JA Fresh Market - Fm yokohama 84.7

復活の味 足柄茶(5月5日放送)

夏も近づく八十八夜♪ 今週は、神奈川を代表するお茶「足柄茶」の茶摘み体験!
かながわブランドにも登録されています。取材したのがちょうど八十八夜の5日1日。

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訪ねたお茶畑は、小田原市荻窪の守屋栄治さんの畑。
見下ろした先には相模湾が広がり、穏やかな気候に恵まれた場所です。

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静岡出身の影山さんは茶娘姿で畑に登場。みずみずしく青々とした茶畑に映えますね!

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手で摘む際のポイントは「一芯三葉」。一本の芯、その下の葉は三枚のところで
ポキッと折るように摘みます。茶葉の大きさが揃い、きれいなお茶に仕上がるそう。

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この日は地元の芦子小学校5年生が総合学習で茶摘みを体験。手で摘んだ後は
機械での刈り取りを見学。大きな音を立てながら一気に刈り取っていきます。

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守屋さんの茶畑で摘んだ茶葉を持って、お茶の栽培と自宅工場での加工を手掛ける
南足柄市の菊池敏春さんの元へ。摘みたての茶葉を機械の中に取り込みます。

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およそ30年前、先代と一緒に工場での加工も始めたという菊地さん。
このプロセスでは下から風をあてて、茶葉が蒸れないようにします。

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見上げるほどの大きな機械に囲まれる工場。荒茶になるまでのプロセスは
全部でなんと4時間!温度や湿度を調節しながら丁寧に仕上げられていきます。

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たくさんの人の手を経て完成する「足柄茶」は、5月中旬頃からJAの直売所などに
並び始めます。ぜひ手にとって、今年の一番茶を味わってみてくださいね!

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