【鎌倉の人、もの】
【鎌倉の人、もの ～収玄寺境内 蕪珈琲 片野順子さん～】
おはようございます！ 食育DJの影山のぞみです。
「鎌倉まめヴィアージュ」132回目の放送では【鎌倉の人、もの】として収玄寺の境内にある蕪珈琲(かぶらこーひー)の店長の片野順子さんにお話を伺いました。
先週、ご住職の片野玄斉さんにお話しを伺った収玄寺は江ノ電「長谷駅」から徒歩1分程。
↑鎌倉まめや長谷本店前から見た収玄寺の境内と蕪珈琲の看板(写真左端下)。
蕪珈琲は収玄寺の門の手前角を入るとすぐの所にあります。
2019年の8月にオープンした蕪珈琲は、お洒落でアートな雰囲気が感じられる佇まいです。
収玄寺の境内からも入ることが出来るので、四季の草花が見られるお庭を眺めてから蕪珈琲に入るのもおすすめ。
この季節は秋の花々が咲いています(お花の種類は先週の記事をご覧くださいね)。
「四条金吾邸址」の大きな石碑を店内から見ると・・・
境内の緑や花と共に裏側をじっくり眺めることが出来ます。
今回、お話を伺った片野順子さんはご住職の片野玄斉さんの奥様です。
まず、こちらの蕪珈琲がこちらにオープンした経緯を教えていただきました。
片野順子さん：
「もともと民家として収玄寺が一般の方にお貸ししていて、空き家になった為、取り壊そうかと思ったところ、場所的に重機を入れる作業が難しく、壊すのが大変だったんですね。それならば、逆に活用する方法はないかと思い、あぐねていたところ、息子がカフェをやってみたいと言い出したのがきっかけです。更に私が東京芸大の建築学部の先生と知り合いで、その研究室のプロジェクトとなり、大学院生がデザインし、制作した椅子やテーブルもあります」
↑順子さんのお話しにあった大学院生がデザインし、制作した椅子はデザイン性と実用性を兼ね備えたモダンなスタイル。
店名にある蕪の絵画も目を惹きます。
アナログのレコードプレーヤーがあり、店内BGMを奏でています。
壁にはメニューが書かれていて、フルーツサンドやスムージー・・・
本日のおすすめの珈琲と、気になるラインナップが♪
お店の人気メニューを伺いました。
片野順子さん：
「蕪コーヒーでは、ブレンド、グアテマラ、エチオピア、ケニア、コロンビア、インドネシア、ブルーマウンテン、マンダリン、ゲイシャ、コピルアク、ハワイコナ、ハワイカウアイなど、12種類のコーヒーを用意しており、お客様のお好みで豆を選んでいただき、その場で挽いてハンドドリップで淹れています。また、御客様のお好みでコーヒーカップもお選びいただきます。
コーヒーと一緒に是非召し上がっていただきたいのが、ホームメードのケーキや、季節のフルーツを使ったサンドイッチです。
今ですと、巨峰や梨などをお勧めしています」
そのフルーツサンドイッチやケーキ等は全て順子さんの手作り。
サンドイッチはオーダーを受けてから作ってくれます。
美味しさを優先し、作り置きはしません。
コーヒーは、世界各国のコーヒーの中から・・・
順子さんのおすすめの「コピルアック」(1杯3,000円)をオーダー。
コピルアックは、インドネシアで熟したコーヒーチェリーをジャコウネコが餌として食べ、消化されずに排泄されたお豆を集めて洗浄したもので、大変希少な「世界一高価なコーヒー」とも呼ばれています。
好きなカップを選ばせていただいて(私は鎌倉の海・空・雲のような青・空色・白のカップをセレクト)・・・
ハンドドリップで心を込めて淹れてくださいます。
この日のおすすめの洋梨と巨峰のフルーツサンドとコピルアックです。
ミルキーですっきりとした甘さのマスカルポーネチーズが洋梨と巨峰のフレッシュな香りと甘酸っぱさを包み込んで、しっとり少し厚めのパンと絶秒のバランスでした。
その後に、酸味が少なくさっぱりとした飲み口のコピルアックをいただくと、ちょうど良かったです。
更には、特別にご住職が焼かれた出汁巻き玉子をサンドした玉子サンドもいただきました。
お出汁や甘さがちょうど良く、たっぷり厚めの玉子が嬉しいです。
最後に鎌倉市観光協会の広報の小室裕司さんイチオシのガトーショコラもお味見させてくれました。
外側はサクッカリッと、中はしっとり濃厚なチョコ味で、贅沢な味わいでした。
美味しいスイーツとコーヒーを御馳走様でした！
最後に順子さんからFm yokohama 84.7をお聴きの皆さんへのメッセージをいただきました。
片野順子さん：
「蕪珈琲は、一歩足を踏み入れたときから、お客様のお好みに合った時間と味を提供したいと考えております。まずは御席をお選びいただき、12種類のコーヒー豆、コーヒーカップ、それに合わせたデザート、フルーツサンドイッチであれば、そのフルーツなどを選択していただきます。選ぶ楽しさも、お客様に味わっていただきたいです」
収玄寺の参拝される際には、是非、前後に立ち寄って、ゆっくりとお庭を眺めながらスイーツやコーヒーを堪能してみてくださいね。
片野ご住職、順子さん、ありがとうございました！
蕪珈琲 kaburacoffee
住所 神奈川県鎌倉市長谷2-15-14 収玄寺境内
アクセス 長谷駅徒歩1分
営業時間：13:00〜17:00
定休日 不定休
＊営業予定はインスタグラムをご覧ください
蕪珈琲 kaburacoffee(@kaburacoffee) • Instagram写真と動画
鎌倉まめや長谷本店のディスプレイが模様替えしています。
秋の味覚×ハロウィンバージョンになりました。
秋をイメージしたマスカット・アプリコット・湘南ゴールド味の三種の味のミックス「豆の果」(税込378円)。
今月のお豆さんの「ハロウィンナッツ」(税込378円)は、紫芋クリーム味とかぼちゃプリン風味のミックスで今月限定です。
季節の豆菓子「秋の豆S」(税込432円)や「秋の豆L」(税込972円)等、この時季のおすすめのお豆が詰まったアソートも取り揃えています。
ハロウィンにピッタリなアソート「ハロウィンセット（巾着）」(税込864円)は飾ってもよし、食べてもよしで、おうちハロウィンを楽しめます。
お買い物の際には、鎌倉まめや長谷本店のディスプレイを担当されている桑田さんのコーディネートアイテムや落花生クリエーターのみなみともさんが手掛ける「落花生のナッツ君」の作品もチェックしてみてくださいね。
ハロウィンのスイーツや季節のお豆さんをお求めの際には、鎌倉まめや長谷本店を始め、小町通り店、シァル鎌倉店、そごう横浜店、ルミネ大船店や鎌倉まめやオンラインショップ (mame-mame.com)をご利用くださいませ。
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