
本日の日本茶クイズは…
『徳島県に”阿波番茶”以外の番茶
がある?! Yes or NO?』
答えは、YES!あります。
徳島県三好市の曲風園の歩危番茶
です。歩危(ぼけ)番茶とは、
なんとも不思議な名前ですが、
地名からつけられた名前です。曲風園は、国の名勝になっている
徳島県の大歩危・小歩危の近くに
あるお茶農家さん。大歩危峡は、
天然のウナギがとれるほど(!)
の美しい河が流れる渓谷で山深い
ところだそう。そんな山の急傾斜
の茶畑で作られているのが、歩危
番茶(無農薬)なんです。この
番茶は、秋に摘んだお茶を蒸して
天日乾燥させたら一年以上常温で
熟成させ、販売前に仕上げの乾燥
=火を入れているんだそうです。
歩危番茶をいただいた茂木さん…
まずそのルックスに釘付け(笑)
大きめのクラフトの袋にぎっしり
お茶の葉が詰められています。
香りは、少し酸みもあるような…番茶の味については…
・どこか懐かしい。ほっとする
味わいがふわふわっと体中に
染みわたる!
・優しくてじんわり。体も心も
温まる優しい味わい。
ハーブティーや健康茶にも近い
味わい♪
ということでした。なお、徳島の
阿波番茶は発酵させていますが、
こちらは発酵茶ではないそうです。
この曲風園では、現在3代目の
曲大輝さんが無農薬でお茶を作っ
ていらっしゃいます。曲さんは、
日本茶インストラクターに加え、
茶審査技術八段(茶師八段)で、
お茶づくりの腕前も確かなもの。こちらの煎茶もと~っても美味し
いんですが、曲風園では、和紅茶
も作っています。地元の無農薬の
すだちを使った〈すだち和紅茶〉
は、今年の日本茶アワードで
高宇賞を受賞されました。
〈すだち和紅茶〉は、すだちの
酸っぱさとフレッシュな香りが
ふわっとする紅茶で、朝目覚める
時に飲みたい、さわやかなお茶
でしたよ。
怖いほどの傾斜だけど美しい山の
茶畑で丁寧に育まれたお茶♡
皆さんにも、ぜひ飲んでいただけ
たらうれしいです。なお、歩危
番茶には、炒ったほうじ番茶の
〈炒り歩危番茶〉もあります。
曲さん、こちらもおススメとの
ことでした!気になった方、
曲風園のHPをのぞいてみて
くださいね。
◆曲風園のHPはコチラ!
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