鎌倉まめヴィアージュ - Fm yokohama 84.7

【鎌倉の人、もの ~北鎌倉 葉祥明美術館 堀内重見さん~後半】

おはようございます! 食育DJの影山のぞみです。

「鎌倉まめヴィアージュ」154回目の放送では先週に引き続き【鎌倉の人、もの】として北鎌倉 葉祥明美術館の館長である堀内重見(じゅうけん)さんにお話を伺いました

堀内さんに北鎌倉 葉祥明美術館の館内をご案内いただきました。

エントランスを入るとすぐにあるのがミュージアムショップ。

葉祥明先生の絵本や書籍、ポストカードが数多く取り揃えられていて、額絵の販売もあります。

ショップグッズはまた後程、紹介します。

運がいいとミュージアムキャットの絵夢(えむ)くんにお出迎えしてもらえることも

入館料をお支払いしてまず入るのが、「企画展示室の部屋」。

2ヶ月に1回のペースでテーマを決めて企画展が開催されています。

今、開催中なのは、葉祥明画業50周年・ 葉祥明 絵本デビュー作『ぼくのべんちにしろいとり』。

4月7日(土)まで、半世紀前に描かれた絵本『ぼくのべんちにしろいとり』の絵本原画展を鑑賞することが出来ます。

次のお部屋が「油絵の部屋」。

葉祥明先生と言えば、広々とした緑の草原と透明感あふれる青空、そこにぽつんと描かれた家や木、人、動物たちといった優しく心和む画風の水彩画が思い浮かびますが、油彩画ではより大地や空に広がりや深みを感じました。

こちらの「聖者の行進」は大きなキャンバスに淡く美しい地平線と空と聖なる太陽が広がり、大地には蛇行した行列が続いていて、何とも見惚れてしまいます。

真っ暗な宇宙空間で瑠璃色に輝く星は見ていて吸い込まれるようで、ずっと眺めていたくなりました。

至る所に椅子やソファーがあるので、作品をゆったりと存分に鑑賞し、堪能することが出来ます。

季節によって展示も変化するそうなので、訪れる度に違う内容を楽しめるのも魅力の一つですね。

窓から光が差し込む階段で水彩画の作品を見ながらお2階に上がると、踊り場にはソファーや椅子が置かれ、沢山の葉祥明先生の絵本が並べられていました。

こちらに座ってしばし絵本を読みふけることも出来ます。

堀内重見さん:「ゆっくり絵本を読みながらくつろいでもらったり、または旅の疲れを癒してもらいながらうたた寝、なんていうのもいいかもしれませんね」

踊り場の向こう側には「お父さんの書斎」があり、重厚感のある家具やアート、書籍類等がセンス良く配置されたシックな室内と落ち着いた照明が「画家で詩人のお父さん」のお部屋という設定の空気感を演出していました。

お隣は「クロウドの部屋」。

自然光が差し込む明るいお部屋に世界各国のおもちゃコレクションが飾られて、元気で冒険心のある男の子らしい空間になっています。

そして、角にあるのが「リラの部屋」。

お人形やお花が置かれ、煌びやかなシャンデリアのある女の子らしいお部屋です。

堀内重見さん:「こちらはですね、私達はリラちゃんのお部屋と呼んでいるのですけれども、美術館が4人家族が住んでいたという設定にしていまして、お父さんとお母さんとリラちゃんと、それから、クロードくんという4人家族が住んでいた。そのリラちゃん、女の子のお部屋を模したものになっています」

両親と10歳のリラちゃんと5歳のクロードくんの一家が住んでいた洋館というイメージでつくられた建物と空間なのだそうで、美術館というよりも、お宅にお邪魔したかのような感覚になります。

堀内重見さん:「友人の家に遊びに来るような感覚で美術館に来てくださいというのが一つのコンセプトになっていますので、そのような設定になりました」


リラちゃんのお部屋の壁には、葉祥明先生の詩も飾られていて、その言葉に勇気づけられました。

絵本作家としても有名な葉祥明先生ですが、詩人としても活躍されていて、詩人としての作品を集めた「言葉の部屋」があります。

堀内重見さん:「これは葉祥明さんがこの美術館がどういったものであるかというのをご自身で確認するためのものであるし、それを表明することで皆さんにこの美術館をより良いように使っていただければという心を込めて書いた言葉があります。実は私達自身もこれを見て、この美術館をどういうふうにしていくかという道しるべにしていますね」

静寂で癒やしのある空間で美しい絵や言葉に触れて、安らぎのひと時を過ごすことが出来ます。

帰りに楽しみなのが、ミュージアムショップでのお買い物。

これまで販売してきた葉祥明先生の絵本やポストカード、オリジナルキャラクターのグッズ、額絵等が販売されています。

北鎌倉 葉祥明美術館で感じた感動や癒しを自宅に持ち帰れたり、大切な人にシェア出来たりするのはやっぱり嬉しいですよね。


堀内重見さん:「鑑賞するだけでなく、その心も持ち帰っていただけるような施設になっています。まさにここが葉祥明さんの作品の全てというふうに私達は考えています」

堀内さんのおすすめの絵本は「リトルブッダ」とのことでした

最後に堀内さんからFm yokohama 84.7をお聴きの皆さんへのメッセージをいただきました。

堀内重見さん:「FMヨコハマをお聴きの皆様、是非、北鎌倉に足を運んでいただいて、この緑豊かな自然を感じつつ、絵とか言葉、そういうものを体験として見ていただいて、次の日々の糧、元気になる糧にしていただければと思います」

堀内さん、絵夢くん、ありがとうございました!

来月4月22日(土)午後2時から、葉祥明先生によるミュージアムトーク&サイン会が開催予定です。

©北鎌倉 葉祥明美術館

日時:4月22日(土)14:00から15:00
予約:4月 1日(土)11:00〜 電話受付開始
   電話:0467-24-4860
テーマ:社会問題に向き合う絵本たち
参加費:入館料のみ(大人600円、中学生以下300円)

葉祥明先生に直接お会い出来る貴重な機会です♪

北鎌倉 葉祥明美術館 (yohshomei.com)

【住所】 〒247-0062神奈川県鎌倉市山ノ内318-4
【電話】0467-24-4860
【FAX】 0467-24-6536
【営業時間】 10:00〜17:00
【入館料】 大人 ¥600 小人 ¥300

https://www.yohshomei.com/

鎌倉まめやルミネ大船店のディスプレイが桜バージョンに模様替えしています。

店長の小澤久仁子さん鎌倉まめやルミネ大船店のディスプレイを担当されています。

桜に番傘を合わせるなんて雅で粋な演出ですよね。

和の器の上に飾られているのは「春のたより」(税込1,080円。中身はひな豆、紅白レーズン、麦パフきな粉チョコレート、大豆チョコレート、海鮮ミックス、マヨネーズピー、そら豆カレー、木苺のチーズケーキ豆の8種類が各2個、合計16個入り)で、今年は桜模様の巾着が新しいデザインでとても目を惹きます。

「春のたより」の間では、落花生クリエーターみなみともさんが手掛ける「落花生のナッツ君」が春のお茶会を催しています。

JR大船駅南改札口側の通路からよく見えますので、チェックしてくださいね。

お花見にピッタリなお豆さんや季節の豆菓子をお求めの際には、鎌倉まめやルミネ大船店を始め長谷本店小町通り店シァル鎌倉店、そごう横浜店鎌倉まめやオンラインショップ (mame-mame.com)をご利用くださいませ。

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