NIPPON CHA 茶 CHA - Fm yokohama 84.7

兵庫で300年続く茶園を継承?!〈仙霊茶〉をご紹介☆

本日の日本茶クイズは  
『兵庫県に300年続く茶産地が
ある?!  Yes or No?』
…答えは、YES!あるんです。

今日は、300年以上続くお茶の
産地、兵庫県の神河町の仙霊茶
をご紹介しました。
この地でお茶づくりが始まった
1716年のこと。きっかけとなっ
たのは、お寺の住職が「気候風土
にあっている」とすすめたから
だったそうです。そして、
1725年には京都の宝鏡寺の宮様
から「仙霊」という名を賜った…
という誉れあるお茶なんです。

けれど、神河町の茶園は、8年程
前に廃園の危機にありました。
危機を救ったのは、お茶好きでは
なかったという野村俊介さんです。

サラリーマンだった野村さんは、
同窓会で再会した同級生が自然
栽培で農業をしていたことから、
その生き方に興味を持ち、農業に
飛び込んだ方。(なんという行動
力でしょう!)そこでお茶とは
違う作物を作っていた野村さん、
ある日茶業をやりたいという後輩
の付き添いで神河町の茶園を訪れました。

(SENREIのHPより)

この茶園に野村さんはすっかり
魅了されましたが、なんと後輩は
茶園の広さのせいか辞退。かわり
に、野村さんがこの茶園をやる
ことにしたんだそうです。2年間
地元の方に並走してもらい、
お茶づくりを学び、2018年には
茶園を継承!7haもの広さの茶園
で、無農薬無肥料の自然栽培で
お茶づくりを行っています。

現在は、〈SENREI〉ブランドを
立ち上げ、煎茶、ほうじ茶、紅茶
白茶などさまざまなお茶づくりと
その販売、さらに茶園カフェや
茶園オーナー制度もやっていらっ
しゃいます。

山のへりにある茶園は岩盤質で、
井戸を掘るのが難しく、お水は、
沢の水を使用。茶の葉を蒸す時も
このお水を使っているんだそう
です。(これが美味しさの秘訣
かもしれません♪)

仙霊茶ブランドには、ローズ煎茶
やいちご紅茶、ほうじ茶チャイ
など沢山の種類がありますが、
今回は、その中から煎茶と黒文字
ほうじ茶をいただいてみました♪ 
     
茂木さんの感想は…
・煎茶は(Teabag)は、味わい
がしっかり感じられて、どこか
懐かしさのある気品あふれる
味わい。

・黒文字ほうじ茶は、茶園に自生
する黒文字が Teabagの中に、
ほうじ茶と一緒に入ってるんです
けれど、黒文字の爽やかで甘い
香りがほうじ茶の香ばしさと
重なりあって奥深い華やかさを
感じた。美味しかったなぁ♪
(このほうじ茶、一番茶を使って
いるそうです)

そして、お茶のパッケージが
アーティスティックな感じと
和がミックスされたような
洗練されたデザインで素敵。
ギフトとして差し上げても喜ばれそう♪

ということでしたよ。


ご紹介した
仙霊茶は、オンライン
ショップで購入できます。また、
先週ご紹介したジャパンティー
フェスティバルにも出店予定。
フェスでは、和紅茶づくりに人生
を賭ける若き女性、丸山さんに
よる〈UKIYO TEA〉という姉妹
ブランドのお茶も出るとのこと。
こちらも、ぜひ皆さんチェック
してみてくださいね♪

◆〈仙霊茶〉コチラから♪


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