
本日の日本茶クイズは…
『360℃どこからでも注げる
急須がある⁈ Yes or NO?」
答えは、YES!あります。
「360(さんろくまる)KYUSU」
です。こちら、日本茶をテーマにした
カフェnana’s green teaを展開
する株式会社 七葉が、昨年秋に
発売した急須です。
でも、360℃どこからでも
注げるってどういうこと?と
不思議に思いますよね。
実は、「360KYUSU」には、
急須の注ぎ口がありません。
注ぎ口の代わりにシリコン製
の蓋の内側には、ぐるっと一周
スリットがはいっています。
このスリットにより、お茶は
でるけど、茶葉は出ないという
仕組みになっているんです。
(すごいっ!)しかも、茶葉
とお湯を入れて待っている間、
お茶の葉がもわわ~んと広がる
様子を愛でられるのもうれしい
ところです♪
「360KYUSU」でお茶を淹れ
た茂木さんは…
・本当にどこからでもお茶が
注げるのにびっくり!
・ちゃんとお湯が切れて、
液だれせずに、最後のひと雫
まで注げるのが感動!
・最後までしっかり注げたので
お茶も美味しくはいる。これなら
旅行先に持っていくのにいい。
もちろん、日常使いにもイイ♪
ということでしたよ。
「360KYUSU」の素材は、
哺乳瓶などにも使われるトライ
タン。強度があるので、落とし
ても割れにくく、お湯を入れた
急須を持っても熱くありません。
また、急須には一回り小さな
湯のみが中に入っていて、
これでお茶が飲めるようになっ
ています。しかも、湯のみは、
急須にすっぽりおさまる入れ子
スタイル。場所もとらないのが
うれしいところ。さらに、感動
したのが蓋です!蓋には、茶葉
をいれられるようになっている
んですよ~。なんという心憎い
デザインでしょう。
この「360KYUSU」は、
富士山グラスなどで知られる
プロダクトデザイナーの鈴木
啓太さんが担当され、今年、
世界三大デザイン賞の「Red
Dot Design Award」を受賞
されました♪
株式会社 七葉の代表の朽網
さんに、なぜ「360KYUSU」を
作ろうと思ったのか伺った
ところ、茶生産者の方々に
お話する機会が多い中で、
お茶の消費量が減っていると
いう話を、朽網さんは、何度も
聞いたそうです。
そこで、お茶の消費をあげる
ために、”道具を変えたら、お茶
を淹れる楽しみを提案できるん
じゃないだろうか”と考えたそう
です。また、ティーバッグだと
深蒸しのような(目の細かい)
お茶が美味しく入りますが、
急須を使えば、リーフのお茶の
本来の美味しさ、繊細な香り
なども引き出すことができる!
と思われたんだそう。そこで
朽網さんは、新しい急須の開発
を開始。プロダクトデザイナー
の鈴木さんとともに、試作を
重ねられました。
現在、nana’s green teaは、
国内70店舗、海外では13店舗
を展開していらっしゃいますが
お店でもこの「360KYUSU」
を使っていらっしゃるそうです。
壊れにくいと喜んで購入される
方やプレゼントに何個も買って
いかれる方もいて、ずいぶん
売れているそうです!なお、
出汁をとるのに使っている方も
いらっしゃるそう。(昆布と
かつお節とお水をいれて、冷蔵
庫に入れるだけで美味しい出汁
ができるんですって)
「360KYUSU」は、オンライン
ショップとお店でも購入でき
ます。(買いに行かれる方は、
事前にお店にご確認くださいね)
※なお、お茶を注ぐときは、
蓋を指で優しく押さえれば
ちゃ~んとお茶が出ます♪
(最初、番組スタッフは、
ぎゅうぎゅう押さえてしまい
ました(笑))
◆nana’s green teaはコチラ♪
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