おはようございます! 食育DJの影山のぞみです。
「鎌倉まめヴィアージュ」138回目の放送では【鎌倉の人、もの】として先週に引き続き一条恵観山荘の長浜さんにお話を伺いました。
先週は一条恵観(えかん)山荘の素晴らしいお庭や建物について教えていただきましたが、園内には魅力あるスポットがまだまだあります。
喫茶「かふぇ楊梅亭(やまももてい)」もその一つ。
かふぇ楊梅亭の外観[写真提供:一条恵観山荘]
長浜さん:
「滑川を見下ろす位置に建っていて、甘味処となっております。こちらでは季節の上生菓子とお抹茶セット、あんみつなどが楽しめます」かふぇ楊梅亭のおしながき[写真提供:一条恵観山荘]
かふぇ楊梅亭の「抹茶と季節の主菓子」[写真提供:一条恵観山荘]
かふぇ楊梅亭の「白玉あんみつ ほうじ茶を添えて」[写真提供:一条恵観山荘]
緑萌ゆる紅葉の小径[写真提供:一条恵観山荘]
ちょうどこの時季には、滑川の清流と色付いた紅葉を臨みながら甘味やお茶を堪能できます。
かふぇ楊梅亭の室内から覗く紅葉[写真提供:一条恵観山荘]
晩秋の園内で一番の見どころを教えていただきました。
長浜さん:
「鎌倉市内を流れる滑川沿いの紅葉の小径でしょうか。ここは紅葉が黄色、オレンジ、赤と
きれいにグラデーションしていく様が見られてとてもオススメです」紅葉の小径から眺める滑川の穏やかな流れと小鳥達の優しい声に癒されます。
護岸工事がされている箇所が多い滑川なので、昔と変わらず自然な姿が残っているのは貴重です。
紅葉が色付いたピーク時のお写真をいただきました。
紅葉の小径[写真提供:一条恵観山荘]
こちらは鎌倉でも海岸から離れており、塩害が少なく、例年11月上旬から徐々に色づき始めるそうです。
↑↓長浜さんに今週11月14日(月)時点での園内の紅葉の状況を送っていただきました。
紅葉の小径の端、かふぇ楊梅亭の下段の門をくぐると砂利敷きの庭園になっています。
そこにひっそりとハート形の椅子があり、こちらも見逃せないフォトスポットですね♡
この形は「猪目(いのめ)」と言ってイノシシの目の形から来ているそうで、魔除けの意味があるとされ、西洋からハートマークが入ってくる前から神社や仏閣に用いられているとのことでした。
園内の長浜さんイチオシポイントを教えていただきました。[写真提供:一条恵観山荘]
長浜さん:
「上を見上げれば紅葉なんですけども、最近は蹲踞(つくばい)や様々な鉢に季節のお花を浮かべた花手水(はなちょうず)が大変人気となっており、こちらもフォトスポットになっています」
この日も至る所に美しい花手水が見られました。
花手水を見付けるために園内を隈なく散策したくなります。
他の季節の花手水も見てみたくなり、長浜さんにお願いしてお写真を送っていただきました。
[写真提供:一条恵観山荘]
[写真提供:一条恵観山荘]
[写真提供:一条恵観山荘]
[写真提供:一条恵観山荘]
どれを取ってもお花そのものはもちろんのこと、その組み合わせ、色合い、配置が美しく見事なこと!
花手水や園内のお花、木々の季節の移ろいを愛でるために何度も訪れたくなりますね。
そして、私のお気に入りがこちら「恵観の水占い」。
受付で200円を納め、水占いの用紙を1枚を選んで、お庭へ向かいます。
御幸門を越えると山荘の手前、右手に編笠門があり、くぐり抜けて江月庵へ。
↑編笠門の屋根は重ね合わせた銅板葺きの屋根が編笠の様にふくらんだカーブを描いていました。
恵観公に手を合わせた後、手前にある水占い処に進みます。
この日は白菊と青紅葉を浮かべた蹲がありました。
この蹲に「恵観の水占い」の用紙を浮かべると・・・
真っ白だった紙に文字が浮かび上がり、月が色付きました。
この様子は私のTwitterに動画をアップしておきますのでご覧くださいね。
乾くとまた文字は秘められるので、持ち帰ってお家でゆっくり眺めるもよし、水占い用の結所に結ぶもよし、何とも風流な体験が出来ました。
一条恵観山荘では、訪れる人を愉しませようと趣向を凝らした恵観公の心が現代にも息づいています。
最後に長浜さんからFm yokohama 84.7をお聴きの皆さんへのメッセージをいただきました。
長浜さん:
「駅から少し離れてはおりますが、季節の移ろいを大変感じられる場所となっております。若い方からお年寄りまで是非、足を運んでいただければと思います。どうぞ宜しくお願い致します」
これから12月上旬頃まで紅葉が見頃となり、年内12月11日(日)までは休まずに営業しているそうですので、是非、お立ち寄りくださいね。
長浜さん、ありがとうございました!
紅葉の小径[写真提供:一条恵観山荘]
一条恵観山荘
〒248-0003 神奈川県 鎌倉市浄明寺5-1-10
TEL:0467-53-7900
【開園時間】10:00~16:00(最終入園15:30)
【休園日】シーズンにより異なります
国指定重要文化財 一条恵観山荘 京都から鎌倉へ移築されし名邸 (ekan-sanso.jp)
[写真提供:一条恵観山荘]
一条恵観山荘にもある円窓は外に広がるお庭の風景を一枚の絵の様に映し出してくれますが、鎌倉まめやルミネ大船店では店内にその円窓を作り、紅葉の季節を表現しています。
店長の小澤久仁子さんが明月院の円窓をイメージして作ったのだそうで、落花生クリエーターのみなみともさんが手掛ける「落花生のナッツ君」の作品と相まって見事に再現しています。七五三のお祝いシーズンなので着物の帯を添えて。落花生の和尚さん&狸さん達も可愛い♪
「秋の豆菓子 かご入り」(税込1,080円)や豆の彩(税込1,458円)等、この時季に雅な贈り物はいかがでしょうか。
季節のお豆さんをお求めの際には、鎌倉まめやルミネ大船店を始め長谷本店や小町通り店、シァル鎌倉店、そごう横浜店や鎌倉まめやオンラインショップ (mame-mame.com)をご利用くださいませ。
*****************************************************************************
「鎌倉まめヴィアージュ」では、あなたのオススメのお豆料理・野菜料理のレシピや、鎌倉のオススメスポットの情報をお待ちしています。
メールアドレスは
mame@fmyokohama.jp
・鎌倉のオススメスポット情報(無くても構いません)
・お豆料理・野菜料理の料理名、材料と作り方(ごく簡単な記載でもOK! 例)「焼き豆腐」水切りした絹豆腐を胡麻油で両面焼いたら、お醤油と鰹節、千切り大葉をかけて出来上がり♪ etc・・・ 冷や奴や納豆のオススメの食べ方やちょい足しアレンジも大歓迎です♪)
・ラジオネーム
・お名前
・住所
・電話番号
を書いて、メールを送ってください。
送ってくださった方の中から毎月2名様に鎌倉まめやさんからお菓子詰め合わせをプレゼントしますので、是非、応募してくださいませ♪
鎌倉まめや HP
鎌倉まめや Twitter
鎌倉まめや Facebook
鎌倉まめや Instagram
*****************************************************************************