
今週のレポートは伊勢原から。すぐ目の前には大山が臨める広~い赤土の畑の中で
長~く根を伸ばしているものとは?!今がまさに収穫の真っ盛りです。
おじゃましたのは、伊勢原市の高部屋地区にある「ファームいせはら」の畑。
こんなふうに透明のビニール袋を引っぱり上げて収穫する様子、何でしょう?
山芋の一種であり、日本原産の山芋の王様“自然薯(じねんじょ)”です。
長いものだと1.5メートルくらいはありそうな自然薯。こんなに長いのに
形を崩さず、折らずに収穫できるのにも秘密があります。それは…
ビニール袋に入った自然薯が、土の中で横たわるように根を伸ばしているから。
重ねられた芋の重みのおかげでたくましく、しっかりとした味の自然薯になります。
葉が枯れてくるとツルが自然薯自体と離れて、熟成されるのも美味しさのポイント。
滋養たっぷりの自然薯を美味しく頂きたい!ということで、ファームいせはらの
畑に続いて、伊勢原駅近くの自然薯料理の専門店を訪ねました。
伊勢原駅南口から徒歩4分の「自然薯屋 楽(らく)」。自然薯そのものも珍しいですが
自然薯料理の専門店があるとは。さすが、伊勢原の名産品です!
やっぱりそのまま摩り下ろした“とろろ飯”が一番美味しいのですが、さすが専門店。
醤油漬けに磯部揚げ、唐揚げ、出汁巻き玉子、ドレッシング代わりにもなるとは!
さらに自然薯で作った本格焼酎「大山男坂」「大山女坂」と一緒にどうぞ。
自然薯でたっぷりお腹いっぱいに、なんて贅沢な楽しみ方ですね!