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緑豆の『お豆のチカラ』

こんにちは! 食育レポーターの影山のぞみです。

今日は「お豆のチカラ」と題して、緑豆について御紹介しました。
緑のと書く緑豆ですが、日本では緑豆と言うと、お豆としてはあまり食べる機会が少ないかもしれませんね。 

でも、「緑豆もやし」「緑豆春雨」だったら、食べた事や聞いた事が多いかもしれません。
「緑豆もやし」緑豆を暗い所で発芽させたものです。
緑豆はデンプン質が多く、そのデンプンで作ったものが「緑豆春雨」になります。

緑豆
は、粒の長さが5㎜程で小豆よりも小さく、普通のお豆のように一晩水に浸ける必要がないので、使いたい時に茹でるだけで利用出来、湯がくとホクホクになります。

緑豆の莢 出典:公益財団法人 日本豆類協会

インド原産で、現在は主に東アジアから南アジア、アフリカ 等で栽培されていて、日本では17世紀頃に栽培の記録がありますが、今はほぼ全量を中国から輸入しています。
緑豆の出芽 出典:公益財団法人 日本豆類協会

緑豆のお花 出典:公益財団法人 日本豆類協会

中国では、月餅の甘い餡や、お粥のような料理の材料としても食べられています。
香港やシンガポール、ベトナム、カンボジアでは、甘く煮てお汁粉の様なデザートにする事が多く、ベトナムのスイーツとして有名なチェーは緑豆がたっぷり使われていて、日本にあるベトナム料理店の定番デザートになっています。↑以前、番組で紹介したカンボジアのバンチュヌアは緑豆がメイン。
カンボジアのオンソーム

インドやネパールでは、緑豆をスープにしたり、お米と炊きあわせたりと、広く食べられているのですね。

そんな緑豆にはポリフェノールが豊富で、血糖値の上昇を抑制する効果のあるα-グルコシダーゼ阻害作用があると言われています。
何気なく食べているもやし春雨も、お豆である緑豆が原料になっている事を意識して食べてみると、緑豆をもっと身近に感じられるかもしれませんね。

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