本日の日本茶クイズは…
『玉露を使ったほうじ茶は
ない?! Yes or NO?』でした。
答えは、NO!あります。
高級な玉露を使ったほうじ茶、
その名も〈玉露ほうじ〉と
言います。こちら、先週ご紹介
したFOODEXで出会いました。
(とんでもなく美味しかった…) ![]()
玉露自体が、高価なお茶ですので
それを焙じた〈玉露ほうじ〉は
とても珍しい存在。そんな玉露
ほうじを作っているのは、京都
宇治田原町で80年以上続く
吉野園茶舗です。ほうじ茶を
メインにしているお茶屋さんで、
特徴は、独自の浅煎り焙煎。
お茶の美味しさやうまみが失わ
れないように焦がさないよう、
独自技術で浅く焙煎している
そうです。![]()
一般的にほうじ茶と言ったら、
茶色やこげ茶の葉や茎を想像する
と思いますが、吉野園茶舗の
ほうじ茶は、淡い緑・淡い茶色の
ような色をしています!![]()
吉野園茶舗の小西さんに伺った
ところ、玉露ほうじが生まれた
のは、偶然の出来事からでした。
一昨年の夏、数種の玉露を袋詰め
しており、各々少しずつ玉露が
余ったそう。その時、たまたま
焙煎機が回っていたので、種類の
違う少量の玉露をまとめて焙煎機
に入れ、出来上がったものを
飲んでみたところ…「めっちゃ、
うまい!」とびっくりしたそうなんです。
その後も来客があった際に出した
ところ、「美味しい!なにこれ?」
など反響があり、秋に、商品化
されたのだとか。これまで宣伝を
しておらず、初めてFOODEXで
大勢の人に飲んでもらったそうです。![]()
吉野園茶舗の〈玉露ほうじ〉と
〈かりがねほうじ〉を飲んだ
茂木さん。
・浅煎りがとにかくイイ仕事を
してる!
・香ばしい香りも上品な味わいも
どちらも両面で楽しめるお茶。
まず、いい香りが鼻にぬける。
その後、口に含むとお茶の豊かな
味わいがしっかり広がり余韻に
ひたれる…。冷茶でも美味しそう
だなぁ。
ということでした。
なお、ほうじ茶といえば、熱湯で
いれるものが多いのですが、
〈玉露ほうじ〉は80℃のお湯で
淹れるのがおススメ。これは、
良いランクの玉露を使っている
からなんだそう。また、吉野園
茶舗には、〈かりがねほうじ〉や
〈ほうじ茶ラテ〉もあります。
こちらもおススメです。(小西
さん曰はく、吉野園茶舗の
ほうじ茶ラテを飲むと、ほうじ茶
の味がしっかりしていて、他の所
に戻れなくなるお客さんが続出
だそうです)
気になった方、ぜひチェック
してみてくださいね。お茶は、
吉野園茶舗のサイトやお電話で
購入することができます。
◆吉野園茶舗のオンラインストアはコチラ♪
◆吉野園茶舗のInstagram
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