格等も通常よりも抑えているそうです。
月替わりの直売会ということで、取材当日は「宮城県」のまるしぇが行われていました。
来月の「JAまるしぇ」は11月13日木曜日と14日金曜日。岩手県のJAです。
また、農業・農村ギャラリーでは、さまざまなセミナーや講座が開催され、
和食のプロから学ぶ「温故知新」セミナー、農を伝える食育ソムリエ講座、
ベジフルティーチャーの旬果旬菜!食農講座などなど。
神奈川県の食材も今年度は3回提供しており、次回は12月。
来年1月には七草の販売と七草粥を振舞う予定だそうです。
続いては毎日500食も売り上げるというJAのお弁当販売エリア、
食のコーナー「旬」を取材しました!
「みんなのよい食プロジェクト」推進担当の菅野由美さんにお話を伺いました。
こちらでは、国産の野菜やお肉で作ったお弁当が販売されていて、
こちらの厨房で作られて炊き立ての状態で提供されるご飯は
白米、玄米、十六穀米から2種類、選べます。
ちなみに「みんなのよい食プロジェクト」とは…
JAグループが取り組んでいる、心と体を支える食の大切さ、
国産や地元産の農畜産物の豊かさを伝えようと推進している運動のこと。
おかずも、手作りのこった献立が詰めあわされていて、
1日500食売り上げるというのも納得でした。
誰もが好きな洋食メニューの鉄板も!毎週金曜日は「カレー」。
こちらも500円で販売されていて、数に限りがあるので早い物勝ちだそうですよ!
そして、特別弁当として毎日50食限定で販売しているお弁当が
女子栄養大学とコラボした「みんなのよい食弁当」。
大学が推進している「四群点数法」にもとづいて作っています。
「四群点数法」とは…食品を栄養素の4つのグループに分けて、
そのグループの食品をどの位食べたら良いか、
食事のルールを分かりやすく示したもの
「1群」…生命をつくる(乳製品・卵)
「2群」…力のもとになる(お魚・肉・大豆製品)
「3群」…体の調子を整える(お野菜・お芋・果物)
「4群」…エネルギーを蓄える(ご飯)
2週間ごとにメニューを変えて販売しています。
今回は運動の前後に食べると良い栄養素が摂れるお弁当!
スポーツの前には、途中でエネルギー切れにならない様に炭水化物と、
もうひとつ、必要な栄養素はタンパク質。
運動の後にタンパク質と炭水化物を摂ると疲労が軽減します。
そこでおかずには「鶏肉の梅マヨネーズ焼き」など、
主にそれらの栄養素が摂れるよう工夫されています!
「みんなのよい食弁当」は、ひとつ500円。
一日限定50食なので、早く売り切れる事が多いそうです。
メタボが気になる方や、健康的なダイエットをしたい方はぜひ、
ランチタイムの早いうちに買いに行ってみてはいかがでしょうか!
こちら、食のコーナー「旬」でのお弁当の販売は午後三時までとなっています。
また、「みんなのよい食プロジェクト」のホームページでは、
イベントやお弁当の紹介をしています!
こちらのブログの左側にもバナーが貼ってありますので、
ぜひ、そちらからチェックしてみて下さいね!