
今回は、小田急多摩線「栗平駅」から車で5分程、
川崎市麻生区にある栗林におじゃましました!
お話を伺ったのは、こちらで栗を育てていらっしゃる、
飯草康男さんと、奥さんの美通子さん。
住宅街や学校などがある地域の一角に、こちらの栗林がありました。
足を踏み入れてみると、沢山の栗の木と、
地面には熟して枝から落ちたイガ栗が所々に転がっていました。
こちらでは、三種類の栗(国見、ぽろたん、筑波)が育てられているそうですが、
その中でも今回注目してみたのが、「ぽろたん」!
なんでも、渋皮が付かずに簡単にむく事ができる栗、なのだそうですが、
詳しくお話を伺う前に、まずは栗の収穫体験をさせて頂きました。
熟して落ちていた栗を、手袋をしたままで拡げてむいてみました!
布のような皮の内側には、水滴もついていました。
一日にコンテナ5杯から6杯分ほどの栗を収穫されているという
奥様の美通子さんがおっしゃるには、
今年は例年に比べて一週間ほど育ちが早かったらしく、
取材した日でぽろたんの収穫は終わりなのだそうです。
数に限りがあり、とても貴重な栗、「ぽろたん」!
さっそく、頂いてみました!
名前の通り、ぽろっとむけて、ホクホク甘い!
他の品種の栗も頂きましたが、
皮のむきやすさも、味の違いも明確でした。
続いては、そんな貴重な「ぽろたん」も売っているかも??
という場所に向かいました。
小田急多摩線「黒川駅」から歩いて7分程のところにある
JAセレサ川崎 ファーマーズマーケット、「セレサモス」。
こちらで企画担当をされていらっしゃる、
石井裕二さんにお話を伺いました。
この時はまだ、飯草さんのぽろたんも売ってありました~!
ちなみにこの「セレサモス」。名前の由来が気になったのですが、
古代ギリシャ語で収穫を意味する「セリスモス」と
JAセレサ川崎の「セレサ」をかけた造語で、公募で決定したそうです。
取材に伺った時は平日のお昼どきでしたが、
それでも駐車場がいっぱいになるほど、沢山のお客さんがいらっしゃっていました。
こちらで今、オススメな食材として石井さんにご用意して頂いたのが、
水ナスと、秋ナス。とてもみずみずしく、
石井さんオススメの素焼きのほうは、うまみがたっぷり詰まっていました!
これから食欲の秋。
セレサモスは、川崎の農業の特徴で、
「適量多品目」といって、多くの種類の野菜を農家さんが作ります。
セレサモス自体が野菜の宝箱となっていて、
お買い物を楽しめるようになっているそうですよ!
ファーマーズマーケット セレサモス